ハイボールもワインもノンアルで! サントリー『のんある晩酌 ハイボール ノンアルコール』『ノンアルでワインの休日(ロゼ)』の味を確かめた
サントリーから『のんある晩酌 ハイボール ノンアルコール』『ノンアルでワインの休日(ロゼ)』が新登場。気分は味わいたいけど飲めない人のための、ノンアルコール飲料の新たな選択肢だ。本格的な味わいを追求したというその味をたしかめてみよう。
飲めない人はもちろん、「明日、朝イチで予定が…、でも飲みたい!」の人も楽しめる!
「オールフリー」や「まるで梅酒なノンアルコール」など、サントリー(東京都)ではほぼ全ての種類のお酒カテゴリーでノンアルコール商品を出しているのをご存じだろうか。昨年3月には「のんある晩酌」ブランドが、今年3月には「ノンアルでワインの休日」ブランドが発売され、選択肢が豊富になってきている。
今回紹介するのは、先ほど紹介した2ブランドの新商品『のんある晩酌 ハイボール ノンアルコール』(アルコール度数0.00%・350ml缶・希望小売価格 税込171円・2022年12月6日発売※数量限定)と『ノンアルでワインの休日(ロゼ)』(アルコール度数0.00%・350ml缶・参考価格 税込162円・2022年12月6日発売※期間限定)。どちらもアルコール0.00%でも本格的な味わいが楽しめるように仕立てられているのが特徴だ。
『のんある晩酌 ハイボール ノンアルコール』を飲んでみた!
まずは『のんある晩酌 ハイボール ノンアルコール』。昨年3月に発売された「のんある晩酌 レモンサワー ノンアルコール」に続く、ブランド第2弾となる商品だ。
最大の特徴は、ハイボールの味わいをそのまま楽しめるようにした「ハイボールありのまま製法」。ゼロからハイボールの味に近づけるのではなく、ウイスキーからアルコール分を取り除く手法を使うことで、香りやコクを感じられるようにしている。
パッケージはまるでグラスに入っているかのような印象を与えるハイボールの背景。洋風なロゴを使い、ウイスキーの味わい深さを思わせる。
ウイスキーらしさ、モルト感は少々控えめで、ほんのり甘い香り。色も琥珀色とは言えないが、味はどうだろうか。
シュワっと爽快な炭酸を感じながら喉を鳴らすと、確かにハイボールの味。全体的な軽さはあるが、口に入れた瞬間の風味、中盤の甘み、そしてなにより終盤にかけての苦味がある。
この苦味が実にウイスキーを思わせる味で、何度も飲んでいくうちにだんだんと味わい深さを感じるようになってくる。飲むほどに飲みごたえも感じられるようになり、ハイボールを飲んでいる気分になってきた。なんだか気持ちがふわふわと……。
『ノンアルでワインの休日(ロゼ)』を飲んでみた!
続いては『ノンアルでワインの休日(ロゼ)』。ワインを蒸留して脱アルコールしたワインエキスと、ぶどう果汁20%を使うことで、本格的なワインの味わいを再現した辛口ノンアルコールワインだ。
「ノンアルでワインの休日」は今年3月に発売された新ブランドだが、7月に開催された「International Canned Wine Competition(国際缶ワインコンペティション)」のアルコール除去ワイン部門にて「同 (白)」が金賞を受賞。新フレーバーのロゼにも期待せざるを得ない。
パッケージはロゼらしくピンクをベースとした大人なデザイン。時期もあってか、クリスマスやパーティに手に取りたくなるロマンチックな華やかさだ。
華やかなロゼらしい香り。色はしっかりと赤みが付いており、本物さながらのピンク色だ。
飲んでみると、これがかなりロゼらしい味。酸味が強めだが、すぐにさくらんぼのような華やかさとほんの少し甘みのある味が現れる。後味はキュッと渋みがあり、すっきりとした印象だ。
味の方向性としては酸味と渋みをベースとしているので、単品で飲むよりは食中酒として楽しむ方がおすすめ。チーズなどを使ったイタリア料理と合わせたくなる味だ。
ノンアルコール飲料はどうしてもひと口めのインパクトが弱い印象があるのだが、それは今回の2本も同じだった。しかし、飲めば飲むほど味わい深くなっていき、1/3も飲んだころにはすっかりハマってしまった。まるでアルコールを飲んでいるような気持ちに……。明日の予定が早くてお酒は飲めないときでも、しっかり楽しめそうだ。全国のスーパー、コンビニで発売中。
※お酒は20歳になってから
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photo by 尹 哲郎