映画コメンテーター・有村昆&世界的数学者・ピーター・フランクルらがコーディネート!千葉県下No.1家具ブランド『ROOM DECO』の体感型ショールームに潜入

(写真左から)久々野智小哲津プロデューサー、萩原優代表取締役、有村昆さん、ピーター・フランクルさん、荒井詩万さん、藥師寺紋子さん

家具ブランド『ROOM DECO』幕張新都心店が、4月27日にリニューアルオープン。著名人がプロデュースしたインテリアコーディネートを実際に体感できる、新たなショールームに生まれ変わった。今回は、オープン前に開催された内覧会に潜入! 映画コメンテーター・有村昆さんや世界的数学者・ピーター・フランクルさんらがコーディネートした、個性溢れる空間を取材した。

 

千葉県下No.1!老舗家具店が手掛ける体感型ショールーム

創業64年の株式会社かねたや家具店(千葉県千葉市)が手掛ける『ROOM DECO』は、千葉県に8店舗、県外に5店舗を有する千葉県下No.1の大型家具店。家具の総合ブランドとして、従来の家具販売だけでなく、生活を楽しくする住空間のコーディネートを展開している。

なかでも幕張新都心店は、関東最大級の売場面積(約4000坪)を誇る大型店。リニューアルに伴い、国内外の企業や商品のブランドづくりを行うパックアーツ株式会社の久々野智小哲津氏が総合プロデュースを担い、季節ごとに著名人がトータルコーディネートした部屋を発信。親子で1日楽しめる“体感型ショールーム”として展開していく。

 

第1弾は『“部屋がエンターテインメントになる”ROOMDECO COLLECTION 2018’SPRING~SUMMER’』。「MOVIE」「STUDY」「ART」「WONDERLAND」をテーマに映画コメンテーター・有村昆さん、世界的数学者・ピーター・フランクルさん、KOMIYAMA TOKYO 小宮山慶太さん、インテリアコーディネーター・荒井詩万さんがプロデュースした4ブースと、その他10部屋の計14のコーディネートを8月19日まで展示する。

この日は、株式会社かねたや家具店・萩原優代表取締役、久々野智プロデューサー、有村さん、ピーターさん、荒井さん、藥師寺紋子さん(小宮山氏代理)が登壇。久々野智プロデューサーは「ネットでも家具が買える時代に、ネットでは体験できないおもしろい空間をご用意して、エンターテイメントとして体感できるものを作るのが、今の時代にあったリアル店舗のあり方かなと思った。どの部屋も、ドキドキするようなお部屋に仕上がっています」と自信を見せた。

リニューアルオープンを祝い、ゲストらによるテープカットを実施。著名人自身が、4つのスペシャルプロデュースルームを紹介するツアーも行われた。

 

著名人が手掛けた4つのコーディネート空間の見どころは?

「MOVIE」<映画コメンテーター・有村昆>

アメリカの西海岸風をイメージした優雅な空間。リビングの壁を用いたミニシアターのほか、シースルースクリーンによる未来のレーザーアニメーションが楽しめる“フューチャーシアタールーム”を併設。屋外には、子どもが遊べるビーチも設けた。

「一言で言うと、ファンタスティックを超えた “シネマティックエンターテインメント”。見どころは、10年先をイメージした“フューチャーシアタールーム”です。映画でも今はVR作品が話題ですが、その先にあるのは“体感”できるエンターテイメント。それを、お部屋で再現しました」

「テーマパークにしたいと思い、建物の中に砂浜を入れたらおもしろいなと考えました。しかも、白い砂浜をスクリーンにして映すという発想にしたかったので、すべて白にしました。夜になると、さらにインスタ映えすると思います」

