従来品との違いが歴然!『サランラップ®』がさらに切りやすくリニューアル
旭化成ホームプロダクツ株式会社(東京都千代田区)から発売中の『サランラップ®』が、リニューアルしたそうだ。『サランラップ®』といえば、耐熱・耐冷性に優れ、ハリ、コシがあって丈夫、ピッタリ密着するフィルムと、切りやすいパッケージというイメージがあるのではないだろうか。今回のリニューアルでは刃を直線型からM字型にすることで、フィルムの切れ味がさらにアップしたほか、使い始めのフィルムが引き出しやすくなり、パッケージサイズも変更するなど、随所に心憎い工夫が施されているらしい。というわけで、早速30cmx50mサイズのリニューアルした『サランラップ®』を手に取り、従来品との違いを検証してみた。
パッケージがひとまわり細くなって握りやすさがアップ!
パッと見た限りではほとんど違いがなさそうだが、握ってみるとリニューアル品の方が従来品より手のひらにフィットする。なんと、パッケージが45mm角から43mm角になって細くなり、握りやすくなっているのだ。握りやすくなったことで、フィルムを引き出して切るという一連の動きがスムーズに行うことができるようになったのは、かなりポイントが高い!
使い始めのフィルムの引き出しがスムーズになって、ストレスフリー
リニューアル品を開封してみると、2つ目の改良ポイントを発見!使い始めの引き出しテープが従来品より見つけやすくなり、またフィルムの両端が折り込まれているので、従来品よりも使い始めのフィルムが引き出しやすくなっているのだ。
むむ……? この時点で、従来品との違いを実感。ちょっと引っ張っただけでスルっと引き出せるのだ。使いたいときにうまく引き出せないと結構イライラしてしまうのもの。これでストレスの原因が1つ解消されるかもしれない。
M字型の刃で軽い切り心地に
リニューアルした『サランラップ®』を引きで見るとこんな感じ。なるほど、ゆるやかな黄色のM字の曲線が見て取れる。
従来品と同じようにフィルムを切ってみると…
確かに今まで以上に軽い力で切れる。刃をM字にしただけでこんなに切りやすくなるとは驚きだ。刃をM字型にすることで両端と真ん中の3点に力が集中するため、軽い力で切ることができるということらしい。
もともと『サランラップ®』(ポリ塩化ビニリデン製ラップ)のフィルム性能は優秀でポリエチレン製ラップのフィルムと比べて、約200倍酸素を通さず(酸化を防ぐ)、約2.5倍水分を保つ力に優れ(みずみずしさを保つ)、約20倍ニオイを通しにくい(ニオイもれ・ニオイうつりしない)のだ。
「ラップなんてどこのメーカーでも大して違わないのでは?」という人こそ、今回のリニューアルをきっかけに『サランラップ®』を一度手に取り、その違いを実感してみてほしい。
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photo by 尹 哲郎