旨味と辛みの共依存関係! 『明星 東京タンメントナリ監修 辛激タンメン』の旨辛スープに箸も汗も止まらない!
2017年から続く第5次激辛ブーム。赤いスープは見た目にも分かりやすいという理由からインスタ映えの影響もあって男女問わず広がり、今では「辛活」という言葉もあるほどだ。『明星 東京タンメントナリ監修 辛激タンメン』は、濃厚な豚骨スープと辛味噌が織りなす旨味と辛さを追求した1品。これは確かめられずにいられない!
止められない秘密は確かな旨味! 辛いだけじゃない名店ならではの美味しさ
明星食品株式会社(東京都渋谷区)の『明星 東京タンメントナリ監修 辛激タンメン』(112gうち麺80g・ローソン標準価格 税込200円・発売中)は、「東京タンメン トナリ」の監修の下で開発された激辛カップ麵だ。
同店は東京に6店舗、埼玉に1店舗を構える株式会社松富士食品(東京都千代田区)が運営するブランド店。特徴はタンメンならではのふんだんに盛られた季節の野菜と生姜。驚くことなかれ、その重さは厚生労働省が推奨する成人1日あたりの野菜摂取量の350gを越える360g! 量だけでなく、シャキシャキとした食感と味が美味しいと評判だ。スープはあっさり系ではなく、豚骨を使用したこってり系となっている。
『明星 東京タンメントナリ監修 辛激タンメン』は、同店の新メニューをベースとした新商品。「ローソン名店シリーズ」としてローソン限定で発売されている。同シリーズには「日清 札幌えびそば一幻 えびみそ」や「エースコック 麺屋武蔵監修 節鶏(ふしちょう)ら~麺」など計5種類が発売中。
蓋を開けると大量の具と赤い粉末スープ。匂いはそこまで気にならない。内袋はないのでそのまま目安量である340mlのお湯を入れる。太麺仕上げのため待ち時間は5分なので要注意。粉の塊が残っているので液体スープを入れる前に麺を混ぜておいた方が良さそうだ。
混ぜ終わったら、コチュジャンのようなねっとりとした液体スープを投入。一気にスープに赤みが増す。底から混ぜるように、との指示に従い念入りに混ぜておく。塊になっていたらそれこそ爆弾並みの危険度だ。
さらさらとしたスープからは食欲を刺激する味噌の香りが漂ってくる。見た目が赤いだけで刺激臭はないが……油断しないように気持ちを落ち着かせてまずはスープを一口。
辛いのはそこそこいける記者だが、これは絶妙なバランスの辛さと表現するほかない。味噌のおかげでまろやかな口あたりとなっていてスープを飲むのは苦ではない。だが、スープの通った食道にピリピリとしたほどよい刺激が襲いかかってくる。とはいえ、辛さはスッとどこかへ消えるので長時間悶えることはない。
そもそも辛さは舌の感じる痛みの程度で決まる。辛ければ辛いほどそれは痛みとして認識され、痛みを抑えるために脳内麻薬と言われるエンドルフィンを分泌。それが快感となって人は辛さを求めると言われている。しかし、これはエンドルフィンがギリギリ分泌されない程度の辛さではないだろうか。
野菜は、にんじん、ニラ、もやし、チャーシュー、キャベツ、キクラゲの6種類。シャキッとした食感がアクセントになって食べていて楽しい。量も多いので箸休めにもぴったりだ。麺は太麺でスープにも野菜にもよく合うあって食べごたえ。さらにちぢれ麺なのでのでスープと野菜の両方を絡めて運んでくれる。これは箸が止まらない。汗も止まらないが食べている実感が湧いてくる。
念のために用意していた水には手を付けずに完食。追い飯で終わりたい人も多いかもしれないが、元々の湯の少なさもあってスープはほとんど残っていない。濃厚スープなので味はしっかりと付いているが、かなり薄味となりそうだ。
辛い物好きならおすすめ。ただし、辛さのみを求める人には物足りないだろう。「辛辛魚らーめん」や「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨味噌」と比べるとかなり食べやすい。カレーの辛口が食べられる人なら楽しめるはずだ。
全国のローソンにて発売中。
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photo by 尹 哲郎