新感覚スイーツ『市田柿ミルフィーユ』のとろけるおいしさでティータイムを

 

干し柿にバターをサンドし、ミルフィーユのように重ね合わせて仕上げた『市田柿ミルフィーユ』。干し柿の自然な甘さとバターのコクが楽しめる贅沢な逸品。こだわりのその味わいをご紹介しよう。

 

干し柿×バターのおいしい出会い

マツザワ(長野県)は、昭和35年松澤商店として設立。観光土産品の企画や製造、青果販売、道の駅の経営などを手がけている。今回ご紹介するのは、南信州地域に江戸の時代から続く伝統的なご当地スイーツ「市田柿」を、現代風にアレンジした新感覚のスイーツ。数々の賞も受賞しており、テレビや雑誌などでも注目を集めている。

冷蔵商品

『市田柿ミルフィーユ 燻蒸タイプ』(希望小売価格 税込1,080円・発売中)

 

干し柿に加工される市田柿は、長野県南部で栽培されている柿の品種のひとつ。市田柿の干し柿は表面が白い粉に覆われており、上品な甘みと肉厚でもっちりとした食感がある。市田柿は南信州の地域団体商標に認定されており、製造地域も飯田市・下伊那地方に限られている。

『市田柿ミルフィーユ』には、燻蒸タイプと無燻蒸タイプの2種類がある。今回ご紹介しているのは燻蒸(くんじょう)タイプ。

 

通常、市田柿の製造工程では、柿の皮剥き後に「硫黄燻蒸」を行うことになっている。「硫黄燻蒸」とは熱で硫黄の粉を燃やし、柿を燻煙(燻製をつくる様に煙でいぶす)すること。この工程により、市田柿の酸化を防止。果肉の色も綺麗に仕上がる。無燻蒸タイプは、硫黄燻蒸を行わない完全無添加の製造方法。どちらの製造方法も品質の向上と安定のために厳しい基準を守って作られている。

 

ひとつひとつ手作業で丁寧に

干し柿の果肉を開いて、種を取り除き、丁寧に重ね、ミルフィーユ状にプレスしてできあがる『市田柿ミルフィーユ』。

間にサンドしてあるのは100%国産の有塩(加塩)バター。ほのかな塩気のあるバターのおいしさがアクセントになっている。

 

紅茶とともにティータイムを

食べる時は、食べやすいサイズにカットして頂く。

冷蔵庫から取り出してすぐだと包丁でカットしやすい。常温に戻り、バターが柔らかくなったら食べ頃。

 

干し柿の甘みととろけるバターのまろやかさ

ギュッとプレスしてあるので、市田柿のしっかりとした食感と甘みとともに、口の中でバターがスッと溶けていく。まろやかでほんのりとした塩気が、もっちりとした果肉の甘みを引き立てる。和洋折衷で贅沢な味わい。

 

ワインなどのお供にも

この味わい、ワインやシャンパン、ブランデーなどのお供にもおすすめ。ひとくちサイズにカットして、チーズなどと一緒に盛り付ければ、ちょっとしたオードブルプレートが楽しめる。

表面の白い粉は、糖の結晶。黒っぽい部分は、柿に含まれるポリフェノールの一種「タンニン」が黒っぽく変化したものなので、食べても大丈夫。

干し柿の自然な甘さ、バターの濃厚なコクと塩気、この絶妙なマリアージュをぜひ堪能してみて。今回ご紹介した『市田柿ミルフィーユ 燻蒸タイプ』は、公式オンラインショップをはじめ楽天市場などで購入できる。

 

 

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記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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