RSS2.0【糖質25％カット】なのに濃くて旨い！ 『糖質オフ クラッツ＜チキンの黒胡椒仕立て＞/ チーザ＜Wチーズの黒胡椒仕立て＞』【ダイエット】
ビールによく合う糖質オフ
おつまみスナックとして人気の「クラッツ」と「チーザ」ブランドから『糖質オフ クラッツ＜チキンの黒胡椒仕立て＞/チーザ＜Wチーズの黒胡椒仕立て＞』が新登場。食感や旨味はそのままに、通常品よりも糖質を25％カットしたことで気兼ねなく食べられるようになったヘルシースナックだ。でも、糖質が減ると味がそっけなくなるのが普通だ。そこのところを確認してみよう。
ロカボ提唱の適正糖質値クリア！ 濃くて旨いのにヘルシーなおつまみ
2005年に発売されたカリッと食感とスパイシーな旨味が特徴の「クラッツ」と、2008年に発売されたカリカリ食感とこんがりチーズが特徴の「チーザ」。いずれもお酒にあうおつまみスナックとして長年愛されているロングセラー商品だ。
「クラッツ＜ペッパーベーコン＞」、「チーザ＜チェダーチーズ＞」と同重量で比較して糖質25%オフ
しかし、近年の健康ブームによりおつまみにもヘルシーさが求められている。量を減らしたり、別のものに変えたり試行錯誤を繰り返している人もいるだろう。そんな人びとのために江崎グリコ（大阪府）が開発したのが、『糖質オフ クラッツ＜チキンの黒胡椒仕立て＞/チーザ＜Wチーズの黒胡椒仕立て＞』（2022年7月19日発売）。従来商品より糖質を25％カットしたヘルシーおつまみである。
原材料から穀類を減らし、代わりに性質の似た食物繊維を配合することで、そのままの食感や旨味を実現したとのこと。1食（1/2袋）あたりの糖質は10g以下となっている（ロカボの提唱するおやつの適正糖質値をクリア）。
とはいえ、原材料が変われば味わいはどうしても変わる。これは避けられない事実。これをいかに違和感なく仕立てるかがメーカーの技術力だ。さっそくその味わいをたしかめてみよう。
『糖質オフ クラッツ＜チキンの黒胡椒仕立て＞』を食べてみた
まずは『糖質オフ クラッツ＜チキンの黒胡椒仕立て＞』（42g・実勢価格 税込151円）から。「クラッツ＜ペッパーベーコン＞」よりもアーモンドの比率を20％アップし、さらに黒胡椒と白胡椒を掛け合わせてチキンの旨味を引き立てることで、味わいの変化を最小限にとどめている。
糖質オフ後の値は、1食（21g）あたりエネルギーは209kcal、糖質は8.9g、食物繊維は3.45g
パッケージは塩胡椒がたっぷりかかったチキンの写真。チャックのない袋なので、分けて食べる際は湿気ないようにご注意。
チキンと胡椒、そして小麦が香るスナックらしい印象。
1つつまんで口の中へ。カリッザクッと少し硬めの食感とともに、チキンの旨みが爆発する。パッケージの写真にあるような、粗びきの塩胡椒がしっかりと効いた味わい。最初から最後までこの味が続くから1粒で満足感が得られるし、なにより早くビールを流し込みたくなる。
少し惜しいのは、あまりに塩胡椒が利きすぎているせいでアーモンドの増量感があまり実感できないこと。じっくりと風味を感じれば確かにいるのは間違いないのだが、お酒が入っているときには難しいかも。
『糖質オフ チーザ＜Wチーズの黒胡椒仕立て＞』を食べてみた
糖質オフ後の値は、1食（20g）あたりエネルギーは105.5kcal、糖質は6.05g、食物繊維は2.55g
続いてはカマンベールチーズとチェダーチーズを使った『糖質オフ チーザ＜Wチーズの黒胡椒仕立て＞』（40g・実勢価格 税込216円）。「チーザ＜チェダーチーズ＞」よりもチーズ比率を10％アップし、さらに黒胡椒を振りかけたことでチーズの旨味を引き立てたフレーバーだ。
原材料にはゴルゴンゾーラチーズも……
パッケージは黒ベースになっただけで、テイストは大きく変わっていないので見つけやすいだろう。こちらはチャック付きのスタンドパウチなので、保存がしやすい。
袋を開けると強烈なチーズの匂い。じつに食欲をそそる。チーズらしいピースの形の厚みは3mmほど。
ザクっと軽快な音を鳴らすと、口いっぱいに広がるチーズの濃厚な旨味。意外とキレのある味わいだ。ピリッと胡椒の刺激があり、そこからすぐにチーズの風味が広がる。スナック菓子ながらまろやかさを感じるような仕立てで、確かにチーズの良さを引き出している。
こちらも最初から最後までチーズの旨みが強く残る。チーズ比率10%アップの効果を感じさせてくれた。
糖質25%オフを感じさせない超濃厚味。ビール好きにおすすめのおいしさ！
糖質オフになるとそっけない味になりやすいが、塩胡椒をたっぷり使ったことで25%もカットしたとは思えない味になっている。ただし、1食（袋半分）だとしても約0.5gの食塩を摂取することになるので要注意だ。
全国のスーパー、コンビニほかで発売中。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎
