新しいのにどこか懐かしい味♪ 『ちーずみるく饅頭』は洋菓子派も大満足の洋風饅頭
手土産を選ぶ時に、洋菓子・和菓子のどちらにするか迷うことはないだろうか。そんな時にぴったりなのが洋菓子のテイストを取り入れた和菓子の『ちーずみるく饅頭』だ。普段あまり和菓子は食べない、洋菓子派の記者が味わってみた。
チーズと生クリームをたっぷり使った洋風饅頭
オランダ家(千葉県)は、千葉県内に約40店舗を展開する地域密着型の菓子店。落花生やさつま芋など、地元の素材を使った定番の洋・和菓子に加え、季節やイベントに合わせた新商品も頻繁に発売している。
『ちーずみるく饅頭』(1個税込 151円/10個入 税込1,598円・発売中)は、餡にチーズと北海道産の生クリームをたっぷりと使用した洋風テイストの饅頭だ。
コーヒーと合わせても良さそうだが、今回はホットの緑茶と合わせて食べてみることにした。
優しい味ながらチーズのコクと塩気がアクセントに
見た目は良くあるやや平たい形状のお饅頭だが、全体的にこんがりとした黄金色なのが食欲をそそる。割ってみると、中はなめらかな白餡で、鼻を近付けただけでふんわりとミルクやチーズの香りが漂う。
食べてみて最初に感じたのは、初めての味なのにどこか懐かしいということ。ジャンルとしては牛乳を使った和菓子の乳菓に分類され、お土産として人気のひよこまんじゅう・博多通りもん・月化粧などもこれにあたる。懐かしさを感じたのは、以前食べたこれらの味に比較的似ているからだ。
特にチーズのしっかりとした存在感には個性を感じた。意外なほどチーズの風味が効いている! とはいえ、 使われているチーズはゴーダチーズなどミルク感の強いマイルドな味わいのものなので、クセはなく食べやすい。
生クリームのまろやかさとチーズの塩気のバランスも絶妙で、甘ったるくなりすぎず、ちょっとした塩気があることで緑茶との相性もとても良い。緑茶以外にも、カフェオレや紅茶と一緒に食べても良いだろう。
和菓子派・洋菓子派のどちらもにも受ける味
饅頭らしいほっこりとした食感や優しい甘みと、洋菓子の魅力である生クリームやチーズの旨味が融合した『ちーずみるく饅頭』。乳製品のコクに慣れた洋菓子派の記者からすると、和菓子は味気なく感じやすいが…こちらは十分満足できるおいしさだった。大人はもちろんのこと、小さな子どももきっと好きな味! 老若男女・和菓子好き・洋菓子好き問わず、幅広い人に受けるお菓子ではないだろうか。
オランダ家は材料の質にもこだわっているそうだが、それでいて1個150円程度という手頃さも魅力的だ。この位の価格なら、普段のティータイムのおやつとして気軽に食べられる。また、10個入りはちょっとした手土産や差し入れにも。箱には「千葉の里から」と書かれているので、千葉土産にも打ってつけ! さまざまなシーンで活躍する一品だ。
商品は、オランダ家各店舗または通信販売で購入できる。
photo by 尹哲郎