実食レポート!海苔つくだ煮なのにスパウト容器『減塩アラ!』は身体に良くて使い方色々って本当?
自分でつくるとなると面倒な「海苔つくだ煮」。昨年リニューアルした塩分30%カット『減塩アラ!』は、「スパウト容器で便利!」や「減塩なのにおいしい!」と評判の商品だ。仕事に家事に忙しい毎日に、ちょっとごはんがおいしくなって身体にもいいプラスワンを求めて、さっそく実際に食べてみた!
のりつくだ煮『減塩アラ!』は、ごはんのお供にぴったり!
ブンセン株式会社(兵庫県たつの市)が昭和36年に発売した海苔つくだ煮「アラ!」シリーズは、庶民の食卓のお供である海苔つくだ煮を自分で作らなくてもすぐに食べられる便利な商品。海苔つくだ煮は、海苔に醤油や水、みりん、砂糖、かつお削り節などを混ぜ合わせて煮続けるシンプルなつくだ煮だけれど、自分で作るとなるとわりと海苔が大量に必要になるし賞味期限は気になるし、で「おいしいけれど忙しい毎日にはちょっと・・・」と遠慮したくなる側面がある。
『減塩アラ!』(122g・価格「ブンセン卓配便」 税込314円)はシリーズ商品に比べて塩分30%カットという嬉しい減塩バージョン! ごはんのお供は塩分が多いイメージがあるけれど、これなら子供も高齢者も働き盛りの私たち世代にも健康をさりげなく気遣えて嬉しい。
また、『減塩アラ!』は便利なスパウト容器。スパウト容器といえば飲むゼリーやヨーグルトなどが入っているイメージがあるが、近年では味噌をはじめ様々な和食調味料にも進出中。
スーパーをのぞいてみると便利な瓶タイプの海苔つくだ煮もたくさんあるが、瓶は割れる可能性が高くて重さもあり、何といってもフタが開けにくい。さらにはごみの分別の面でも、スパウト容器なら地域によっては一般ごみとして扱えることもあって、ファンからは「ごみ捨てがラク!」という声も上がっているという。
とはいえ、やっぱり「おいしくなくちゃ、いくら体に良くても嫌だ!」と思う記者にとってはその味わいが一番大切! 「減塩ものにありがちな味の物足りなさはどうなのか?」を中心に『減塩アラ!』の味わいを実際に確かめてみた!
欲しい分だけすぐ出せる!『減塩アラ!』はその便利さが光る!
記者が普段食べている海苔つくだ煮は瓶タイプ。ふたをこまめに拭かないとこびりついて、ますます開けにくくなってしまうのが悩みのタネだ。
『減塩アラ!』はスパウト容器だから、キャップが簡単に開閉できるし何といっても使用するときにスプーンや箸がまったくいらない。チューブの先端から直接お皿の上に、またはごはんの上に出せるから、洗い物がひとつ減ってこれは嬉しい!
さっそく『減塩アラ!』を使ってみると、見た目には普通の海苔つくだ煮で磯の香りがほっとする。白いごはんにはもちろん、キュウリや納豆にかけるのもあり。お弁当のときに、お漬物と一緒に混ぜて巻き寿司のようにするのもおすすめ。
実際に食べてみると、減塩商品とは思わないほどおいしくしっかり甘じょっぱい。あえていうなら、トゲのないマイルドで優しい味わいという感じで濃厚さはないと思った。
わりと濃い味派である記者だが、味が薄いとか物足りないとかはまったく感じず、言われなければ減塩と思わないくらいしっかり味わいがあったのでびっくり。
それに料理を作る目線で考えると、盛り付けるときにキレイに出せるのがやはり嬉しい。スプーンだと中身がへばりついてしまうけれど、スパウト容器ならそれがないので見た目を損なわないし「どれくらい使うか」を調整しやすいからさらに塩分カットができるのではとも感じた。一度使ったら手放せない便利さがある。
ちなみに消費期限(未開封の場合)は、衝撃の540日。今手にしている『減塩アラ!』は2020年3月まで食べられるほど長期保存可能だった。ファンの中には「防災非難セットの中に入れています」という人もいるそうで、確かにこの長期保存で常温保存できることを考えると、非常食のお供としても魅力があると思う。災害時は特に簡易な食事で塩分・糖分過多になりがちだという自覚があるので、これを取り入れたいと思った。
減塩海苔つくだ煮『減塩アラ!』は、全国のスーパーや各種量販店などで発売中。公式オンラインショップ「ブンセン卓配便」でも購入できる。この他にもシイタケいりの「減塩しいアラ!」やしその実入りの「減塩しそアラ!」もあり。おいしく便利に、健康的に過ごすためにぜひ一度ためしてみて。
公式サイトはこちらphoto by 尹 哲郎