ママライターが体験!リッチェル『ふかふか授乳クッション』はなぜ人気?エアタイプのメリットを徹底検証!
授乳クッションはどれがいいの? ママたちの間で話題のアイテム・リッチェル『ふかふか授乳クッション』は、自分で高さ・柔らかさが調整できる「エアタイプ」(空気調整タイプ)! 実力は? 授乳クッションを3つ持っているママライターが実際に使ってみた!
授乳クッションって必要?どう違う?基本情報を抑えよう!
出産前に購入する人も多い「授乳クッション」は、出産直後から始まる授乳で発生しがちな「肩こり」や「腱鞘炎」(赤ちゃんの重さで手首や肘などが痛くなるママ病のようなもの)を和らげてくれるお助けアイテム。普通のクッションや枕で代用しても、専用のものではないので改善にはつながりにくい。やはり専用の授乳クッションを使った方が赤ちゃんの頭や体が安定するし、何より自分の体に負担が少なくて済むと記者は実感している。
ベビー用品を扱っているお店をのぞいてみると授乳クッションはたくさんの種類があり、ネット検索でもものすごい数がヒットする。それだけ必要とされるものなんだろうなと思いつつも、「どれにすればいいかわからない!」と迷っている人は多いのではないだろうか?
今回実際に使ってみたのは、ベビー用品でおなじみ・株式会社リッチェル(富山県富山市)の『ふかふか授乳クッション』(カバーと本体セット・希望小売価格 税抜4500円・2017年12月発売)! 授乳クッションとしてはめずらしく、空気を入れて膨らませる「エアタイプ」だ。
一般的な授乳クッションは、大きく分けて3種類の材質で作られている。小さな粒状の発砲ポリエステレル(化学繊維)が詰まったビーズ系、ポリエステルやパイルなどが詰まった綿(わた)系、ウレタンなどのスポンジ系、店頭で商品の材質を確認するとだいたいこの3種類だ。
簡単にいうと、赤ちゃんの体が安定しやすいビーズ系か、軽くて柔らかい綿(わた)系か、やや重みがあるが弾力性のあるウレタン系かという違いがあると個人的には思う。
実際にこれらを使用した感想では、それぞれに良いところはあるが共通するのは「使うほどにヘタってしまう」ということだ。それに、丸洗いできるとはいえダニや雑菌のことも気にかかる。
しかし! リッチェル『ふかふか授乳クッション』はエアタイプだから、空気を入れたり抜いたりして自分で高さや柔らかさを調整できる。好きな厚みに調整できて、空気の補充でヘタることもない。「いつもベストな状態で長く使える」ところが最大の特長なのだ。
もちろんカバーは洗濯できるし、なんといっても本体がダニや雑菌の温床になることが限りなく少ない。赤ちゃんに密着する授乳クッションは清潔第一に考えたい、という人には特にオススメだ。
累計販売数80万個!たまひよ大賞やマザーズセレクション大賞も受賞しているエアタイプの「ふかふかベビーバス」の技術が活かされたリッチェル『ふかふか授乳クッション』を実際に使ってみた!
リッチェルは、赤ちゃん用のマグやスプーンなどベビー用品ブランドとして有名。「かわいいデザイン・カラーの使いやすいアイテムが色々ある」というイメージだが、授乳クッションもやっぱりかわいい。
『ふかふか授乳クッション』は、ライトブルー(水色×白のストライプ)とグレー(グレー×白の星柄)の2つのバリエーションがある。シンプルだけれどかわいらしいデザインがリッチェルらしいと思う。
実際に商品を見てみると、まずは箱に入っている時点でほかの授乳クッションとは大きく異なる。空気挿入タイプだから、使用しないときはコンパクトに収納可能! 産院に持ち込むときにも里帰りのときにも、気軽に持ち運べるから嬉しい!
記者の自宅には3つの授乳クッションがあるが、どれも大きくてもちろんコンパクトにはならない。持ち運ぶという発想がそもそもなかったので、この便利さには衝撃を受けた。また、使わなくなったら箱や袋に入れて簡単に収納できる。
※ベルトは付属していません
かわいいデザインのカバーは、洗濯しても乾きやすい素材。新生児のうちはミルクを吐いたりこぼしたりすることも多いから、さっと洗ってすぐ乾くカバーは必須だ。
しかも片面がメッシュ生地になっていて蒸れ対策もばっちり。新生児の頃は1回の授乳に30分ほどかかる場合もあるのでこれは嬉しい。
空気を入れて膨らませてみると、浮輪のように簡単に膨らませられた。ポンプがあれば便利だが、なくても5分以内に完了した。最大で高さ20cmまで厚みを出すことが可能。まずは空気量8割くらいから調整するのがいいと思う。
ふかふか授乳クッションは横から見ると斜めで、手前が低くなっているので、実際に使ってみると、赤ちゃんが自分の体に向かって自然にころんと体勢を持ってこられるので授乳しやすい! 娘が新生児の頃は授乳クッション+座布団で高さを調整していた経験があるので、これなら赤ちゃんの重さでクッションが沈みすぎないから、ベストな高さをキープできると思った。
また、赤ちゃんがお座りできるようになったら「お座りクッション」に、お昼寝やぐずっているときは「おやすみクッション」としても使用できる。
そしてさらに、2歳を過ぎた娘に絵本を読み聞かせるときにもばっちり役立ってしまった。普通の枕よりも高さがあってしかもスロープ状になっているので、大人が頭を乗せて寝転ぶと、絵本を読みながら寝かしつける体勢にもフィット! ほかの授乳クッションはもとの高さも足りないし、2年も使えば最初の6割くらいの厚みになってしまう。『ふかふか授乳クッション』は0才からずっと長く使えるところがすごいと思った。
リッチェル『ふかふか授乳クッション』はお値段もお手頃!
安価な授乳クッションもあるが、実際に使ってみると縫製があまくて中身が出てきてしまったり、洗ってもビニール臭やカビ臭くなってしまったりすることがある。赤ちゃんの体は意外と重いので、耐久性を考えるとしっかりとしたものを選びたい。
リッチェル『ふかふか授乳クッション』は、出産直後から2才頃までベストな状態で長く使えるのに、お値段は4500円(税抜)とお手頃価格。高いものだと1万円以上する商品もあるので、使用感や耐久性を考えるとかなりお得だと思った。ベビー用品を取り扱うショップ、もしくは公式サイトなどで販売中。
使わなくなったらコンパクトにたたんで収納できるところも希少。子供が1人いるだけで荷物がすごく増えるから、ものすごく助かる。授乳クッションを検討中なら、ぜひ一度チェックしてみて。
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photo by 尹 哲郎