人にもペットにも無害で、モノも傷まない食品添加物由来の新世代除菌・除カビ・除ウイルススプレー『フォーダッシュ エアゾールタイプ』!
梅雨の季節だけでなく、ジメジメする場所にはカビが繁殖する。もちろん菌もウイルスも心配。しかし一般に流通している除菌剤は刺激の強いアルコール製剤か、漂白剤として知られる次亜塩素酸製品が多い。なので小さな子供やペットがいる場所では心配。そんな時はこの食品添加物由来の『フォーダッシュ エアゾールタイプ』が役に立つ。
医療機関・介護施設のウイルス対策、図書館蔵書や文化財のカビ対策、食品工場や飲食店での衛生管理に役立って来た第3の除菌剤が一般でも手に入る!
常に消臭除菌剤が手放せないというキレイ好きの人も、最近では珍しくないが、あまり使いすぎるとその毒性は無視できないものになってしまうという報告もある。除菌するために人間に被害が及んでは本末転倒。神経質になりすぎることはないが、それでも幼い子供やペットのいる家庭では気になるのではないか。
さらに浴室などの防カビ・除カビ剤は、やはり次亜塩素酸製剤も多く、もともと漂白剤成分なので、洗い流した後でも充満した臭気で喉がヒリヒリした経験のある人は多いだろう。
人間や動物には優しくあってほしいが、ウイルスやカビ、有害菌には厳しくあってほしいというのはわがままだろうか。と、いろいろ深く考えていたところ、この株式会社芝本商店(兵庫県加古川市)の『フォーダッシュ エアゾールタイプ』(350ml・希望小売価格 税抜2,500円・発売中)を知った。
肌に付着すると炎症を起こしてしまうこともあるアルコール由来でもなく、マスクをしないで使用するのは危険な塩素系でもないこの『フォーダッシュ エアゾールタイプ』。食品添加物由来で作り出された第3の除菌剤「BV4」である。
実はこの製品、一般消費者には縁がなかったが、すでに医療機関・介護施設のウイルス対策や、図書館蔵書や文化財のカビ対策、食品工場や飲食店での衛生管理などで使用されている、いわば業務用製品。貴重な本などのカビによる腐食を防いで文化を守っている側面もある、価値ある製品だという。今回の一般販売用にエアゾールタイプを販売するにあたり工夫した点は、ノズルの改良だそう。狙った箇所に細く遠くまで飛ぶように。また、これまで無香料だったが、グレープフルーツの香料を加えたという。
では実際に使って確かめてみたい。
最近気になっていたのはエアコン。どうしても使用してしばらくすると、温度をあげたときに特有の匂いが出てしまう。市販のスプレータイプのエアコンクリーナーを使用するのは、一説にはエアコン故障の原因にもなると最近は言われているので、なかなか使う勇気がなくて困っていた。
もちろんフィルターなどは水洗いなどしてからという前提になるが、この『フォーダッシュ エアゾールタイプ』を全体的に吸気部分と排気口部分にふりかけてみた。この『フォーダッシュ エアゾールタイプ』、噴射すると何とも不思議な匂いがするのだが、すぐ消えるのでご安心を。グレープフルーツ香料とはあまり思えない不思議な香り。
良い子は真似して欲しくないのだが、記者はそれを結構近くで思い切り吸い込んでみたが、何も刺激がない。ノンアルコールなので火気厳禁というわけでもない。つまり火を使いながらでも使えるので、調理時などにもOK。でも不思議といえば不思議。こんなに何の刺激もなくて効果があるのか? と逆説的な疑問が浮かんでしまう。
しばらくしてエアコンをつけてみた。温度設定をあげめの冷房。おや、確かに匂いがない。良い香りも別にないので、ほんと、手応えがないが、確かに気になるカビ臭さは消えていたから驚く。
マスク
ではもっと人間に近い部分で試してみたいと思い、匂いが気になりやすく、除菌もしてほしいマスクに噴射してみた。一応乾かしてから装着。これも無臭化。不思議なことにマスクの素材の匂いを感じるくらい無臭。ミントオイルをつけ過ぎてむせてみたり、アルコール系を使って肌がヒリヒリしたりと苦労していたので、この使い方ができるのは非常にうれしい。
浴室
カビ取り剤のように、すでにあるカビをバンバン漂白するタイプのものではない。防カビ剤として使用するのが良いようだ。浴室内のカビを掃除してから使用すれば防カビ効果が発揮できるとメーカーの人に聞いた。確かにカビが生えるのを抑える効果があるようだ。
濡れた状態で使用してみたが、そんなに防カビ効果は強力ではない。価格的にたっぷり使うのも気がひけるので、家庭ではこの使い方はちょっと微妙かもしれない。
他にも食品の入った冷蔵庫の消臭にも使えるし、靴箱、肌に直接触れる布団やシーツ、クッションなどにも使ってみたが、最初に金属的な不思議な匂いがした後は無臭になる。爽やかな香りになるというよりは、本当に無臭になるので、除菌がメインの使用方法になると思うが、吸い込んでも安心というのは心強い。赤ちゃんがいようと、ペットが走り回っていようと使えるというのは頼もしい。
あとはやはり価格がもう少しこなれてくれると良いのだが…。入手は公式オンラインショップ『HER』で可能だ。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