ピリ辛×爽やか! 高校生のアイディアが詰まったさっぱり味の『キムレモン』を実食レポ!
ピリッと辛い味わいがクセになるキムチ。ご飯のお供はもちろん、酒のあてにもなる食卓の名脇役だ。そのキムチに爽やかなレモンを加えた『キムレモン』が登場。この組み合わせは、きっと美味しいに違いないということで早速、気になる味をチェックしてみた。
高校生が考案! キムチとレモンのハーモニーがクセになる『キムレモン』
大正三年創業の漬物メーカーである丸越(愛知県)。「百年、つけもの一心。」をモットーに数々の漬物を展開している。今回登場した『キムレモン』(内容量 150g・希望小売価格 450円・発売中)は、丸越と愛知県立愛知商業高校(愛知県立)が共同開発した商品。今年で5年目となる共同開発のテーマは「漬物を知らない若い世代の方が食べてみたいと思う浅漬を開発し、需要拡大を狙うと共に漬物の良さを次の世代に伝える」を掲げ商品の開発を行った。
高校生の発想から生まれたキムチは、29品のアイデアより試作、意見交換を繰り返し商品化が決定! また、パッケージデザインも、生徒によるものだそう。ポップでかわいい渾身の一品は、高校生のアイディアが詰まった若者が手にしやすいキムチに仕上がっている。
ピリッと辛くてあと味爽やか! コクと酸味の絶妙なハーモニーが旨味をアップ
お皿に開けてみると、中には白菜やニラ、きゅうりなどさまざまな野菜がゴロゴロと入っている。一袋にこれだけ種類豊富に入っているのはなかなか珍しい。またレモンピールも入っているため、さっぱりとした味わいになっている。さらに唐辛子以外にも、醤油やにんにくなどを使用し、旨みや香りが強いキムチダレに仕上げている。
まずはそのままひと口食べてみよう。白菜キムチを口に運んでみたところ、キムチのピリッと感と旨味が口いっぱいに広がる。そしてそこから、レモンの酸味と爽やかさが優しく鼻を抜けていく…。
コレはまさに新感覚! キムチのコクと旨味をしっかり感じるのに、レモンによって爽やかさも感じさせる。
続いて、ホカホカのご飯の上に乗せて食べてみた。特製のタレを絡ませながら、ご飯に乗せる。やはり、思った通り美味しい! キムチの盛り合わせのような一品だから、さまざまな野菜の味と食感を一度に味わえる。白菜のシャリっと感ときゅうりのパリパリ感、そしてレモンの爽やかなハーモニーが絶妙である。
また余ったタレは、チャーハンなどに混ぜるのも良さそう。たっぷり入っているので、アレンジメニューに使用するのがおすすめだ。
さすが何度も試行錯誤して作り上げた一品といえる。キムチの発酵の酸味とレモンの爽やかな酸味で、酸っぱくなりすぎそうに感じるが、そんなことはない。それぞれのいいところを集めた、爽やかなキムチに仕上がっている。
あっという間にご飯一杯を完食! それほど、一度食べたらクセになる味わいだった。
『キムレモン』は、高校生のアイディアが詰まった一品。レモンの爽やかさをプラスするというのは、若者らしい新たな発想といえる。口の中がさっぱりするキムチを、ご飯やお酒のお供に添えよう!
丸越の店舗およびオンラインショップにて、購入可能。
photo by 尹 哲郎