【カップ焼そば】人気のバターが絶妙マッチ!『たらこバター味焼そばモッチッチ』は和風だしが利いてコク旨だった

たらこピンクカラーのボックス容器が目印!

 

生麺のようなもちもち食感が特徴の「焼そばモッチッチ」シリーズから、期間限定で『たらこバター味焼そばモッチッチ』が発売された。焼そばとしては珍しい味だが、たらことバターが香るこだわりの一品に仕上がっているとか。そこで、麺の食感と味のおいしさに注目して食べてみた。

洋風なの? 和風なの? もちもち麺を変わり種カップ焼そばで堪能

エースコック(大阪府)の「焼きそばモッチッチ」は、家やお店で作る焼きそばを目指した麺へのこだわりが特徴。いかにも揚げ麺といったコシのない麺ではなく、真空の力を借りて麺内部の密度を上げた「もちもち真空仕立て麺」を採用している。ソース味のパンチ力で押し切らない、一味違ったカップ焼きそばだ。

変わりダネともいえる『たらこバター味焼そばモッチッチ』(94gうち麺85g・希望小売価格 税込232円・2023年3月6日発売 ※期間限定)が味わえるのは今だけ。たらこバターというとパスタをイメージするが、鰹だしや醤油をベースにすることで焼そばらしい旨味に工夫されている。ソースに比べてまろやかなたらこバター味と、もちもち麺との相性はいかに。

 

手に取りたくなるデザイン性と、食べやすくて冷めにくいボックス型容器

改めて手に取ってみてまず感じたのは、ボックス型カップの持ちやすさ。よくある平たく大きなカップよりも、女性の片手で持ったときに安定する。口が狭いため熱が逃げやすく、最後まで温かいまま食べられるのもメリットだ。

 

たらこのピンクを基調としたパッケージにはどこかかわいらしさがある。またバター好きなら、バターの文字が黄色で強調されているところにも惹かれそうだ。

 

作り方は、一般的なカップ焼きそばと特に変わらない。指定の線までお湯を入れて4分待ち、湯切りをしてから調味料を混ぜるだけと簡単。

たらこバター味には、香味油とパウダー状の仕上げシーズニングの2種類が入っている。

湯切り後まずは、麺ほぐしの役割もある香味油を加えるのだが…封を開けた瞬間、何ともいえない香ばしさが鼻をくすぐった。深みを出すために入れたというラードの香りなのか、一気に食欲がそそられる!

続いてのシーズニングも魚介の香ばしさがたまらない。たらこのオレンジ色も鮮やかで、全体に混ぜると一気に料理としての完成度が上がりおいしそうになった!

 

たらこバター味のパスタを想像して食べたら、面食らう和風味!

一口食べて、まずは麺の舌触りの良さに驚く! つるつるもちもちで、まるで蒸して仕上げた焼そばの生麺のよう。適度な弾力はありつつ歯切れはよい。この食感は子どもも好きそうだし、喉の通りが良いので年配の人にもすすめたいと思えた。

気になる味はというと、鰹だしがかなり利いていて予想以上に和風の味わいだ。たらこバターパスタの洋風な感じを想像して食べると面食らうほど。鰹の次にたらこの旨味がじわりと広がり、後味にはバターのコクが口に残る。食べたことのない味ではあるのだが、味全体のまとまりが良く、変わった焼そばとして違和感がない。

 

具材はシンプルに、たらこ加工品とキャベツとネギのみ。野菜は両方ともカットは小ぶりながらも、味のバランスを整えるのに絶妙に役立っている。キャベツは甘味とシャキッとした食感の良さをプラスしており、ネギも薬味としてしっかり利いていて、作り立てを食べている気分にも。

モッチッチならではの麺の旨さを邪魔しない、絶妙な塩梅の味付けではないだろうか。魚介のさっぱりとした旨味だけでは物足りなくなりそうなところを、バターのコクが加わっていることで満足度も十分。特に海鮮塩焼そばが好きな人にはハマる味わいだろう。期間限定の商品なので、気になった人は早めにためしてみてほしい。

 

入手は全国のコンビニやスーパーなどで購入可能だ。

 

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カノウサキ

複数の大手Webメディアにて、飲食店・クリニック・コスメ・日用品などを紹介してきた紹介ライター。 普段から何か購入する前には調査や比較をするため、時間が足りなくなりがち。

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