パリパリ食感でさつまいもの風味が広がる! 環境にも配慮して作られた『ろっから堂(さつまいも)』
「ばかうけ」や「星たべよ」などの有名米菓を手がける栗山米菓から、さつまいものお煎餅『ろっから堂(さつまいも)』がお目見えした。さつまいもの風味ある味わいはもちろんのこと、アップサイクルによって生み出されたお菓子という点も注目だ。早速、実際にいただきつつご紹介していこう!
環境に配慮したアップサイクルによって作られた、新しいさつまいものお煎餅!
1949年に設立した、米菓を製造販売する栗山米菓(新潟県)より、フードロスといった環境問題にも配慮したアップサイクルを取り入れた『ろっから堂(さつまいも)』(90g・参考価格 税込270円・2023年3月20日発売)が発売されている。
商品名の「ろっから堂」は、特徴的な六角形のお煎餅の形と、原料であるおからに由来。日本人にとってなじみのある食材でもあるおからも実はアップサイクルの素材。「もったいないをおいしさに」というコンセプトで、新たな美味しい米菓を生み出しているのだ。
本来であれば捨てられてしまっていたものに、新たな付加価値を付けることで再生する取り組みこそ、アップサイクルだ。おからとさつまいもの皮に、甘めの醤油ダレで味付けをしてザラメをふりかけることで、深みのある甘さが特徴的なお煎餅となっている。
パッケージもSDGsが世界的な取り組みとして広がる中、脱プラの一環で紙パッケージに。
個包装に小分けされて5袋入り。少しずつ開けて食べられるので、便利なポイントだ。
お煎餅の形状は定番の丸型ではなく六角形となっているが、これは生地を取る際に隙間なく抜くことができるので、生産ロスによる廃棄も最小限にとどめるため。さつまいもの風味を活かすために薄めに生地が取られており、通常の米菓とは異なる焼き方で生産されているとのこと。
『ろっから堂(さつまいも)』をお茶請けとしていただいてみる!
それでは『ろっから堂(さつまいも)』をお茶請けのお菓子として、実際にいただいてみよう。今回は冷たい緑茶を用意して、一緒に食べてみる。
まずは『ろっから堂(さつまいも)』だけ、パクリとひと口。口に入れた瞬間、優しいさつまいもならではの甘みが広がり、噛めば噛むほど風味が広がってくる。お煎餅の表面にも見えているが、さつまいもの皮が入っている分、香ばしく風味豊かな味わいになっているとのこと。
ザクザクとした食感も楽しく、ひと口サイズなのでそのままパクパクと食べられる。
和の甘さが残る口内を、冷やした緑茶がすっきりとリフレッシュしてくれて相性は抜群。定番のお煎餅と異なるさつまいもならではの風味や食感に注目してぜひいただいてみてほしい。
『ろっから堂(さつまいも)』は、全国のスーパーなどで購入可能。
photo by 尹 哲郎