For 現場の至福の休憩時間! 一気飲み上等・イチキュー缶の王道『ボス THE CANCOFFEE(ザ・カンコーヒー)』!
ペットボトルやリキャップ可能なボトル製品などで”ちびだら飲み”というのが近年の主流だが、”働く人の相棒コーヒー”としては、短いサイズのイチキュー缶を忘れてはいけない。そんな魂を込めた定冠詞付き新製品『ボス THE CANCOFFEE(ザ・カンコーヒー)』を味わってみよう。
一気飲みに適したサイズ缶で、程よく甘い、卓越したミルク感、コーヒーのコクを忘れずにすっきりと仕上げたまさにTHE付きの味!
コンビニエンスストアのカウンターで味わえるコーヒーもいい、リキャップ可能なボトルやペットボトルもちびちびダラダラ飲むには非常に便利。しかし缶コーヒーの王道といえば、短くてしっかりした味わいで一気飲みに適した185g缶(通称・イチキュー缶/ショート缶)という人も多いのでは? 自販機からガコンと取り出し、ブシュッとプルタブを押し込み、喉に一気に流し込む。これぞ缶コーヒーの至福の醍醐味と考える人。
そんな缶コーヒーの原点を改めて、今年7月に新稼働したサントリーコーヒーロースタリー株式会社 海老名工場の高機能焙煎機で生み出したのが、銀色エンボスフェイスのサントリー食品インターナショナル『ボス THE CANCOFFEE(ザ・カンコーヒー)』(185g缶・希望小売価格 税抜115円・2018年9月4日発売)である。
イチキュー缶ファンの記者としては非常に気になるので、飲んでみた。さて、王道の美味しさを味わうことができるのか。
キンキンに冷やした後、プルタブを落とし込むと、広がる香ばしいコーヒーの香り。焙煎の良さがよくわかる、シンプルな風味が美味しそう。ぐいっと喉に流し込むと、すっきりとしたテクスチャーとミルクの芳醇な味わい、的確な甘さが通り抜けていく。
問答無用に美味しい、まさに缶コーヒーの味わい。すっきり仕上げなのに、きちんとコーヒー感があるのがまたセンスがいい。こうした缶コーヒーは、舌の中心〜奥を通して渇いた喉奥に流し込むように飲むのがおすすめ。甘やかな牛乳由来のミルク感をまとったすっきりした甘みが喉奥から広がるように。
口内にためて飲むよりも、のどごしメインで、後味を味わうのが基本。日本そばのように味わうと余計に美味しさが高まるのが香りを存分に味わいやすい。
缶コーヒーというものは、法的な規制で、缶詰した後に煮沸消毒することが義務付けらている。そこでどうしても香りが飛んでしまうことを予測して仕上げなくてはならないのがお約束。しかしそこは老舗のボスなので、しっかりそれを予測して合わせてきたようだ。
これは缶コーヒー、中でも自販機で買ってその場で飲む人のための、”至福の休憩時間”コーヒーだと思う。近年の薄味仕上げもいいが、やはり缶コーヒーらしい缶コーヒーを飲みたいというときに、最適化された味わい。好きな人にはたまらないのではないか。
入手は全国のスーパー、コンビニエンスストア、自動販売機などで可能だ。
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photo by 尹 哲郎