UV効果で布団をきれいに!ブラシでゴミをかき集めて吸引する『ACハンディクリーナーFCC-1003、FCC-1004』のパワーを実感してみた
音が大きいだけで全く吸引力のない掃除機や、フローリングはきちんと吸うけどカーペットには弱い掃除機など、買ってみたけどちょっと使いづらかった…という経験はないだろうか。きちんとごみを吸い取って、しかもフローリングでもカーペットでも使える掃除機はないの?と、そんな悩みを解決してくれるのがフカイ工業の『ACハンディクリーナーFCC-1003、FCC-1004』!実際に使って実力を確かめてみた。
日常使いにぴったり!3つのブラシを駆使すれば色んな場所で使える
今回検証したのは、調理器具や美容機器、クリーナーなどの家電を販売するフカイ工業株式会社(家電事業部:大阪府茨木市)の『ACハンディクリーナーFCC-1003、FCC-1004』(希望小売価格 FCC-1003 税別12,000円 / FCC-1004 税別15,000円・発売中)。製品仕様は以下の通り。
- 電源 AC100V 50/60Hz
- 吸引仕事率 40W
- 外径寸法 幅115×長さ385×高さ155mm
- 重量 1.4kg(電源コード含む)
- 付属品 布団用UVヘッド(FCC-1004のみ)・ターボブラシ・フロアブラシ・ブラシ付ノズル・延長管(2本)・お掃除ブラシ
- コード長 約4.8m
一般的なハンディタイプは、片手で持てるように本体を小さく軽くしている分、強力なモーターを使えないのでどうしても吸引力が落ちてしまう。これは仕方のないことなのだろう…
この商品も、吸引力を示す吸引仕事率の値は性能表によると40W。決して低い値というわけではないが、150Wを超えるハンディタイプも販売されている掃除機市場において、決して高い値とは言えない。
だが、この商品は吸引力もしっかりとカバーしているらしい。では、どうやって吸引力を高めているのだろうか?
その秘密はヘッドにある。
ターボブラシと呼ばれるこのヘッドの特徴は、ハンディタイプでは珍しい回転ブラシ付きとなっている。
これは、キャニスター式ではよく見られる機能で、床に落ちているごみを回転ブラシでかき集め、最も吸引力のある中心部分で吸引するという仕組みだ。そのため、本来の吸引力だけでは吸いきれないやっかいなごみを掃除できるというわけ。
実際にカーペットの上で使ってみると、ただ吸うだけでは取りきれないようなやっかいなごみを集めている手ごたえを感じる!固めのブラシが回転するので、繊維に絡まった髪の毛などをしっかりとかきだしてくれるので、問題なくきれいに掃除することができた。
少し気になったのは、重さが1.4kgという点だ。コード式の掃除機としては普通だが、充電式ハンディタイプと比べれば、人によっては少々重く感じるかもしれない。コード式ハンディタイプなので、仕上げとして気になったところを掃除する、というサブ的な使い方が良さそうだ。
FCC-1004には布団用UVヘッド付き!
FCC-1003とFCC-1004の大きな違いは、布団用UVヘッドが付属しているかどうか。早速この布団専用ヘッドを使って、どれくらい吸い取れるか確かめてみよう。
ちなみにUVとは紫外線のことで、菌や微生物に対して照射すると殺菌作用があるといわれている。布団は、表面の見た目がきれいでも本当にきれいになっているのか心配…と思う人は少なくないだろう。
この布団用UVヘッドをつけて掃除をすれば、ホコリも取れてUVで布団表面も衛生的にケアできてしまうのは嬉しいポイント。布団にヘッドを近づけるとUVが作動するので、いつも通りに掃除をすればOK。
もちろん、布団用UVヘッドにもターボヘッド同様モーター駆動の回転ブラシ付き。布団についた髪の毛やほこりをしっかりとかき集めてくれる。シーツを傷めないよう、ブラシはソフトタイプだ。
吸引力があるので、シーツをピンッと張るとシーツを絡ませずにうまく使用することができる。万が一、シーツが絡まった時でも安全装置が付いているので、安心して使用できる。
ダストケースを確認すると、目には見えなかった粉レベルのゴミがぎっしり!こんな布団で寝ていたのかと思うとぞっとする。
ゴミはひっくり返してゴミ箱に捨てるだけ。しかも紙パックを使用していないのでランニングコストがかからないのは嬉しい。
フィルターに貼りついた埃は添付のブラシで払い落とすか、なかなか取れない場合は水洗いも可能。目が細かいので、吸引力を落とさないために掃除は定期的に行ったほうが良さそうだ。
布団を清潔な状態に保ちたいならFCC-1004!
衛生面を考えれば、菌や微生物を吸引できる布団用UVヘッドの付いたFCC-1004がおすすめ。なかなか布団を干すことができない人にはありがたい付属品だ。
両機種ともに本体にLEDライトが搭載されているため、タンスの隙間などの暗くて見えにくい箇所にあるホコリやゴミを吸引でき、スティックとしてもハンディとしても使えるから1台2役で活躍してくれそうなアイテムだった!
家電量販店またはオンラインショップなどで販売中。
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photo by 尹 哲郎