モノづくりの町「燕三条」の伝統技術で作られた『KAKURI ホットサンドクッカー』から、収納&下敷きに使えるカバー付きセットが登場したのでおためししてみた!
在宅が多くなり自宅で料理をすることが増え、キャンプやアウトドアもブームになっているこの頃。こんがりとした焼き目ととろ~りチーズがたまらないホットサンドが簡単に作れるホットサンドメーカーも、にわかに注目を集めている。『KAKURI ホットサンドクッカー カバーセット』は、下敷きにもなる専用カバーが付いた逸品で、伝統工芸の街・新潟県三条市の技術で作られていることが特徴。早速、実際に調理しながら紹介していこう!
一家に一台は持っておきたい、本格的ホットサンドクッカー!
DIY用品やアウトドア用品などを幅広く手掛ける角利産業(新潟県三条市)。伝統工芸品の「越後三条打刃物」で古くから知られている通り、三条市は鍛冶の伝統を受け継ぐ「ものづくり」の街だ。そんな三条市の金属加工技術で作られたのが、『KAKURI ホットサンドクッカー』(価格 税込4,980円・発売中)。今回、そこに収納&
簡単に本格的なホットサンドを作れる調理器具だが、さまざまな用途にも使える利便性から昨今のキャンプ・アウトドアブームも相まって見る機会が増えてきた。
ホットサンドを作ること以外にも、キャンプやアウトドアではフライパンとして使うことが可能。パンだけでなくお肉を焼いたり、1つずつ火にかけて別の料理を作るなど使い方は無限大だ。ちなみに、IHでは使用不可のためその点はご注意を。
ちなみに三条市は数多くのキャンプ・アウトドア用品のメーカーが本社を構えており、キャンプ地も多いことからアウトドアの聖地としても賑わいを見せているという。
付属する専用カバーは持ち手の部分を穴に通すことで、ホットサンドクッカーを保護できる。持ち運ぶ際にアルミニウム合金で作られている本体で、ほかの持ち物を傷つけてしまう心配もない。
それでは実際にホットサンドを作ってみることに!
カバーが下敷きになるから、置き場に迷うことなし!
記者はホットサンドクッカーを使うのは初めてなので、スタンダードなレシピで挑戦する。
用意した食材は食パン2枚とハムとチーズ。まずはホットサンドクッカーに食パンをセットしてみる。当然のことながらジャストサイズだ。
食パンの上にチーズとハムをセット。お好みで枚数を増やしたり、バターやマーガリンなども使っていこう。
中身をもう1枚の食パンで挟んで準備は完了! 本体で挟み込む際は、パンを上下からぎゅっと締め付けるようにフタをする。
コンロに乗せて弱火で片面ずつ1分30分ほど焼き上げていく。食材をセットして焼き上げるまで、意外と短い時間で作れるので朝の忙しい時間やちょっと小腹が空いた時に重宝する。
専用カバーを下敷きにして、ホットサンドクッカーをオープン! 片面には焼き目模様が付いており、焼き加減をチェックできる。慣れないうちはコンロから取り出してどれくらい焼けているか確認しながら焦がさないように仕上げていこう。収納カバーがそのまま下敷きになるので、焼き終わった後の置き場に迷っている間に冷めることもなく、そのままお皿にして出来立てのホットサンドが味わえるのは嬉しいポイントだ。また、フライパンとして2つに分けて調理するときにはさらに下敷きの存在のありがたみが増すかもしれない。
調理しているキッチンには、こんがりと焼けたパンの香ばしさが漂って食欲を掻き立ててくれる。
中身が入っている部分は焼き目が付きつつもふんわりさを残し、パンの耳部分はしっかりと圧縮されている。初めてにもかかわらず満足のいく出来のホットサンドを作ることができた。ちなみに、2回目以降に少し多めに具材を入れて作ってみたが、グッと圧縮され中身が飛び出ることもなかった(とはいえ入れ過ぎには注意されたし)。
今回は2つに切り分けて丁寧に皿に盛り付けてみた。実食してみると、パンの耳部分がカリカリとしており、ふんわり食感の中央部分と合わせて異なる食感のハーモニーが楽しめる。中身も程よくジューシーで、お店で食べるホットサンドと遜色がないと言っても過言ではない。簡単に本格的なホットサンドを作れることに、驚かされた。
アウトドアにも、ちょっとしたおうちモーニングにも、あると嬉しい「KAKURI ホットサンドクッカー」
「KAKURI ホットサンドクッカー」はアレンジ次第でホットサンド以外の料理も手軽に作ることができる。専用カバーとセットになってさらに利便性も向上したことで、自宅でのちょっとしたモーニングなど毎日の食卓で活躍することはもちろん、キャンプやアウトドアシーンでもさまざまな用途で活躍してくれるはずだ。
三条市が誇る、伝統工芸とキャンプ・アウトドア用品の確かな技術力を実感してみてほしい!
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photo by 尹 哲郎