高品質な真空断熱ステンレスマグでおなじみのサーモスからそのままオーブン・イン可能な『取っ手のとれるフライパン』が登場!
THERMOS(サーモス)から新たなキッチンツール『サーモス 取っ手のとれるフライパン(KFAシリーズ)』が登場した。サーモスと言えば、魔法びんのパイオニア的存在で、近年では高品質な真空断熱マグでも人気の会社。そのサーモスが手がける新しいフライパンとはどんなものなのだろう。
魔法びん製造の長い歴史から生まれた技術を駆使して、新たなる挑戦。焦げ付きにくくそのままオーブンに入れられる!
魔法びんのグローバル企業として、人と社会に快適で環境にもやさしいライフスタイルを提案するサーモス株式会社 (本社:東京都港区)は、言わずと知れた魔法びんのパイオニアである。そのサーモスが長年にわたって蓄積された確かな技術と、客のニーズに応える力で「KITCHEN+」(キッチンプラス)という新シリーズを立ち上げた。その第一弾として登場したのが『サーモス 取っ手のとれるフライパン6点セット(KFA-SET6) 』(IH/ガス両用・税抜20,000円・2019年2月1日発売)である。
フライパン、取っ手やフタ、保温カバーなどがセットになったスターターセット。フライパンは、硬質フィラーを配合した耐摩耗性の高さと、焦げ付きにくさが特長の「耐摩耗性デュラブルコート」を採用している。
炒め物はもちろん、深型設計だから煮込み料理もOK。取っ手を外せばオーブンにも入れることが可能(上限温度 220℃)。またフライパンごとそのまま食卓に出せるので、あつあつの料理を楽しむこと出来る。焼く、煮る、炊く、オーブン料理がこれ一つできるので料理の幅がグンと広がること間違いなし。
片手でワンタッチの動作が出来るので扱いやすい。取っ手はぐらつき感もなく、しっかりとはさめている。フライパンの重さは個人の感覚によるが、軽めが好きな人にはやや重たく感じるかもしれない。記者は片手で持ち上げたり、移動させるのはそれほど気にならない程度。28㎝のフライパンの方はやはり少し重たく感じた。
IH・ガス対応。深型設計だから炊飯もパエリアなども楽々。
オーブンで使用する場合は温度設定は220℃まで。電子レンジは不可。炒めて、煮て、取っ手を外して、そのままオーブンへ入れることが出来るので、グラタンやパンも焼ける。
サーモス公式サイトには、フライパンを使った、毎日の食事に役立つおいしいレシピが紹介されている。そのまま食卓にだせる大皿料理から、取っ手のとれるフライパンでできるパンやお菓子のレシピも盛りだくさん。
今回はこちらのレシピを参考に「チーズタッカルビ」を作ってみよう!
フライパンでチーズタッカルビ!調理したらそのまま食卓へ
家庭で作る場合はホットプレートで作ることが多いチーズタッカルビ。取っ手のとれるフライパンなら、調理したらそのまま食卓へ。
焦げ付きにくい加工のおかげで、くっついたりせずに調理がしやすい。調理する時は加工が剥がれてしまうので、金属製の調理器具は使用しないこと。木やシリコン素材のものを使おう。深型なので、調理中に中身が飛び出したりもしにくい。
チーズを入れる為に、土手を作ったところ。焦げ付いたりしていないのが分かる。
チーズが加えて、溶けたら完成。
熱々の出来立てをそのまま食卓へ!取っ手をはずせば、大皿感覚でスタイリッシュ。
チーズに絡めて頂きます!
ホットプレートほどの保温性はさすがにないが、しばらくはもちろん熱々のまま。段々と冷めてはいってしまうが、その場合はもう一度温め直すなどすれば再びチーズは溶ける。
茹でて、炒めて、そのままオーブンへ!
次はオーブンを使用した料理、野菜たっぷりのマカロニグラタンを作ってみよう。具材の炒めやマカロニの茹でから、オーブンで焼き上げるまでこれひとつで完了する。
まずはブロッコリーなどを茹でておく。この時に、マカロニも少し固めの仕上がりになるように茹でておこう。記者は早ゆでタイプのマカロニやホワイトソース缶を利用。
茹で汁を捨てたら、軽くフライパンを拭いておく。次に玉ねぎ、ベーコン、マイタケなどを炒めて香りを出す。
火が通ったら、茹でたマカロニやブロッコリー、ホワイトソースを加えて混ぜ合わせれば具材の完成。
このまま、チーズをトッピングしてオーブンへと入れてしまおう。
予熱しておいたオーブンへ。
取っ手をはずして、焼き上げれば出来上がり。
焼きあがったら、もちろんそのまま食卓へ。
底にくっついたりしないので、そのまま楽に取り分けられる。
大皿料理もあっという間に完成。鍋やグラタン皿など不要で、これひとつで一気に作れてしまうので、その分洗い物が少なくて済むのがいいところ。パーティーなど人が集まる時にも手軽なのでおすすめ。
食べ終わったあとのフライパンはこんな感じ。
柔らかいスポンジでスルッと汚れが落ちてしまうので、片付けも楽々。
フライパンを重ねて、その中に取っ手をしまえばコンパクトに収納できる。
フライパンの加工を長持ちさせるためには使い方にもいくつかポイントがある。
- 空焚きをしないこと。
- 電磁調理器(IHクッキングヒーターなど)を使用する際は必ず中出力以下で使用すること。
- 炒め物調理や焼き物調理をする際は、必ず油をひくこと。
- 塩分や酸などを含んだ汚れを付着したまま放置しないこと。
- 金属製の調理器具を使わないこと。
焼く、煮る、炊く、オーブン料理、パンづくりまで、これ1つで出来てしまうフライパン。あれこれと調理器具を持つよりも、キッチンの収納場所のスリム化にもなる。色々と使えて、お手入れも楽なので、調理中や後片付けのストレスが少ないのもいいところ。新生活をはじめた方へのプレゼントにもおすすめだ。カラーは今回ご紹介したレッドの他にブラックもある。
公式サイトはこちらphoto by 蘭よう子