【一気飲み注意】缶コーヒーでカフェイン200mg!『ボス カフェイン ホワイトカフェ/キャラメルカフェ』がやばすぎた
カフェイン飲料といえばエナジードリンク! が定着しているが、若い世代にはあえて缶コーヒーを選ぶ層がいる。コーヒーを”使う”ことで仕事や勉強などに取り組んでいる者たちだ。そんな層に向けた新発売の缶コーヒー『ボス カフェイン ホワイトカフェ/キャラメルカフェ』を飲んでみた。
若者のために生まれた、もうひと頑張りのためのハイカフェイン缶コーヒー
サントリー食品インターナショナル(東京都)の「BOSS」といえば、”働く人の相棒”として1992年に誕生したコーヒーブランド。缶コーヒーは、ホッと一息つくときに飲む商品として作り続けてきた。しかし近年の若い世代は、缶コーヒーをカフェイン摂取の手段として使っているという。
そこで同社は今回「カフェイン中心設計」にシフトし、程よい甘さのコーヒーで、カフェインをしっかり摂取できる缶コーヒーを開発。それが『ボス カフェイン ホワイトカフェ/キャラメルカフェ』(245g缶・希望小売価格 税込140円・2023年3月28日発売)というわけだ。
カフェイン含有量は、ボス缶史上最大量となる1本あたり200mg配合。100gあたり約81gの計算だ。これは「日本食品標準成分表2020(八訂)」でドリップコーヒーに含まれるカフェイン量とされている60mg/100mlの約1.3倍。どれだけ多いかがよく分かるだろう。
パッケージは、従来のボスとは異なるシンプルでスタイリッシュなデザイン。中央には「おいしくカフェイン200mg」の文字が書かれている。「CAFFEINE」のロゴをよく見ると、「CAN」の文字だけ色が違う。「新しい缶コーヒー」という意味と共に、英語で「CAN=できる」というメッセージを表しているようだ。
原材料に使われている「パラチノース®」も隠れたこだわりのポイント。てんさいを原料とした糖類で、ゆっくりと体内に消化吸収される持続性エネルギーとして知られている。単にカフェインだけを摂取するのではなく、エネルギー補給を考えた設計となっているのだ。
『ボス カフェイン ホワイトカフェ』このおいしさで200mg!?
まずはカフェラテベースの『ボス カフェイン ホワイトカフェ』から飲んでみよう。
見た目はミルク控えめな印象。香りも控えめでコーヒーの香りもミルクの香りも強くはない。
ぐいっと口に入れると苦味や酸味がなく、とても飲みやすい。浅煎り焙煎豆をブレンドしたことで苦味を低減しているようだ。ミルクのおかげで口当たりはかなりまろやか。同社の独自新技術によって、ベタつきや後残りが無いミルクを使っているのだそう。たしかに、よくあるカフェオレなどに比べると、比較的すっきりとしている気がする。
甘さは、甘すぎない微糖レベル。一般的なエナジードリンクと同等か控えめだろうか。ブラック好きの人にはやや甘く感じるかもしれないが、カフェインを摂取してもうひとふんばり! という少し疲れた身体には染みわたるのではないだろうか。それにしても、このおいしさで200mgのカフェインが摂取できるとは……。
『ボス カフェイン キャラメルカフェ』この甘さで200mg!?
続いて飲むのはキャラメルフレーバーの『ボス カフェイン キャラメルカフェ』。
見た目の色通り、甘くて優しいキャラメルの香り。
飲み口は意外にもすっきりとした印象。口に入れた瞬間から甘く、キャラメルの風味が広がっていくが、終わりに向けてスーッとクリアに、甘さが抜けていくような味の変化がある。
後味にはキャラメルと若干のコーヒーの香りがあり(7:3くらい)、口に残る風味を味わえた。甘さは同じく微糖レベルだが、後に感じにくいので少しでも甘さは抑えたい人はこちらがおすすめだ。苦味や酸味がないので、確かにおいしくカフェインを摂取できた。
飲み終わって……
飲み終わって30分~1時間ほど経っただろうか。あくまで主観的な意見だが、心身がちょっと刺激を受けた気がする。記者は普段からドリップコーヒーをちびちび飲んでいるが、さすがに200mgも摂取すると身体の変化を感じざるを得なかった。
短時間で一気に飲んでしまったのも原因だろうが、それにしても違いは明らか。もしカフェインが足りない! ラストスパートをかけたい! という人がいれば、この驚異の200mgカフェインをためしてみてほしい。
全国のスーパー、コンビニほかで3月28日発売。
photo by 尹 哲郎