干し柿×クリームチーズ『市田柿フロマージュ』は紅茶にもワインにも合う新感覚スイーツ

 

濃厚な甘みの干し柿となめらかなクリームチーズを重ねた『市田柿フロマージュ』。手作業で丁寧に作られたその美味しさは格別。紅茶やワインとともに、極上のひとときを過ごそう。

 

南信州伊那谷の大地が育むおいしさを全国へ

1628年創業の戸田屋(長野県)は、菓子原料の販売等を通じ、長年にわたり地域の食品産業の発展に貢献してきた老舗企業である。現在では生菓子製造も手がけ、自社通販ブランドで、南信州産の素材と文化・伝統を大切にしたこだわりの和菓子を全国へ販売している。

 

広大な自社農園を構え、和菓子の素材となる様々な農作物を、自らの手で栽培・加工しているのも特徴的である。

 

ブランド干し柿「市田柿」で作る極上のスイーツ

今回ご紹介するのは、そんな戸田屋が販売する『市田柿フロマージュ』(200g×1本入り・希望小売価格 税込3,240円・発売中)

「市田柿」と「クリームチーズ」をミルフィーユ状に重ね合わせた新感覚の干し柿スイーツだ。南信州の特産品である「市田柿」、長野県産生乳を使用した「クリームチーズ」の組合せからも、同社の信州産素材に対する強いこだわりが覗える。

2016年に、地域の農林水産物や食品をブランドとして保護する地理的表示(GI)保護制度の認定を受けた、長野県を代表するブランド干し柿「市田柿」。飴色の果肉には、自然な甘みがギュッと凝縮されており、もっちりした独特な食感が特徴である。『市田柿フロマージュ』に使用している「市田柿」は、自社農園と地元農家で丹精込めて育てて干し柿に加工したもので、伊那谷の豊かな自然の恩恵がたっぷり詰まった格別の味わいが楽しめる。

 

手作業でひとつひとつ丁寧に、その想いが伝わってくる

「市田柿」と合わせる、長野県産生乳を原料とした「クリームチーズ」選びの際も何度も試作を繰り返し、酸味と塩味が強すぎないものをチョイスしたのだそう。

シート状に加工した市田柿とクリームチーズを丁寧に重ね、カットする工程は手作業で。「市田柿」の美味しさが最大限引き立つよう、熟練の職人がチーズの固さや干し柿との比率を調整しながら丁寧に仕上げていく。そのため、一度に製造できる量はわずかで大量生産は出来ない希少な商品である。

 

半解凍の状態で好きな大きさにカットして

届いた商品を早速開封してみる。賞味期限は冷凍保存で製造日より1年と、冷凍庫で長期保存できるのも嬉しいポイントだ。

まずは、食べる直前に、冷凍庫から冷蔵庫へ移し10分程度解凍してからカット。

大きさはお好みで。今回はちょっぴり贅沢に厚めにカットしてみよう。同封の食べ方のしおりの記述の通り、半解凍の状態で包丁を入れると、スッと綺麗に切り分けることができた。カット後は、室温または冷蔵庫でお好みの柔らかさになるまでさらに解凍してから頂こう。

 

ティータイムにこだわりのスイーツを

紅茶とともに。

「干し柿」と「クリームチーズ」・・・一見意外な組み合わせに思えるかもしれないが、その相性の良さに驚いた。市田柿の濃厚な甘みとねっとりした食感に、クリームチーズのコクとクリーミーな舌触りが絶妙に調和している。

解凍後はお早めに

干し柿というと、和の素材のイメージが強かったが、紅茶の渋みや香りとともに頂くと、まるでしっとりとした洋菓子を食べているような感覚だ。

 

オードブルの1品に、ワインやシャンパンにも合うおいしさ

ティータイムだけでなく、晩酌のお供として楽しむのもおすすめ。素材の味が引き立つ上品な美味しさの『市田柿フロマージュ』は、程よい渋みの赤ワインや、華やかなシャンパンにもぴったりとマッチするだろう。

また、濃く鮮やかな橙色と白のコントラストは見た目にも美しく、キューブ型にカットすれば、オードブルの1品としても映える。ナッツや生ハムと一緒に盛り付けて、華やかなオードブルプレートを作るのもいいかも。

人が集まるシーンやホームパーティーにも、こだわりの逸品は喜ばれること間違いなしだ。

 

干し柿×クリームチーズのハーモニーに虜になる

多数のテレビ番組や雑誌で取り上げられたり、長野県飯田市のふるさと納税返礼品にもなっている話題の人気スイーツ『市田柿フロマージュ』。その人気の高さにも納得する贅沢な味わいだった。

干し柿の濃厚な甘みを存分に、そしてクリームチーズとの相性の良さを確かめてみて。今回ご紹介した『市田柿フロマージュ』は戸田屋の運営する通販ブランド双松庵唯七市田柿の店柿八で販売中。

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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