カナダ産よりも優しい味わいの国産メープルシロップで作った『メイトー 地域のこだわり素材プリンシリーズ 秩父和メープルプリン』!
メープルシロップと聞いて、カナダが浮かんだり、くまのプーさんが浮かぶかもしれない。カナダ産のサトウカエデの樹液から作られるものが最高級品なのでカナダは正解。プーさんの好物ははちみつなので、不正解。『メイトー 地域のこだわり素材プリンシリーズ 秩父和メープルプリン』はカナダ産とは一味違う国産メープルシロップの味わいで作られた一品だ。
樹液採取は秩父の山々の雪解け期限定なので非常に希少。売り上げの一部は森林保全に還元する地域に根ざしたエコプリン
毎日のデザートとして、気取らない価格帯で手に入るのがプリン。記者宅のように3連パックを常備している家庭も多いと思う。もちろんそうした安価なデザートとして君臨するプリンだが、様々な期間限定の味わいも季節によって登場するのもプリンファンの楽しみの一つだ。
協同乳業『メイトー 地域のこだわり素材プリンシリーズ 秩父和メープルプリン』(105g・希望小売価格 税抜128円・2019年1月28日発売)は、通常カナダ産、アメリカ産が大半のメープルシロップとは違い、国産の樹液を使用したもの。
国産品は埼玉県秩父以外だと、山形県の一部で生産されているくらいで、存在自体がレア。通常はサトウカエデの樹液を使用するが、国内では同じカエデでも違う種類のカエデの樹液から作られているという。サトウカエデに比べると甘みが出にくく、その分希少なので自然価格は高くなりがち。地域特産物として存在するが、全国流通はなかなか難しいのが現状だ。
そんな中、産地に何度も足を運んで森に生きる匠たちと信頼関係を築き上げて生み出されたという『メイトー 地域のこだわり素材プリンシリーズ 秩父和メープルプリン』。希少なメープルシロップの風味を消さないようにカラメルソース不使用で仕上げた。
それでは食べてみよう。フタをめくるとクリーミーなテクスチャー。プリンはプリンでも生クリームをふんだんに使ったお高い方のプリンのルックス。鼻を近づけると、確かにそこに優しく香るメープルシロップ特有の甘い香り。カラメルソースを使わず、国産メープルシロップをミックスしている。
これが通常のメープルシロップに比べると、雅な風味。カナダ産などの一般的なメープルシロップはパンチがあって、甘い香りも強力。たまにホットケーキにかけ過ぎて、強すぎるクセに後悔しがちだが、これは違う。
クリームのように優しくすくって口に入れるとなめらかで、ミルキーで上品な味わい。和メープルと呼ばれる全く違う世界観を生み出している。これは美味しい。こんな美味しいものを生み出してくれる樹々ならば、ぜひとも守ってもらいたいものだと誰しもが感じるはず。
入手は期間限定で、全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。
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photo by 尹 哲郎