意外と庶民的な味?『Grand Jagabee(グラン・じゃがビー)<トリュフ塩味>』は香りのクセがすごい、攻めたお菓子だった!

お酒のお供に最適な大人スナック

 

冬になるとなぜかお菓子業界に増え始める「トリュフ味」のポテトスナックたち。カルビー『グラン・じゃがビートリュフ塩味』は、高級感漂うゴールドのパッケージが目を引く期間限定商品。どんな味がするのか、そもそもおいしいのか、実際に食べて確かめてみた!

 

平成最後は豪華に!『Grand Jagabee(グラン・じゃがビー)トリュフ塩味』で大人も喜ぶスナックタイム

カルビーの「Grand Jagabee」(グランジャガビー)は、厳選した特別な素材を使ったワンランク上の贅沢なポテトスナック。深く厚くカットされたじゃがいもをじっくりフライすることで、おとなが「おいしい!」と思える味わいを追及している。このたび新発売された『Grand Jagabee(グラン・じゃがビー)トリュフ塩味』(38g・希望小売価格 税抜149円)は、コンビニ先行発売が12月10日から、それ以外の店舗では12月17日からスタート。「ほどよい塩味と口に広がる豊かなトリュフの香りで、食べた後まで贅沢な気分を味わえます」とのことで、これは興味をそそられる!

近年、お菓子業界でトリュフ味のスナックがめずらしくなくなってきているが、トリュフは世界三大珍味である高級食材。地中に生えるきのこの一種で、見た目は真っ黒な石のよう(茶色や白色もあり)。

とはいえ、日本では高級食材のマツタケもヨーロッパではほとんど食べられていなかったり好まれなかったりと、世界各地で味覚が違うので、必ずしも日本人がおいしいと思う味かどうかわわからないが、トリュフ味系のスナック菓子に関しては「まずい」と酷評する声が多いことも事実。この『Grand Jagabeeトリュフ塩味』は果たしておいしいのか?

 

 

トリュフ味はうまい?まずい?『Grand Jagabee(グラン・じゃがビー)トリュフ塩味』を実際に食べてみた!

見た目からして特別感たっぷりの『Grand Jagabee(グラン・じゃがビー)トリュフ塩味』は、自立する底面ありの袋入り。38gは食べきりサイズではあるものの、チャック式なので開閉は自由。パッケージの正面には、ほくほくのじゃがいもとトリュフのビジュアルがどど~んと目立つ。

さっそく中身を取り出すと、通常のジャガビーよりも太い、極太カットのジャガビーが登場。見た目にトリュフ感じはないけれど、表面の粒々が黒トリュフソルトであると思われる。

においはわりと控えめで、それでも袋の中に閉じ込めた香りをおもいきり吸ってみると「ん!?」と異変を感じずにはいられない。くさいという印象はなく、どこかで嗅いだことのあるしかも身近な食べ物のにおいに感じた。「なんだろう、この感じ」と悩みに悩んでひらめいたのは「舞茸」だった!

舞茸も今や庶民の味ではあるが、かつては人工栽培がむずかしかった高級キノコ。原材料にはどこにも舞茸とは書かれていないけれど、確かに舞茸のにおいに思えた。ちなみに他の人の意見を聞くと、5人中2人は「なんだか生臭い」と答えたので個人差はかなりあるように思える。

実際に食べてみると、口の中に黒トリュフならぬ舞茸の香りがぶわっと広がり、意外に庶民的な味のように感じられた。好き嫌いは分かれそうだが、あまり奇抜な味を好まないタイプの記者でも「おいしい」と思える味だった。ただ、グランジャガビーの極太ポテトの安定したザクザク食感と味わいがあってのクオリティなのは確か。

珈琲や紅茶、ジュースにはあまり合わず、お酒によく合う味。他のトリュフ味と名乗るポテトスナックに比べると、これだけ香りが主張するのはめずらしいとも思った。期間限定なので、ぜひ一度ためしてもらいたい。

カルビー『Grand Jagabee(グラン・じゃがビー)トリュフ塩味』は全国のスーパーやコンビニなどで幅広く発売中だ。

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椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

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photo by 尹 哲郎

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