手軽さ最強! 材料は水だけ、トッピングなしで完成!? モチ甘でハマる人続出の沖縄風黒糖クレープ「ちんびん」を作ってみた。

沖縄風黒糖クレープ「ちんびん」は、モチモチの生地と、口に入れる度に広がる黒糖の自然な甘さが特徴の沖縄の伝統菓子。
そんなちんびんが簡単に作れる沖縄製粉の『ちんびんミックス』は、水を混ぜてフライパンで焼くだけで完成! 計量や粉をふるう必要も一切なし。
子ども達のおやつやパーティーに、アイスやフルーツ、生クリームでアレンジしても美味しそうだ。
そんな最強ポテンシャルを持つ「ちんびん」をさっそくおためし!
沖縄風黒糖クレープ「ちんびん」のミックス粉
今回は、沖縄で親しまれている伝統菓子「ちんびん」が手軽に楽しめるミックス粉をご紹介!
製造・販売しているのは沖縄県内唯一の製粉メーカー沖縄製粉(沖縄県)。サーターアンダギーなどの沖縄の郷土菓子専用のプレミックス粉を多数ラインナップしている。
『ちんびんミックス』(350g・オープン価格・販売中)
”沖縄風黒糖クレープ”として親しまれている沖縄の伝統菓子「ちんびん」。
名前の由来は諸説あるが、Wikipedia*によると、「ちんびん」は中国の”煎餅”、北京語の「チエンビン」に基づくものと考えられている。
*参考:wikipedia ちんびん
原材料は、小麦粉をベースに黒糖やもち粉などが入っている。シンプルなものしか使っていないので、子どものおやつにもぴったり♪

作り方はパッケージの裏面に!
水だけあればOK! 簡単すぎてびっくり!
まずは生地作りをしていこう。
材料は、本品と水だけ。1袋に対して水は350~400ml。
ボウルに『ちんびんミックス』を入れて水を注ぐ。
泡立器で粉気がなくなるまで、軽く混ぜる。
水どけが良いので軽い力で混ぜることができる。サッと仕上げることができるから、子どもが調理するときでも作業が進めやすそう♪
さっそく生地を焼いていこう。生地を熱したフライパンにお玉で流し入れる。お玉の裏で生地を伸ばしていくと均等かつ薄く伸ばすことができるぞ。
表面にプツプツと穴があき、乾いてきた頃が裏返しのタイミング。
裏返して軽く焼いたら焼き上がり! クレープ作り初心者の記者だが簡単に作ることができた。
沖縄伝統のおやつ「ちんびん」を実食
あとは焼き上がった生地をくるくる丸めてちんびんを作っていくだけ。
生地が冷めたところで、ゆるやかに手前からくるくると巻いていく。
あっというまに出来上がり!
お皿に盛り付けてみると、パッケージの写真と遜色のない仕上がりですでに大満足♪
さっそく食べてみると、もっち~りやわらかな食感。噛めば噛むほど黒糖のやさしい甘さが口いっぱいに広がる素朴な味で、つい何本でも食べ進めてしまう。
ロール状になっていることでパクパク口に運べるし、時間が経っても風味が変わらない。出来立てのふんわり感、時間とともに引き立つ弾力感は食べ比べてみると楽しい!
”伝統菓子”という響きにハードルの高さを感じていたが、水で溶いて焼いて巻くだけ! といういつでも作れる手軽さと、止まらない美味しさの手作りお菓子に出会えて大満足!
アレンジもたくさん楽しめる「ちんびん」
次に、基本の作り方で仕上げた「ちんびん」を生クリームやフルーツをトッピングしてちょっぴり贅沢アレンジ。
生地を焼いたらお皿などに重ねておく。重ねておくことで生地のしっとり感が保持されるので、盛り付けがしやすくなるぞ。
あとは、好みのフルーツや生クリームを盛り付けたら完成。生地の色合いがフルーツとも相性が良く、レストランのデザートのような華やかさがある。ちょっとした記念日のスイーツにもオススメできそうだ。
ちなみに記者が作った黒糖クレープは、一般的なクレープよりも厚めに仕上がったが、しなやかだから破れにくくて盛り付けもしやすかった。
さっそく口に運んでみると「おいしーー!!」と、食べた瞬間思わず叫んでしまう衝撃さだった。
やさしい甘さの黒糖クレープにフルーツの食感と酸味、クリームの甘さが加わり、これは絶品! お店で食べるクレープでは体験できないもっちりとした食感と、具材を引き立たせるような黒糖のコクのある甘さがたまらない。 食べ応えも抜群だ。
生地の厚みは自分好みにアレンジしてもいいだろう。今回ははじめてで厚めに仕上がったが、薄く焼けるようになったらミルクレープにもチャレンジしてみたい。
「ちんびん」としてシンプルに食べてももちろん美味しいが、素朴な味わいだから他の素材とのコラボも楽しめる。いろいろな組合せで楽しめそうだ。
自分好みのアレンジで楽しめるミックス粉
『ちんびんミックス』は、生地のままでも美味しい「ちんびん」を手軽に楽しめるのに加え、アレンジがしやすいのも魅力。黒糖のやさしい甘さともっちり食感を自分好みのアレンジで楽しんでみて!
購入は、沖縄県内量販店、公式通販サイトにて。
photo by tomo