駒の動かし方がわからない、初心者の強い味方!『NEWスタディ将棋』で将棋に初挑戦!!
11月17日は「将棋の日」。将棋は“集中力”や“先を読む力”が養えるといったメリットがあるとよく聞くし、この機会に子どもと初挑戦してみることにしよう。使うのはくもん出版の『NEWスタディ将棋』。実は史上最年少プロ棋士・藤井聡太七段も、この商品で将棋を覚えたのだとか。良品であることは間違いないが、我が家の息子たちの反応はいかに!?
駒の動かし方が一目瞭然!だから初心者でも大丈夫
「王将を取れば勝ち」というなんとなくのルールはわかるけれど、駒の動かし方がわからないというのは、将棋初心者あるある。そんな我々の味方になってくれるのが、公益社団法人日本将棋連盟監修の『NEWスタディ将棋』(希望小売価格 税別3,200円)。
一つひとつの駒に、矢印で「駒の動ける方向」が描かれているので、初心者でもすぐに遊ぶことができるのだ。
将棋盤&駒は木製!二つ折りにしてコンパクト収納
箱から本体を取り出すと、天然木製であることにびっくり。勝手にプラスチック製の将棋盤を想像していたので、木のあたたかなぬくもりは思いがけなかった。小3の長男も「(木の)いい匂いがする!」と嬉しそう。
将棋盤は二つ折りになっており、中には駒をしまうことができる。駒ももちろん木製で、木目や色合いなどに個体差があるのも趣深い。
そして、駒に描かれた矢印を見るなり、息子も「歩はバックできないのね、桂馬は飛び越えられるのね」と、駒の進め方を理解。これなら、初心者親子でも将棋が楽しめるかもしれない!
遊ぶだけで、自然とルールが覚えられる!
まずは解説書を読んで、「歩なし将棋」からスタート。息子は「カチン!」と音を立てて駒を置き、「これ、やってみたかったの」とニヤリ。
ここで幼稚園児の次男も参戦。「王様(王将のこと)をバリアしてみようかな」と自分なりに作戦を立てている模様。一方の長男は、「ここに置いたら取れるけど、次に取られちゃうでしょー」などとつぶやきながら真剣に一手を考えている。
将棋は「先の先まで読む」とはよく言うが、たしかに相手がどう出るか、先を読まなければ即刻負けてしまう。ちなみに駒に矢印が書いてあるおかげで、まだ難しいかな?と思っていた次男もしっかりとルールを理解して対局を楽しんでいる。
するとここで、初めは矢印に頼っていたものの、いつの間にか駒の動かし方が頭に入ってきていることに気づく。これを続けていれば、自然と将棋のルールが学べることは確実である。史上最年少プロ棋士、藤井聡太七段が5歳のときにこの商品を使っ
子どもは楽しい!親はうれしい!『NEWスタディ将棋』
少し早いと思ったが、次は「歩」も加えて遊んでみることに。どうしてもビビって「歩」以外の駒を前に出せない状況に、長男からは「将棋って勇気がいるんだね」という名言も飛び出した。たしかに、相手の一手がどう来るのかを考えれば考えるほど、守りの姿勢に入りたくなる。でも、それでは勝てない……なるほど、これが将棋のおもしろさか!
息子たちも気に入ったらしく、ふだんはカードバトルをやっている時間帯に『NEWスタディ将棋』で遊ぶように。記者自身も、今回将棋で脳が活性化することを実感しただけに、子どもたちが将棋で遊んでくれるのはすごく嬉しい。
解説書には、一人で遊ぶことができる「詰め将棋」の例題と解説付き。これを読んだ長男が、一人黙々と将棋盤に向き合う場面もあった。
将棋のルールと楽しさを教えてくれる『NEWスタディ将棋』は、全国の玩具店等で発売中。子どもからお年寄りまで楽しめるから、年末年始の里帰りでも大活躍してくれそうだ!
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎/中村あさか