【駅弁レビュー】必食! 明石の名物駅弁、ひっぱりだこ飯の魅力を探ろう!
明石の名物駅弁『ひっぱりだこ飯』は、真ダコや穴子、季節の野菜を盛り付けた駅弁。その独特の容器も多くの人々の心を魅了している。今回はそんな魅力たっぷりの駅弁をご紹介していこう!
タコ壺風の陶器に入った駅弁
駅弁の歴史を塗り替えるイノベーション明治36年創業の淡路屋は、地域の特色を詰め込んだ斬新な駅弁を生み出し、昭和62年には業界初の加熱式容器を取り入れた駅弁を発売するなど、業界の動向に大きな影響を与えた。
そして平成10年、タコ壺容器を採用した『ひっぱりだこ飯』は、瞬く間に全国的な人気を獲得するなど、日本の駅弁文化をさらなる高みへと導いている。
『ひっぱりだこ飯』の一番の特徴は、タコ壺風の陶器に美しく盛り付けられている点。タコ壺を開ける前から、期待と興奮が高まる。
蓋を開けた瞬間、大きなタコがお出迎え。タコの下にはしっかりと味付けされたふかふかのご飯が広がっており、穴子がアクセントとして配されている。最後にサプライズとして、ツボの底には丸くかわいらしいタコの天ぷらが隠れているので、食べ進める楽しみが倍増する。
それでは実際に食べたレビューをしていこう!
歯ざわりや弾力が絶妙に調和
まず、その中心には分厚く大きなたこが鎮座。その存在感は主役そのもので、歯ざわりや弾力が絶妙に調和しており、最高の食感を楽しませてくれる。
そのご飯は、深い味わいの炊き込みご飯を思わせるほど、出汁がしっかりと効いて、食欲を掻き立てる。ボリューム感も十分。きざみ穴子はほんのりと甘さを持ち合わせ、食感も良好。また、椎茸とたけのこの食感でアクセントを加えていて、一口ごとに楽しみが増していく。
食べ進んでいくとの最後に隠れていたタコだんごが出現するのが楽しく、その淡白さと絶妙な食感が舌を楽しませてくれる。
明石駅で『ひっぱりだこ飯』を手にすることは、美味しさとともにその土地の文化と歴史を感じることができる経験となるだろう。次回、神戸や明石を訪れる際は、ぜひこの伝統の味を堪能してみてほしい。
豪華な逸品、金色のひっぱりだこ飯とは?
続いてご紹介する『金色のひっぱりだこ飯』はプレミア感が漂う金色に輝く器。金色のタコ壺容器に金色の掛け紙を使用しており、手に取るだけで特別な気分になれること間違いなし。その豪華なデザインは、プレゼントやお土産としても最適だ。
『ひっぱりだこ飯』は豪快な明石ダコをメインにした駅当として多くのファンに愛されてきた。その累計生産が1000万個を突破する大記念として発売され、この特別版には、黄金色の大きな栗の甘煮が添えられている。
『金色のひっぱりだこ飯』は、日常の中での小さな贅沢を感じさせてくれる特別な逸品。この特別な駅弁を手に取って、その豪華さをぜひ味わってみてほしい。
食べた後は小物入れなどの容器としても楽しめる。
購入は東海道本線・山陽本線「神戸駅」にて。
その他新神戸駅、西明石駅、芦屋駅、オンラインサイトでも購入可能だ。
ひっぱりだこ飯
価格1,250円(税込)
金色のひっぱりだこ飯
価格1,500円(税込)
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