【スティックコーヒー10種比較】本格的で美味しいおすすめの人気コーヒーはこれ!
寒さも本格的になり、温かい飲み物が恋しい季節がやってきた! 今回は、お湯を注ぐだけで美味しいコーヒーが飲めるスティックコーヒー10種を比較! 記事ではカフェオレとカフェラテの違い、各商品の詳細、最後には記者が一番おすすめの商品を発表するので、ぜひチェックしてみて。
公開:2021年11月30日/情報更新:2022年11月14日
カフェオレとカフェラテの違いは?
日本では、カフェオレはドリップコーヒーにミルクを入れたものを指し、その分量は1:1ほど。対して、カフェラテは、エスプレッソにミルクを入れたもので分量は2:8ほど。
この二つを比較すると、ドリップコーヒーを使用しているカフェオレの方が苦みは少ないという特徴がある。カフェラテは、エスプレッソを使用している為、苦みも強いが、ミルクの量でいうとカフェラテの方がかなり多く、よりクリーミーなコーヒーだということが分かる。
今回比較するのはこちらの10種類
- ちょっと贅沢な珈琲店 スティック カフェラテ(味の素AGF)
- ブレンディ カフェラトリースティック濃厚キャラメルマキアート(味の素AGF)
- ブレンディ カフェラトリースティック濃厚ミルクカフェラテ(味の素AGF)
- ネスカフェ ゴールドブレンド スティックコーヒー(ネスレ日本)
- スターバックス プレミアム ミックス カフェ ラテ(ネスレ日本)
- ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス(味の素AGF)
- UCC カップコーヒー(UCC上島珈琲)
- マキシム スティック(味の素AGF)
- ブレンディ スティック カフェオレ 大人のほろにが(味の素AGF)
- ブレンディ スティック カフェオレ(味の素AGF)
一年前に比べると、価格変動により値上がりしている商品がいくつかあった。10番の『ブレンディ スティック カフェオレ(味の素AGF)』は内容量も変わり、30本から27本になっていた。一杯の金額は、値段÷本数で出したものを、小数点第一以下は四捨五入した金額になっている。
今回は、カフェラテ5種、ブラック3種、カフェオレ2種の計10点を比較する。商品は実際に、記者が店頭やネットで発売中のものを購入した。意図せずに、10点の内、7点が味の素AGFの商品となった。こちらのメーカーがスティックコーヒーに力を入れているのがうかがえる結果となった。
各商品を詳しくチェック! あなたはどれにする?
カフェラテ
ちょっと贅沢な珈琲店 スティック カフェラテ
味の素AGF(東京都)『ちょっと贅沢な珈琲店 スティック カフェラテ』(22本入・参考価格 税込 430円・発売中)は、スティックコーヒーであることが信じられないほどレベルが高い。コーヒーの美味しさは勿論だが、ミルクの加減が絶妙で、通常の牛乳が入っているような味わいだ。カフェラテの特徴である苦みもしっかりとあり、満足度が高い。
ブレンディ カフェラトリースティック濃厚キャラメルマキアート
味の素AGF(東京都)『ブレンディ カフェラトリースティック濃厚キャラメルマキアート』(7本入・参考価格 税込 235円・発売中)は、香ばしいキャラメルの香りと味が大きなポイント。キャラメルは濃厚な味わいでリッチな印象。こちらのシリーズの特徴である泡とキャラメルの組み合わせは、お家にいながらオシャレなドリンクを飲みたい時にピッタリ。
ブレンディカフェラトリースティック濃厚ミルクカフェラテ
フォームミルクのようなフワフワの美味しい泡を楽しむことができる、味の素AGF(東京都)『ブレンディカフェラトリースティック濃厚ミルクカフェラテ』(20本入・参考価格 税込 571円・発売中)。お家にいながらカフェで飲むような本格的なカフェラテが飲める。かなり甘いので、量を飲むのではなく、休憩タイムの特別な一杯として飲みたい。
ネスカフェ ゴールドブレンド スティックコーヒー
ネスレ日本(兵庫県)『ネスカフェ ゴールドブレンド スティックコーヒー』(22本入・参考価格 税込 573円・発売中)は、甘味と苦みが強い商品。温かい時より、冷えた時の方が甘さは強くなるようだ。甘さは、やや人工的な味わいがした。全体的に濃い目の味わいなので、味の濃いコーヒーが好きな人におすすめ。
スターバックス プレミアム ミックス カフェ ラテ
ネスレ日本(兵庫県)『スターバックス プレミアム ミックス カフェ ラテ』(4本入・参考価格 税込 429円・発売中)は、今回比較したカフェラテの中では、一番甘さがなく、苦い商品だ。味はかなりクリーミーで、フォームミルクのような泡はまるで生クリームが乗っているかのよう。確かにこれは、店頭のスタバで実際に飲むカフェラテの味にかなり近い。スタバで人気なカフェラテを家でも飲めるように、という熱い気持ちで再現しているのが伝わってくる。他の商品に比べると、やや割高だが、スタバブランドのスティックコーヒーと考えると納得か?