「STUDY」<世界的数学者・ピーター・フランクル>

壁一面に世界地図や黒板、「ピーターさんからの挑戦」と題した数学問題を配置。踏むと模様が変わるカラフルな床を用意し、入口から子どもの好奇心を刺激する。

「子どもたちはみんな好奇心を持っているのに、いつの間にか“勉強をやりたくない”と思ってしまうことが多いんです。そうならないように、ゆっくりと時間をかけて、オープンマインドで世界と向き合うことができる空間にしたいと思いました」

「親が忙しいと、子どもはスマホだけ見て時間を過ごすことがある。実際にそれはできるけれど、果たしてそれでいいのか。僕は、それではもったいないと思うんです。世の中は、もっとずっとおもしろい。五感をもっと刺激するような機会がほしいですよね」

「ART」<KOMIYAMA TOKYO 小宮山慶太>

1939年創業の小宮山書店(神田神保町)で販売しているアート作品の中から、新進気鋭のアーティスト「天野タケル」「森山大道」らの作品をセレクトして展示。総額1000万円以上のアートを用いて、ロンドンとブルックリンをイメージした2つの空間を作り上げた。

「“アート×都市”でインテリアのご提案をしました。世界中でインテリアの買い付けや海外フェアに参加している私(小宮山氏)が今、クールな都市として選んだのがイギリス・ロンドンとアメリカ・ブルックリン。“生活の中のアート”をコンセプトとして、元気が出る部屋を作りました」

「ブルックリンをイメージしたキッチン・ダイニングと、ロンドンをイメージしたベッドルーム。アートというと高額なイメージがありますが、写真や版画などそれぞれお値段も違ってきます。みなさんご自身の生活の中で、一番ちょうどよいものをお選びいただければと思っています」

 

「WONDERLAND」<インテリアコーディネーター・荒井詩万>

大・中・小3つの扉の中に広がるのは、家具に支配された不思議な空間。宙を舞う家具や、大胆に咲き乱れる花など、カラフルで驚きに溢れた日常ではあり得ないワンダーランドに仕上げた。

「体感することがテーマなので、ワクワクする空間展開を心がけてコーディネートしました。『インテリアって、こんなに楽しいんだ』と思ってもらえることを目標に手掛けました」

「メインとなるリビングは、チェアが踊ったり、おしゃべりを楽しんでいるイメージ。ワンダーランドということで、まるでソファから飛び出してきているかのように、毒っ気のあるカラフルなお花を飾りました。ピンク・オレンジ・ブルーの3色を繰り返し使うことで、全体の部屋が色で繋がるように意識しています」

“住空間×エンターテインメント”の新レジャースポットが誕生!

リニューアルオープンについて萩原代表取締役は「家具だけでなく、床、壁、天井、照明という内装を含めてご提案したいという思いを込めて『ROOM DECO』というブランドを立ち上げました。今後も日常の生活だけではなく、エンターテインメントとしても住空間は楽しめるということを念頭におき、家具インテリアと住空間、内装も含めたプロデュースに力を入れて取り組んでいきたい」と抱負を語った。

個性豊かなコーディネートルームが、実際に店舗の中に設置される「ROOM DECO 幕張新都心店」は、まさにエンターテイメント型ショールーム。有村さんは「それぞれのお部屋によってコンセプトが全く違いますので、楽しみながら遊びに来て、このお部屋はなんだろうってあれこれ冒険していただくイメージで楽しんでほしい」とアピールした。

各ブースにフォトフレームを用意するなど、インスタ映えスポットも盛りだくさん! インテリアについてインスピレーションを受けながら、親子でワクワク楽しめる空間は、新たなレジャースポットとなりそうだ。

 

ROOM DECO 幕張新都心店<4月27日リニューアルオープン>

所在地:千葉市美浜区ひび野1-7(JR京葉線 海浜幕張駅から徒歩5分)

営業時間:10時30分~20時

定休日:年中無休

電話番号:043-296-1211

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記者

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中村あさか

小学生と幼稚園の息子を持つ30代。埼玉県の戸建て住まい。編集&ライター歴7年。

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photo by 竹林 省悟

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