きびだんごがカヌレになった! 和洋折衷が新しい『きびだんごカヌレ』は岡山土産にぴったり

 

あの人気カヌレ専門店「立町カヌレ」から、岡山限定で販売されているカヌレが話題になっている。その名も『きびだんごカヌレ』 和菓子×洋菓子の新しい美味しさを味わってみた!

 

カヌレと和菓子が一つになった岡山限定の味

美味しいお菓子をはじめ、こだわり食品の製造・販売を行うカスターニャ(広島県)。同社が手掛けるカヌレ専門店「立町カヌレ」は、地元広島をはじめ、東京や大阪でも多数の店舗を展開し、多くのファンを魅了している。そんな中、岡山の店舗では異彩を放つ逸品があるみたいで…

カヌレは、カリっとした外皮にもっちりとした食感が美味しい、フランス・ボルドー地方の伝統菓子。そんなカヌレに異色の組み合わせが登場した。なんと和菓子とのコラボ。そう、それが岡山の店舗限定なのだ。岡山銘菓のきびだんごと一緒になった『きびだんごカヌレ』(1個・希望小売価格 税込320円・岡山限定販売)をご紹介しよう。

わあ~、きなこがたっぷりで、和の趣を感じる。見ているだけで、未知の味にどんどん期待が高まってくる。

それにしても『きびだんごカヌレ』とは、何とも気になる名前。

岡山駅でポスターを目にしたことがあるかも

きびだんごは「桃太郎」でおなじみ、きびからできた、丸くてもちもちした食感のおだんご。ご存じのとおり、岡山土産の定番だ。そのきびだんごがカヌレになったなんて、一体どんなお味なのか興味津々だ…。

 

きなことカヌレの相性はどうなんだろう?

そして、カヌレの中には何が?

 

想像は膨らむばかり…。

待ちきれないので、早速いただいてみよう。

 

優しい味わいの和カヌレ

カヌレの焼き色ときなこの黄色が温かい印象で、和菓子の様相を呈したビジュアルだ。

一番上に載っているのは…見た目はまさにきびだんご!

小さなお餅がちょこんと載った姿は、何だか癒やされるようなかわいさだ。

きびだんごときなこ、この和菓子の素材にカヌレの風味が合わさった後、いい具合に餡が登場し始める。

すると…あら不思議、和とか洋とかいう意識がなくなってくる。

何だろう、少しホッとするような、素朴で優しい味わい。

カヌレ生地はもっちりしてるけど、求肥のもちもち感は、また違った質感。二つが奏でるハーモニーが口の中で楽しく踊る。

カリッと香ばしい外皮ときなこの香ばしさがマッチングすれば、違和感がないというより、むしろ定番とさえ思えてくる。

釣り鐘型のカヌレの中は餡と求肥が交互の層になっていて、食べ進むうちにまたきびだんごのもちもち感に出会える楽しみがある。

そして餡はなめらかで舌に優しく、小豆の香りが際立っている。

きび粉ともちきびを入れて焼成したというカヌレ生地。やはりそこにも和のテイストを感じる。

カヌレの特長ときびだんごの良さがきれいに重なった美味しさだ。

 

岡山土産の新定番!

『きびだんごカヌレ』は、外皮のカリカリ感に生地のもっちり感、求肥のもちもち感と舌触りの良い餡…様々な食感が一堂に会した、和洋折衷ならではの楽しさ。

 

カヌレの中に和菓子の持つ優しさが顔をのぞかせた味わいは、これまでにない新しい形。

岡山土産の新定番になりそうな予感…。

 

岡山に行ったら、ここでしか手に入らない美味しさを、ぜひ味わってみて!

 

洋菓子と和菓子が組み合わさった『きびだんごカヌレ』は、立町カヌレOKJ店で入手可能。

 

立町カヌレ公式インスタグラム

公式サイト

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白山ぷりん

食は人生そのもの。おいしく作る・おいしく見せる・おいしく食べる、を楽しむフードコーディネーター&ライター。

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