【きねうち麺】夏はさっぱり『冷麺』を食べよう! スープに梨果汁を加えた本場韓国風仕立ての味をたしかめてみた
冷やし中華やそうめんと同じく、夏に食べたい麺類と言えば冷麺だ。焼肉の締めにも人気だが、のど越しが良くさっぱりと冷たく食べられるため、主食にもぴったりの料理である。今回紹介する「きねうち麺」の『冷麺』は、本場韓国風のそば粉入り麺を韓国と同じく梨果汁入りスープで食べる即席冷麺だ。暑い季節を乗り切るために、アレンジを楽しみながら冷麺を食べてみよう。
本場韓国風のそば粉入り極細麺使用。辛さ調整できる「辛味の素」入り
サンサス商事(東京都)は、常温で日持ちする生麺「きねうち麺」を主力とした即席麺メーカーだ。独自技術の「きねうち製法」によって、つるつるとした食感とコシを実現している。
その技術を応用し、本場韓国の冷麺同様、麺にそば粉を加えた商品が『冷麺』(麺135g×2・希望小売価格 税込475円・発売中)だ。スープにも梨果汁を加え、別添の「辛味の素」で辛さの調整をしながら食べられる韓国仕立ての冷麺である。
ちなみに、韓国冷麺と盛岡冷麺の大きな違いは麺の原料だ。盛岡冷麺は麺の主原料が小麦粉であるのに対し、韓国冷麺はそば粉を使用している。また、辛さをマイルドにするために、韓国冷麺には梨などの果物がトッピングされているという特徴もある。『冷麺』のスープに梨果汁が使われるのはこのためだ。
ゆで時間50秒。コリコリとした食感がクセになる弾力のある極細麺
即席めんのため調理も簡単だ。ふっとうしたお湯に麺を入れて50秒ゆでる。
湯切りをした後冷水で洗い、器に盛り、
冷水230ccに添付のスープと「辛味の素」を溶かし、注ぐ。
お好みできゅうりやもやしナムル、キムチなど、具材をトッピングすれば完成だ。本場韓国では梨を、盛岡冷麵ではスイカをトッピングするので、余った果物を入れてみるのもおもしろいかもしれない。
麺太さは2mmほど。そば粉が入っているためか、麺の色はやや黒めだ。
つるつる麺を啜ると、口の中に清涼感が広がっていく。旨味はありつつもすっきりとした出汁と甘みの味わいとなっている。辛さは後半になって出てくるが、辛さの刺激はほぼなく食欲だけを促進するようなマイルドな辛味だ。身体は熱くならないが、辛さはある夏にぴったりだろう。
そば粉がブレンドされた「きねうち麺」は、ラーメンの極細麺レベルの細さだ。それにもかかわらずコシと弾力がかなり強く、コリコリとした不思議な食感がある。この食べ応えにハマる人もいるのではないだろうか。
アレンジしやすいのも冷麺の魅力。公式サイトでレシピ公開中
今回はきゅうりとモヤシナルムをトッピングしたが、冷蔵庫の余ったものでも合わせやすいのが冷麺の魅力だ。トマトやチャーシューなどの定番はもちろん、シャキシャキレタスやご飯のお供であるそぼろなども相性がよさそう。『冷麺』がさっぱり仕立てのため、ガツンと味の付いたものを入れて味変するのもおいしそうだ。
同社公式サイトでは、『冷麺』を使ったアレンジレシピが多数公開されている。浅漬けの大根にゃきゅうりを使った「ドンチミ風冷麺」や、もずく酢を入れてさらに清涼感を増した「さっぱりもずく酢冷麺」など、食の冒険を楽しんでみてほしい。
全国のスーパー・小売・ネットショップで発売中。
photo by 尹 哲郎/Official images