【駅弁レビュー】海の幸が彩る金沢のアート、のどぐろ華ちらしを食べてみた!

 

金沢は歴史的な名所、美しい庭園、そして何よりもその美食で知られている。今回紹介する『のどぐろ華ちらし』(価格 税込1,480円)は、そんな金沢の美と風情を凝縮した駅弁。早速おためししていこう!

 

金沢の精髄を駅弁に凝縮

華やかな盛り付け

具材が豪華で多彩なだけでなく、それぞれの食材がきらびやかに、そして美しく盛り付けられている。この華やかな盛り付けは、金沢の伝統的な工芸品や美術にも通じる美意識の表れと言えるだろう。

主役はなんと言っても「幻の魚」とも称される「のどぐろ」。石川県などの日本海沿岸地方で古くから珍重されている。「白身のトロ」とも呼ばれ、脂が豊富であり、その口溶けの良さと上品な味わいが高く評価されてきた。その他にも甘エビ、ぶり、サーモン、いくら、蟹といった、海の幸がふんだんに使われている贅沢な一品だ。

高野商店の創業は明治29年に遡り、北陸本線で初めて駅弁を販売した加賀温泉の老舗駅弁メーカー。「のどぐろ」の特徴である脂を生かす為、軽く炙って風味を引き出し、醤油麹でまろやかに味付けし酢飯に乗せて駅弁に。

早速、実際に食べたレビューをしていこう!

 

豪華の具材のオンパレード!

最初に目に付くのは、やはり中央に陣取る主役の「のどぐろ」。えび、さけ、たまごが酢飯の上に美しく配置され、何から食べようか迷ってしまう。

注目の「のどぐろ」は脂がしっかりと乗っており、その食感はもちもちとしている。丁寧に味付けされており、これは本当に美味しい! これが「白身のトロ」と称される所以か。

甘エビ、サーモン、ぶり、いくらの醤油漬け、かにそぼろ、そして厚焼き玉子や酢レンコン。それぞれが個性を持ちつつ、酢飯との組み合わせで抜群の存在感を発揮する。

 

見た目の豪華さから始まり、「のどぐろ」の食感と味わいまで。日本海の四季と海の幸、老舗の技術が詰まった贅沢な駅弁を、ぜひ味わってみてほしい。

 

購入は北陸新幹線・北陸本線「金沢駅」にて。

その他加賀温泉駅、福井駅、オンラインサイトでも購入可能だ。

 

※注意事項:オンラインショップで購入する場合、商品は冷凍状態で届きます。 賞味期限が長いのは便利ですが、解凍方法には注意が必要です。 解凍に失敗するとお米の風味が損なわれてしまいます。電子レンジも選択肢の一つですが、今回は6時間をかけて自然解凍をしてみました。

 

 

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