バターとエダムチーズのリッチな味わい! 『チーズ薫るフィナンシェ』でおうちカフェを楽しもう♪
街に出ると以前よりだいぶ人も増え、ちょっとした遠出を計画している人も多いのではないだろうか。千葉に行く機会があれば、地元民に愛される菓子店・オランダ家は要チェックだ。新作洋菓子『チーズ薫るフィナンシェ』が発売されたばかりなので、早速その味を確かめてみた。
千葉の食材×オランダの乳製品
オランダ家(千葉県)は、千葉県内に40店舗以上を展開する地域密着型の菓子店。落花生やさつま芋など、地元の食材を使った洋菓子と和菓子を販売。県民には馴染みのある店で、誕生日のケーキや手土産、お祝いの贈り物などさまざまなシーンで利用されている。
そんなオランダ家から『チーズ薫るフィナンシェ』( 1個税込 183円/6個入税込 1,231円・2023年4月13日発売)が発売された。洋菓子にはバターなどのオランダ産食材を取り入れているのも同店の特徴で、こちらにはオランダ産のエダムチーズが使われている。
エダムチーズは、ゴーダチーズの次に生産量の多いオランダの代表的なチーズ。日本ではあまり耳馴染みはないが、外側表面が赤いワックスで覆われているハードチーズと言えば分かる人もいるかもしれない。バターのようなコクや濃厚さがありながら、脂肪分は低く、後味に酸味があるため比較的サッパリとした味わいをしているそう。
初めて食べるチーズの味に期待しつつ、アイスのストレートティーと一緒に食べてみることにした!
バターとチーズの芳醇な香りがたまらない
見た目は何の変哲もないフィナンシェだが、口に入れた瞬間に早速チーズの香りが広がった。かじってみるとかなりしっとりとしていて、ホロッと簡単に溶けてしまう。香りからも予想できたが、それ以上にたっぷりのバターが使われているようだ。
1個200円しない手頃さだと、バターの代わりに、より安価なマーガリンやショートニングが使われていることは珍しくない。しかし、オランダ家ではバターのみを使用しているとのこと。このバターがジュワッと広がるリッチなコクに負けず、チーズの旨味が良いアクセントになっている!
クセのあるチーズではないので、一般的なチーズが好きな人ならおいしく食べられるはずだ。フィナンシェにほんのりチーズケーキのエッセンスを混ぜたような、贅沢感のある味わいだと感じた。
焼き菓子はパサついて飲み物がほしくなりやすいが、しっとりしているので飲み物がなくても大丈夫なほど。甘さがくどくないというのも、単体で食べやすさを感じた理由だろう。
自宅でのティータイムがちょっと贅沢なひと時に
単品でも良いとはいえ、今回一緒に飲んだアイスティーとの相性は抜群だった! 乳製品のまったりとしたコクの後に、紅茶のスッキリとした香りと口当たりが気持ち良い。口がサッパリするとまた、フィナンシェが欲しくなるといった危険なループが発生する。もちろんコーヒーや他の飲み物と一緒に食べても良いが、チーズの酸味や風味を楽しむなら酸味のない飲み物がおすすめだ。
おいしいのはもちろん、黄色い花がデザインされた箱も素敵なので、手土産やギフトにも喜ばれること間違いなし。ただし、手作りのため、1日の出荷量には限りがあるそう。また、店頭販売のみで、オンラインでの販売がない点にも注意してほしい。このちょっとしたレア感も、自分へのご褒美や大切な人へのギフトに買いたくなってしまう。
店舗はショッピングモールを含め各エリアにあるので、千葉県内の人・千葉に行く用事のある人は探してみてはいかがだろうか。
オランダ家全店で店頭販売されている。
photo by 尹 哲郎