ブラックコーヒー
ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス
味の素AGF(東京都)『ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス』(8本入・参考価格 税込 214円・発売中)は、コロンビアブレンド、キリマンジャロブレンド、ブラジルブレンド、モカブレンドの4種類の味が楽しめる。一箱で、色々な味の本格的なコーヒーを楽しめるのが嬉しい。今回、飲んだコロンビアブレンドは、香りが華やかで癒される。酸味は弱いタイプなので、まろやかなコーヒーを飲みたい人におすすめ。
UCC カップコーヒー
UCC上島珈琲(兵庫県)『UCC カップコーヒー』(5本入・参考価格 税込 235円・発売中)は、お湯さえあれば美味しいコーヒーが飲める商品。記者は今回初めて知ったのだが、『UCC カップコーヒー』は、上島珈琲店を展開しているUCC上島珈琲の商品だ。コーヒーは酸味が強め。こちらは、紙コップ、マドラー、インスタントコーヒー、砂糖、クリーミングパウダーが入っていて、自分で好きな味に調整できるのが嬉しいポイント。何人かで集まる際にこちらを用意しておけば、各自が好みのコーヒーを飲むことができる。
マキシム スティック
味の素AGF(東京都)『マキシム スティック』(100本入・参考価格 税込 2,014円・発売中)は、インスタントコーヒーを個別に包装している。全体的に味のバランスが良く、酸味がやや強め。瓶入りのマキシムコーヒーに比べると少し割高だが、開封したての豊かな風味を毎回楽しめるのは個別包装の良いところ。来客の際に出す、お客様用のコーヒーとしてストックしておくのも良さそう。
カフェオレ
ブレンディ スティック カフェオレ 大人のほろにが
味の素AGF(東京都)『ブレンディ スティック カフェオレ 大人のほろにが』(8本入・参考価格 税込 181円・発売中)は、カフェオレなので、ドリップコーヒーにミルクを加えているもの。そのため、カフェラテと比較するとコーヒー感が弱まるけれど、苦みはしっかり味わえる。コーヒー感が強いカフェラテは量を飲むのが難しく感じるが、こちらはコーヒー感が弱いので、仕事や勉強のお供として量を飲みたい時などにおすすめ。
ブレンディ スティック カフェオレ
味の素AGF(東京都)『ブレンディ スティック カフェオレ』(27本入・参考価格 税込 646円・発売中)は、苦みが弱くて飲みやすく、飲んだ感想は「なんだか、ホッとする味」。老若男女から好かれそうな、ベーシックなカフェオレだ。ブラック派の人にはやや甘過ぎるかも。記者は朝一番に甘めのコーヒーを飲むのが好きなので、こちらのコーヒーが良いと思った。
記者が選ぶのはこれ! 味と一緒に香りも楽しめる♪
コーヒーが大好きな記者が選ぶスティックコーヒーは、『ちょっと贅沢な珈琲店 ブラックインボックス』だ。200円ほどで、特徴の異なる本格的な4種のコーヒーを合計8杯も飲めるのは凄くコスパが良いと感じる。記者はコーヒーの味もさることながら香りも大好きで、飲むだけではなく、香りを楽しんでホッと一息するのが至福のひと時。ただそれは、スティックコーヒーでは難しいと思っていたが、今回、こちらの商品は、コーヒーの香りと味でしっかりと癒してくれた! 香りも楽しめる美味しいコーヒー を探している方には、ぜひおすすめだ。
photo by 尹哲郎/TAKE