むせるほど酸っぱく痛いほど辛い、まさに罰ゲームな味わいの『ペヤング すっぱからMAXやきそば』を勇気を出して食べる!

美味しいかまずいか以前の問題が…

ペヤングのやり過ぎ感に定評のあるMAXシリーズ。その元祖ともいうべき「激辛やきそば」と昨年4月にリリースされた「ペヤング 酸辣MAXやきそば」、それを合体させた感のある『ペヤング すっぱからMAXやきそば』。これを食べるのに何より必要なのは、勇気だろう。

一気にすすれば大惨事となるので、慎重に呼吸を整えてからゆっくり食べるべき!

カップ麺シーンの激辛基準を変えたと言われているのが「ペヤング激辛やきそば」。痛いほどに辛いその食べる凶器のような味わいは、普通に店頭で手に入るカップ麺として舐めてかかると痛い目にあう本格激辛製品として大ヒット。そこからMAXシリーズは始まっていく。

あわせて読みたい:
『ペヤング激辛やきそば』販売再開後もやはり食べる凶器ぶりは健在の辛さを通り越して痛さを楽しむタイプの一品

 

ただ辛さに関してはどうやら、昨年12月にリリースされた「ペヤングもっともっと激辛MAXやきそば」で限界を極めたらしい。

 

 

あわせて読みたい:
悶絶必至!『ペヤングもっともっと激辛MAXやきそば』の地獄ホラーレベルの狂気の辛さは一体誰得!?

あわせて読みたい:
やり過ぎシリーズ最新作は『ペヤング 酸辣MAXやきそば』。強烈なすっぱ辛さでむせること、確実の問題作!

 

そこで昨年4月にリリースされた「ペヤング 酸辣MAXやきそば」の酸っぱさに着目して、合体させたのが今回のまるか食品『ペヤング すっぱからMAXやきそば』(112gうち麺90g・希望小売価格 税抜185円・2018年4月16日発売)だ。

酸っぱくて辛い料理は、中華系だと酸辣湯麺、タイ系ならトムヤムクンあたりが有名だが、かやくにキャベツ、えび、ニラ、ピーマンで、ソースがトマトでチキン&ポークだしということで、さっぱりわからない。

ではかやくを入れて、湯入れをして3分、湯切りする。この時点ではあまり特徴はない。ところがソースを投入すると、見た目がいわゆるタイ系のドロドロっとしたソース。香りを嗅ぐと実に酸っぱそう。

酸味や辛味が凝縮されていたらたまらないので、念のためしっかりめにかき混ぜる。立ち上るのは何ともエスニックな香り。これは厳しい。

勇気を振り絞って一口。ゆっくり食べて、良かった。それでもむせる。ものすごい酸味である。さらに後から追いかけてくる辛さという痛み。舌と呼吸器が辛い。水泳のクロールのように、息継ぎを横でしながら食べていく。

ああ、痛い。そして油断するとむせそうになる。こんな辛いものでむせて、鼻や目の方に行ってしまったら大変なことになりそうだ。そうでなくても十分罰ゲームに最適。

 

 

GWで仲間と集まって、ゲーム大会をするときの罰ゲームにおすすめ。好き好んで食べるのなら、辛さを抑えてくれる牛乳をサイドドリンクに用意しておいたほうがいい。悪いことは言わないから。

美味しいかどうかというよりも、危険を避けられるかどうかという、そういう食べ物。全国のスーパーやコンビニで入手可能だが、そんなに需要があるのか!?

 

 

 

公式サイトはこちら

記者

アバター画像

清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

この記者の記事一覧

photo by 尹 哲郎

トラックバック