【名店監修】レトロなあっさり醤油系もちもち麺『サンヨー食品 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば』の素朴なおいしさに感動!

最近レアなあっさり系

 

豚骨醤油、こってり、背脂など濃厚系がもてはやされる昨今のラーメントレンド。そのなかで長きにわたってクリア系のスープと平打ち縮れ麺で根強い人気を誇っているのが福島県発祥の、喜多方ラーメンだ。その老舗が監修した『サンヨー食品 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば』を、喜多方ラーメン好き記者が食べてみた。

 

福島・喜多方ラーメンの代名詞とも言うべき老舗店「坂内食堂」のレトロでおいしい、幸せ系あっさりラーメンを再現!

昭和33年創業・創業60年の喜多方ラーメンの老舗が「坂内食堂」。ドロドロしていない、コッテリしていない、脂感もそれほど強くない、醤油ベースの豚骨、鶏、野菜の合わせダシで作り上げるレトロタイプのらーめんだ。福島まで行かなくても全国約70店舗のチェーン店「喜多方ラーメン坂内」で、その味は楽しむことができる。海外にも数店舗あり。

 

そうした名店監修カップ麺『サンヨー食品 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば』(94gうち麺70g・希望小売価格 税込238円・ローソン限定発売中)は、「サッポロ一番」ブランドを擁するサンヨー食品(東京都)が手がけた。近年人気の縦型カップタイプでの展開となる。

 

 

『サンヨー食品 坂内食堂 喜多方本店監修 中華そば』は、たたみかけるもちもち麺で圧倒!

湯入れをして、5分待つ。かなり太めの油揚げ麺を使用しているので、熱湯は必須だと思う。そしてフタに貼り付いていた「仕上げの小袋」を外し、内部へ投入すると、レトロ感のあるちょっとだけ焦がし感のある醤油ラーメンの香ばしさがふわっと広がった。

 

喜多方ラーメンは、手打ちのもちもち平麺でしっかり縮れているのが特徴。個人的には縮れというより、折りたたまれている麺なのだと思っている。

 

この製品の麺も、バネ仕掛けのようなもちもちの平太麺が、カップから飛び出してきそうなインパクトあり。かやく(具材)は味付け豚肉、メンマ、ネギとシンプル。喜多方ラーメンは脂身つきのチャーシューもまた特徴なので期待してしまうが、薄くて正方形で脂感少なめなのはちょっと残念。

 

スープとともに麺をすすると、さらに香ばしさが増した。野菜の甘みとポークの旨味の穏やかなうまさ。何とも幸せ味。麺の弾力は強力で、沖縄そばに近い食感だ。とてもシンプルだけど、ずっと食べたくなるエモーショナルなおいしさが満ちあふれている。いつの間にかまた食べたくなるんだろうな。週1くらいで、食べていきたいかも。

 

入手は全国のローソンで可能だ。

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記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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