背中のじめじめを快適に! 夏でもリュックが使いたくなる『扇風機つきリュックパッド』をためしてみた
猛暑日が当たり前となった夏の季節。リュックを背負って外出したら、背中一面びしょ濡れになって恥ずかしい思いをした、という経験はないだろうか。うちわやハンディファン(携帯扇風機)を使っても、背中の不快感を解消するには限界がある。そんなときにおすすめなのが『扇風機つきリュックパッド』。リュックの背面に取り付け、背中に直接風を送り込む涼風アイテムだ。今年も暑くなると予想される夏を乗り越えられるか、たしかめてみよう。
モバイルバッテリー駆動だからいつでもどこでも使用可能!様々なリュックに使えるパッドタイプ
マリン商事(岐阜県)は、『くらしのアイデアを創造・提案します』をコンセプトに快適な生活を過ごすための商品企画・開発を行う企業。生活雑貨や電化製品、美容・健康器具など、幅広いジャンルの商品を取り扱っている。
今回おためしするのは、本格的な暑さを快適に過ごすための『扇風機つきリュックパッド』(USB給電・希望小売価格 税抜7,980円・夏発売予定)。リュックに取り付けることで、2つのファンが背中に送風してくれる涼風アイテムだ。
モバイルバッテリーから給電するため、いつでもどこでも使用可能。通勤や通学時、フェスやイベント、アウトドア時など、リュックを背負うあらゆる場面で活躍してくれる。
大きさは実測で縦約40×横約25cm。厚みは約3cm。軽くて薄いから肩に負担もかからないので、持ち運びにもよさそう。
電源や強度の操作はコントローラーで調節可能だ。
片面は空気の抜けにくい生地、もう片面はメッシュ生地になっており、効率的にファンの空気を背中に伝えてくれる構造となっている。
『扇風機つきリュックパッド』を取り付けてみた
取り付け方は、リュックの肩ベルトにカチッと付けるだけ(左右2か所ずつ)。ベルトの長さは調整できるので、大型のリュックでも取り付けOK。ブランドやサイズに関係なく取り付けられそうだ。
クッション性のあるメッシュ生地となっており、背中の違和感はほとんどなし。重量感もほとんど感じない。ファンのゴツゴツ感も気にならなかった。
まずは弱で運転開始。コントローラーのボタンを押すたびに、弱・中・強・電源OFFと切り替わる。
ファンの風が直接腰にぶつかってくれるから、ひんやり度はかなり高め。タオルでまいた氷を当てている気分だ。背中の上の方は通気性があり涼しさこそあるが、がっつりと風を感じるわけではない。熱気がたまりにくいようにしてくれるようだ。
ファンが2つ付いているためか、静かな場所だと音ははっきりと聞こえる(約40dB)。単純にハンディファン2つ分くらいの大きさだろうか。と言っても、街中や電車なら気にならない程度なので、通勤通学時でも気軽に使えるだろう。
一部地域では、GWに早くも夏日を迎えた日本列島。通勤通学はもちろん、登山やサイクリング、フェスやイベントなど、リュックを背負う機会に『扇風機つきリュックパッド』が活躍してくれそうだ。
Makuake、通販(カタログ、ネット)、一部店頭で販売予定。
公式サイトはこちら
photo by TAKE