『アーモンドグリコ アーモンドぎっしり200%』美味しさも香ばしさも倍々ゲームなキャラメル
グリコがこだわっているアーモンド。その代表的な定番商品がキャラメル『アーモンドグリコ』だが、なんとアーモンド量を2倍に増やした新商品『アーモンドグリコ アーモンドぎっしり200%』が誕生した。アーモンドの香ばしさ、美味しさも“2倍、2倍!”。その食感や味を食べて体感してみる。
「アーモンドのグリコ」こだわりの新作
江崎グリコ株式会社(大阪市西淀川区)とアーモンドの出会いは、なんと1930年(昭和5年)まで遡る。創業者である江崎利一氏がアメリカ産業視察団の一員として渡米したとき、ニューヨークやシカゴのナッツ専門店でアーモンドを見つけたのが最初と言われている。
大人にも楽しんで食べてもらえるようにと開発された『アーモンドグリコ』は、1955年(昭和30年)に当時10円と20円でデビューし、爆発的なヒット商品となった。「1粒で2度おいしい」というキャッチフレーズは、今でもパッケージに使われるほど有名なフレーズとなっている。さらにグリコでは『アーモンドチョコレート』や『アーモンドピーク』などを発売。「アーモンドのグリコ」と言われるほど、アーモンドに並々ならぬこだわりがある。
このほど発売された『アーモンドグリコ アーモンドぎっしり200%』(個装袋込み40g・実勢価格 税込162円・発売中)は、そんな「アーモンドのグリコ」の真髄を見たような“こだわり”を感じさせるキャラメル。その最大の特徴は、言うまでもなく従来の「アーモンドグリコ」の2倍の量のアーモンドを使用している点。アーモンドの香ばしい香りや食感が、より楽しめるようになったキャラメルだという。
そもそも「アーモンド」には、どのような栄養価があるのだろうか。
グリコと言えば「一粒300米(メートル)」というキャッチフレーズも有名で、大阪・道頓堀の戎橋ちかくに掲出されているネオン看板を思い浮かべる人も少なくないだろう。
グリコのキャラメル一粒は、およそ16.5kcal。年齢20歳の男性が160メートル/分で走ると、1分間に使うエネルギーは8.71kcalなので、グリコのキャラメル一粒で1.89分=約300メートルという計算になるのだそうだ。ただ、これはアーモンドだけのカロリーではない。アーモンドの代表的な栄養価はビタミンEで、全粒の穀物やナッツ類など、まるごと食べられる食品の中ではトップクラスの含有量を誇る。
さらにアーモンドにはミネラルや不飽和脂肪酸(身体によい油)、食物繊維が豊富に含まれており、ダイエットや美肌、アンチエイジングに効果があると言われているのだ。
そんな栄養満点の「アーモンドグリコ」の“2倍、2倍!”ものアーモンドがぎっしりと詰まった「アーモンドグリコ アーモンドぎっしり200%」の風味や味をチェックしてみよう。なお、再三使っている“2倍、2倍!”というフレーズは、その昔、高見山大五郎というお相撲さんがCMで叫んでいた言葉。わかる人だけわかれば満足だ(笑)。
ハート型で幼児が食べても安心な柔らかさ
『アーモンドグリコ アーモンドぎっしり200%』は、従来の「アーモンドグリコ」と異なり、箱ではなく袋のパッケージで販売されている。そして、1粒ずつ小分けの個装袋に入れられている。
個装袋から取り出すと、これまた「アーモンドグリコ」とは様相が異なり、ハート型の淡い色合い。生クリームが入っているから、白味が強いのだろうか。なお、ハート型にしている理由は「角張ったものより丸みのあるほうが、幼児が口に入れた場合でも楽になめられることができ、舌ざわりが良いと考えたから」(グリコHP「なぜ? なに? コーナー」より)だそうだ。
さっそく口に放り込んでみる。キャラメル部分に生クリームが使われているためか、従来の「アーモンドグリコ」よりも柔らかい噛みごたえ。年をとった身には、これはありがたい。噛んでいるうちに、中からアーモンドのシャリシャリした食感が得られ、さらに香ばしさが漂ってくるのでとても美味しく感じられた。
美味しすぎて300メートル走り出さないように!
美味しくて美容にもいい「アーモンドグリコ アーモンド200%」。これは子どものおやつだけではもったいない。OLなどが、仕事中にちょっと小腹がすいたときなどに食べるにはもってこいではないかと思う。ただ、元気になりすぎて勤務中に300メートル走り出さないように注意が必要?かもしれない。
購入は全国の量販店またはAmazon「江崎グリコショップ」へ。
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photo by 髙水弐徳