【定番】爪切りは切らない時代に!? 『魔法のつめけずり』は金型技術から生まれた爪メンテ

いつでもネイルケア!

 

パチンパチンと切るたびに、割れたり、深爪をしたり…。一筋縄ではいかないのが爪切り。そんなトラブルにアプローチするのが、金型メーカーによる切らずに削る『魔法のつめけずり』。それは一体どういうことなのだろうか。

 

トラブルを未然に防いできれいに輝く爪を手に入れる

爪切りで上手に爪を仕上げるのは、なかなか難しい。ちょっとした弾みで割れたり、深爪になったり、気がついてら2枚爪になっていたり…。

その要因は、見ただけではよくわからないけれど、爪が3層構造でできているから。きれいにパチンとカットした気がしても、3層の切れ方がバラバラになるとたちまち割れてしまうのだそう。

切るのがダメなら削ってしまえ。そう言わんばかりに誕生したのが、金属や樹脂素材などを自在な形に成型加工する金型(かながた)メーカーによる、松本金型(広島県)『魔法のつめけずり』(本体・キャップ:ABS樹脂/刃:ステンレス・希望小売価格 税込880円・発売中)だ。

 

同社は自由な形に素材を変形させるプロフェッショナル。その技術を用いて、爪を自在に美しく削るアイテムを作ってしまった。実際に使ってみて、その特徴を確認していきたい。

 

 

『魔法のつめけずり』を使ってみた!

『魔法のつめけずり』の製品自体はごくごくシンプル。樹脂製ボディにキャップが付いており、本体に搭載されているのがステンレス刃。その表面には300枚の”くの字型”の刃がついているというと、ものすごく危険な気がするが、指で触ってみても刺激はない。

 

刃は中央部分がくぼんでおり、爪を削ってもエッジが立たない仕組みだ。刃が爪の間に入り込まないので、深爪もしようがない。爪の伸びてきた部分を、この刃を滑らせるようにして削っていく。

確かに爪の端の部分は軽く引っかかり、マイルドに爪が削られていく。刃物を使っているという感じではなく、すりすりとヤスリをかけている感覚に近い。

 

爪がちょっと割れかけてきた部分を滑らせると、数往復ですべすべになるのには感動。しかも削りかすは外にこぼれない。本体内部にストックされるので、場所を気にせず使用することができる。そして磨き上げた爪はつるつるになった。

削りかすを捨てるときは、本体の下キャップを外して、中身をゴミ箱へ。かすをキャップには掻き出し用のスティックもついている。そんなにたくさん削った覚えがないのに、けっこう大量に粉が出てきてびっくりした。水洗いもOKだ。

メインの刃の裏側には、同構造で中央がくぼんでいない幅の狭いトリミング刃がついており、細かいこだわりの削り方も可能。とても軽いので、常時カバンに忍ばせておくのにもいい。

コンパクト! なお、ブルーもあり

入手は公式オンラインショップやAmazon、全国の量販店、雑貨店などで可能だ。

公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 清水葉子

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