<年末年始は特別な日本酒を>金箔付き『白鶴 大吟醸 生貯蔵酒 一度火入 1.8L』のフレッシュな味わいを楽しんでみた
白鶴から期間限定で『白鶴 大吟醸 生貯蔵酒 一度火入 1.8L』が新登場。瓶詰前に一度だけ火入れをした、フレッシュさと特有の風味が楽しめる大吟醸だ。一升瓶だから年末年始の友人や親族の集まりにもぴったり。今だけの特別なお酒で楽しんでみよう。
一度火入れの特別なお酒
1743年(寛保3年)に創業した白鶴酒造(兵庫県)は、約280年もの間「白鶴」銘のお酒を造り続けてきた日本酒メーカー。創業から受け継がれてきた伝統の技と400を超える自社開発酵母によるこだわりの酒造りを行っている。
今回紹介するのは、同社が培ってきた技術とこだわりで実現した『白鶴 大吟醸 生貯蔵酒 一度火入 1.8L』(一升瓶・参考小売価格 税込2,674円・※12月末までの期間限定)。年末・年始だけの期間限定酒だ。
一般的な日本酒は貯蔵前(もろみを絞った後)と瓶詰め前の二度火入れをすることで、微生物を殺菌するとともに酵素を失活させ、貯蔵中や出荷後も品質が保てるようにしている。しかし、生貯蔵酒はあえて貯蔵前の火入れを行わない。こうすることで特有の風味とフレッシュな味わいが楽しめるのだ。ちなみに、火入れを一度もしていないものを「生酒」、貯蔵前にだけ火入れをしたものを「生詰め酒」という。
つまり、『白鶴 大吟醸 生貯蔵酒 一度火入 1.8L』は、通常の大吟醸酒よりもフレッシュな味わいが楽しめる特別なお酒というわけ。同社によると、気品漂うフルーティーな香りと、透明感ある味わいが楽しめるそう。スペックは下記の通り。
- 原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
- 精米歩合:50%
- アルコール分:15%以上16%未満
- 日本酒度:+3.0
- 酸度:1.3
- アミノ酸度:1.1
期間限定で、お祝いの席にあると嬉しい金箔が付いてくる。年末年始の友人・親族の集まりに使えば特別な時間を過ごせそうだ。
色んな表情が見え隠れするおもしろさ。大吟醸らしいクリアな味わいで飲みやすい仕立て
開栓してみると、梨のような甘みのある香りが鼻孔をくすぐる。丸みのある優しい印象だ。
くいっとひと口。雑味がなく、甘さと辛さをバランスよく感じる味。みずみずしさがあり飲みやすく、大吟醸らしいクリアな味わいだ。フレッシュ感もしっかりとある。
その反面、日本酒としてのおもしろさもあり、香りでは感じなかった酸味やピリッとした刺激も隠れている。口に入れたときのファーストアタックは甘いのだが、舌の上で転がすといろんな表情を見せてくれた。
味や風味が強すぎないので、あっさりめのおつまみとの相性が良さそう。おためしで冷奴をつまみに飲んでみると、これがぴったり。シンプルにねぎとしょうゆをかけて食べたのだが、お互いが邪魔をせず絶妙に調和したおいしさとなった。これからの時期ならおでんやおせち料理にも合いそうだ。
年末年始の手土産にしたい逸品
『白鶴 大吟醸 生貯蔵酒 一度火入 1.8L』は一升瓶での発売。普段はあまりお酒を飲まない人も、家族や知人が集まる場所に持参して楽しんでみてはいかがだろうか。全国の酒販店やスーパーにて発売中。
※お酒は20歳になってから楽しもう
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photo by 尹 哲郎