スイーっとおでかけ!最軽量クラスのB型ベビーカー『カルガルー プラスRS』を実際に使ってみた!
リッチェルのベビーカー『カルガルー プラスRS』は、生後7カ月頃から使えるコンパクト&軽量モデル! カンガルーの親子がシンボルキャラクターのこのベビーカーはどういいの? 実際に使って、その魅力を確かめてみた!
軽いってすばらしい。B型ベビーカー『カルガループラス』最新モデル!
「ベビーカーってどれを選べばいいの?」はじめての子育ては、情報がありすぎて迷うことがいっぱい! ベビーカーはそれなりに大きなお買い物だから、本当に役立つものを選びたい。こどもがご機嫌で乗ってくれて、なおかつママ&パパにも使い勝手のいいものを・・・と思うのは贅沢だろうか?
株式会社リッチェル(富山県富山市)のB型ベビーカー『カルガルー プラスRS』(希望小売価格 税込29,160円)は、生後7カ月頃から36カ月くらいまで長く使える人気のアイテム。カンガルーのお母さんが子どもをお腹の袋に入れて移動するように、ママと赤ちゃんがいつでもどこでも一緒に行動できることをテーマに開発されたベビーカーなのだ。
初めてベビーカーを購入したとき、「え!軽量モデルといってもこんなに重いの!?」と驚いたのが記憶にある。日本の『SG基準(安全基準)』で定められている規格に当てはめると、ベビーカーには大きく分けてA型とB型があり、A型なら生後約1ヵ月から使用できて安定しているが重く、B型は軽くてコンパクトなモデルが多いが使えるのは生後7カ月頃から、というざっくりとした違いがある。
『カルガルー プラスRS』は首が据わったころからおでかけに役立つB型ベビーカーで、3.2キロという超軽量モデルであることが特長だ。(A型なら5キロでも軽量) また、B型はそのコンパクトさゆえに座面が低いものが多いが、こちらはA型ベビーカーとほぼ同じ高さ51センチのハイシート。地面からのほこりや熱から赤ちゃんが守られるのが嬉しい。
走れるようになった2才の娘とおでかけするときは、B型ベビーカーが便利。A型も持っているが、5キロあるベビーカーにおむつに着替え、飲み物におやつ、タオル・・・と荷物が多すぎて、「何の修行?」と思うくらいおでかけがつらい。そういうわけでB型ベビーカー愛用者なのだが、軽量性と操作性は満足しているもののA型ベビーカーに比べて安定しにくい。座面が低いので地面からくる熱やほこりが気になること、そして、ガタガタの道になると手に振動がダイレクトにくるし、何より子どもの乗り心地が気になるといった不満も実はある。
ママライターが実践!『カルガルー プラスRS』を実際に使ってみた!
これらを踏まえて、今回は実際に『カルガループラスRS』を使ってみた。
『カルガルー プラスRS』はB型ベビーカーの軽量性や操作性、機動力はそのままに、ハイシートで奥行きもたっぷりとってあるから、娘のお尻や体全体がすっぽりとシートに預けられる。
また、高さがあって荷物入れに余裕があるので、一般的なB型ベビーカーと比べると荷物の入れやすさが格段に違う! 水筒など立てたままOK、入れたいものが、すっぽり入れられるバスケットはありがたい。
加えて、蒸れないメッシュシートやリクライニング機能(110°~130°)もついているので、こどもが快適に過ごしやすくなっているのも好印象だった。前面の柵(フロントガード)もあるので、こどもがずり落ちるのを防げるのが嬉しい。
実際に街に出て試してみたところ、走行性は安定しているし小回りがきく。高い操作性はかなり嬉しい。商品が所狭しと並ぶスーパーや人通りの多い駅構内や電車・バスの車内などでは特にその魅力を感じられた。カジュアルなデニム調のデザインで、スタイリッシュなのにコーディネートしやすい。さりげなくオシャレなのも嬉しい。
ハイシートだから娘の顔が近いので、こどもも安心感があるのかいつもより長く乗ってくれている気がする。メッシュ窓から様子が確認できるのも助かる。ちょっと顔を拭いたり、飲み物をあげたりするのも腰を大きく曲げずにすんでラク。ハイシート様様という印象。サスペンションがきいているせいかスムーズに進行方向に車輪が流れてくる。少ない力で段差を乗り越えられた時は特にその違いを実感できた。手に感じる振動も少ない。
他にも、片手でさっと開閉できるのが魅力。今持っているB型ベビーカーは、持ち手のところのレバーを両サイド一度につままないとたためないという、片手で絶対に開閉できないモデルだけにありがたさを実感。これはかなり快適なベビーカーだと思った。
B型買うなら『カルガルー プラスRS』はおすすめ!A型とB型の魅力をおいしいとこどり!
「軽量過ぎると安定しないんじゃないの?」とか、「荷物の量を考えるとA型の方が移動がラクなんじゃない?」とか思っていた記者だったが、実際に『カルガルー プラスRS』を使ってみるとそのイメージはがらりと変わってしまった。
こどもが2才を超えている今では、A型の大きさはものすごく移動がしづらいという実感もあったので、なおさら機動力があってスイーっとラクラク移動できる『カルガループラス』の魅力にハマる。軽くて丈夫、移動しやすいB型ベビーカーを探しているなら絶対におすすめ!
リッチェル『カルガルー プラスRS』は、生後7カ月頃から36カ月頃まで対象で、体重目安は15キロまで。全開したサイズW445×D825×H1070(ミリ)、折りたたみサイズはW445×D355×H1070(ミリ)というコンパクトさ。カラーは2種類で、インディゴデニムとブラックを展開。公式通販サイトや全国のベビー用品店などで販売中。
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photo by 尹 哲郎