SDGs視点で生まれた缶コーヒー『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & コロンビア リキャップ缶』がこだわり過ぎてて感動
この先もずっとおいしいコーヒーを楽しめるように。そんなSDGs視点に立った特別な珈琲豆を使用した特別な缶コーヒー(リキャップ可能)が、『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & コロンビア リキャップ缶』だ。地球に優しく飲んでみたい。
産地にこだわったプレミアムライン『UCC ORIGIN BLACK(オリジンブラック)』の第4弾
産地にこだわったプレミアムライン『UCC ORIGIN BLACK』の第4弾として登場したのが、UCC上島珈琲(兵庫県)『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & コロンビア リキャップ缶』(275g・希望小売価格 税込213円・2022年10月31日期間限定発売)だ。
「特別な豆の、特別なブラック」というキャッチフレーズは、今年4月に「UCCサステナビリティ指針」をもとに、2030年までに自社ブランド商品を、100%サステナブルなコーヒー調達によってまかなうという目的から来ている。
というのも『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & コロンビア リキャップ缶』に使用している2種類の珈琲豆「ルワンダ フイエマウンテン」「コロンビア」はどちらも、持続可能な視点から生産されている特別な豆だからだ。
「ルワンダ フイエマウンテン」は、第3弾『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & ブラジル リキャップ缶』でも使用されていた珈琲豆。ルワンダのフイエ郡ソブ村のJICA(国際協力機構)の一村一品運動にUCCが参加し、10年以上継続して農園の開拓から品質向上まで、生産支援や農事指導を行ってきたことから生まれた豆である。
特徴は、グリーンアップルのような明るい酸味のフルーティーさ。今回はそのフルーティーさに焦点を当て、「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たしたコロンビア豆で、より際立たせたのだという。
香料不使用『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & コロンビア リキャップ缶』を飲んでみた!
缶コーヒーは通常、殺菌のため高温加熱処理することから風味が飛びがちだ。したがってほとんどの缶コーヒーには香料が追加されている。ところが自社技術により、UCC上島珈琲の缶コーヒーは、定番の「UCC BLACK無糖」をはじめとして、香料不使用で作られている製品ばかりだ。
記者もミルクが入っている場合はあまり気にならないのだが、こと無糖ブラックの缶コーヒーを飲むときだけは、香料に違和感を感じてしまう。そのため香料不使用の『UCC ORIGIN BLACK ルワンダ & コロンビア リキャップ缶』には大きく期待。さらに持ち歩きながら飲むときに便利なリキャップ缶も、求めていたものである。
キャップをひねり開けると、焙煎で生み出した香ばしいコーヒーの香りが鼻をくすぐる。酸味が目立たず、コクを感じる良いアロマ。
飲んでみると、シャープで洗練された酸味と強めの焙煎による苦みのバランス感が素晴らしい。苦すぎず酸っぱすぎない、ちょうどいいコーヒーの味わいで、旨味もしっかりと感じる。これは通常の1.2倍の豆量を使用し、豆ごとに単品焙煎、さらに長時間と短時間の2つの焙煎で仕上げた上、挽き立て状態で天然水を使い、高温と低温で抽出するというこだわりだらけの製法が、見事に結果を出したということだろう。
飲み終わった時のキレ、その後の吐息のアロマまでおいしい。UCCブランドは酸味が強い仕上げの製品も多いが、これはちょうどいい。そしてこれが缶コーヒーで飲めるのが、すごい。
入手は全国のコンビニエンスストアなどで可能だ。
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photo by 尹 哲郎