打倒絶対王者・サラダ味!? 『じゃがりこ 塩レモン味』の爽やかな酸味は主役級の美味しさ

新たなる定番となってもおかしくないクオリティ

 

昨年7月から毎月1~2種類の新商品を発売し続けている「じゃがりこ」。5月は昨年4月にセブン-イレブン限定で発売されていた『じゃがりこ 塩レモン味』が全国発売となって新登場! あまりの美味しさに大黒柱のサラダ味を越える高評価をつけた人もいたようだ。これは試してみるしかない!

 

今度のじゃがりこは万能調味料とのコラボレーション!

カルビー株式会社が発売する「じゃがりこ」は1995年の発売以降、ボリボリとした癖になる食べごたえで瞬く間に人気となったポテトスナックだ。女子高生がカバンに入れて持ち歩けるような商品として開発したが、今となっては10代から20代を中心におでかけや旅行の定番商品として圧倒的な人気を集めている。記者も新幹線のお供によく頂いている。

今回新登場したのは『じゃがりこ 塩レモン味』(52g・税抜139円・2018年5月21日発売~9月中旬まで)。昨年、じゃがりこファンサイトで最も食べたい味に選ばれてセブンーイレブン限定で発売。その味は多くのじゃがりこファンを唸らせた。

 

塩レモンは万能調味料として有名。レモンを塩漬けにして作るだけの簡単なものだが、酸味の角が丸くなりまろやかな塩の味わいとなっていて何にでも合うのが特徴だ。チキンソテー、唐揚げ、カルパッチョと合わせて食べるのがおすすめ。

実は今回の「塩レモン味」は、チキンを漬け込んだ味わいをイメージして作られている。原材料を見てみると、きちんとチキンエキスパウダーの文字。チキンを商品名に記載していないのに理由があるのだろうか。

 

以前のパッケージとパッと見の違いはほとんどなく、明確に違うのは栄養成分表示。内容量とカロリーは同じだが、たんぱく質が+0.1g、炭水化物が+0.8g、食塩相当量が-0.1gとなっている。糖質量を計算してみるとは-0.1gだが、これくらいなら誤差の範囲だろう。

 

じゃがりこといえばパッケージにも要注目。レモン畑をイメージした春夏の季節感となっている。キャラクターは「シトロン」。レモン農家の娘だそうだ。バーコードは「トラック」篇が掲載。トラックから溢れかえったレモンに対してキリンが「こんなに運びきもん!」とダジャレを利かせた一言。点数をつけるのは止めておこう。

 

『じゃがりこ 塩レモン味』を食べれば爽やかな口臭に!? レモンのしっかりとした酸味を感じられる

カップのフタを開けると黄色一色。サラダ味に見慣れていると妙な違和感を覚える。香りはシフォンケーキのような柔らかいレモン。

 

さっそくポリポリと食べてみると、1口目は表面についた塩の味だが噛み続けているとどんどんレモンの味がハッキリとしてくる。酸味がしっかりとしていて、本当にレモン漬けを食べているような間隔に陥る。ここまでしっかりとレモンの味がするとは、これは驚きだ。

 

サラダ味ほどの塩味はないが、レモンの酸味を強調する程度の塩加減がこれまた絶妙。口の中もレモンのおかげで爽やかさすら感じる。実際に口臭もレモンの香りとなっているくらい。ただし、チキンの味は残念ながら感じられなかった。

表面にはレモンの粒が付いているが、パッケージほどはっきり分からない

人の舌は場所によって感じる味が違う、というのはご存知だろうか。舌をリラックスした状態で、舌の先端が甘味、犬歯のあたりが塩味、奥歯のあたりが酸味、さらに奥が苦味を感じると言われている。これをうまく使うと『じゃがりこ 塩レモン味』をさらに楽しむことができる。

塩味を犬歯のあたりで噛み、奥歯で潰してレモンの酸味を楽しむ。そして最後にじゃがいもの甘味を先端で感じて飲みこむ。という具合だ。『じゃがりこ 塩レモン味』ならではの楽しみ方なので購入の際にはぜひ試してみてほしい。

 

カルビー『じゃがりこ 塩レモン味』は全国のスーパーで発売中。9月中旬までの期間限定。

 

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記者

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森脇 学

20代男性。工学系出身ライター。食品・工学・アニメ・漫画と幅広い知識を活かして執筆中。関東住まい。

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photo by 尹 哲郎

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