【食べ比べ】流行のプロテインバー、現行4種の各お味は? 『プロフィットささみプロテインバー プレーン/ペッパー/レモン味/レッドペッパー』
筋トレで疲れた身体に必要なのは、筋肉を構成するプロテイン(タンパク質)。いわゆるマッチョ系の人々に人気なのがプロテインで、普通は牛乳か大豆由来のパウダーを水に溶かして飲むことが多い。近年はその流れで手軽にタンパク質補給が可能なバータイプのチョコレート系と、マッチョが愛するささみ使用のサラダチキンが大人気。その二つの要素を合体してしまったのが、『プロフィットささみプロテインバー プレーン/ペッパー/レモン味/レッドペッパー』である。もちろんダイエットにも最適だ。
鶏のささみを使った常温保存可能なソーセージ。1袋22gのタンパク質を含みつつ、脂質やカロリーは低いから、ヘルシー!
シリアルバー系だと「1本満足バー プロテイン」(アサヒグループ食品)「ウイダー inバー プロテイン」(ウイダー)など、プロテインを前面に押し出した商品が大人気の昨今。コンビニで手に入る手軽さでダイエット志願者にも人気の鶏ささみを使用した「サラダチキン」。その二つを合流させたのが、この株式会社丸善(東京都台東区)の『プロフィットささみプロテインバー プレーン/ペッパー/レモン味/レッドペッパー』(各2本入・希望小売価格 税抜各200円・発売中)である。
なるほど、プロテインだからといって、粉末である掟はないので、高タンパクで知られるサラダチキンの材料、鶏ささみを使用したソーセージもまた、プロテイン扱いしてもいいわけだ。
ソーセージ界は最近、店頭に並んでいる、常温保存可能の便利なタイプは、ほぼフィッシュソーセージである。たまに魚肉じゃないソーセージを食べたくなっても、チルド製品コーナーじゃないと発見できない。なのでこのシリーズは、そういった意味でも貴重である。
この「プロフィット」シリーズは、「チーかま」で知られる丸善が前身製品の「国産鶏ささみプロテインバー」を経て、2014件に誕生させたもの。美味しさと機能性を両立させるスポーツフードを目指して生み出された。
今回は現行4製品『プロフィットささみプロテインバー プレーン/ペッパー/レモン味/レッドペッパー』を食べ比べてみたいと思う。
『プロフィットささみプロテインバー プレーン』
シリーズに共通しているのは、どれにもタンパク質=プロテインが22g以上入っていること。脂質とカロリー、糖質は控えめだ。まずは基本的なプレーンタイプから食べてみたい。封を切ると、中から2本のソーセージが出てくる。切り口は上部に赤いシートが貼ってあるので、そこから切るのだが、これ、よく失敗してしまう記者である。
案の定失敗。赤い部分だけ取れてしまった。でも切れ目が入っていたので、そこから無理やり割って、切る。魚肉と区別のつかないソーセージの香りを感じつつ、パクリ。なるほど、シンプルな薄味のささみ肉。食べてみると、明らかに魚肉ではなく、サラダチキンに近い味わいだ。
そしてささみ由来のじゃっかんのパサパサ感も感じる。ずっと食べていると飽きるかも。他に何かしら食べる方が良い気がした。
『プロフィットささみプロテインバー ペッパー』
ブラックペッパーを使用することで、ぐんと食べやすさをアップさせた製品。普通に美味しい。ただ飲み物無しだとやはり、ちょっと喉に引っかかるくらいのパサパサ感はある。
『プロフィットささみプロテインバー レモン味』
カット用のテープまで黄色くなっている、レモン味製品。サラダチキンでもそうなのだが、レモンを使用してさっぱりさせるのは良いが、パサパサ度を増していることが多いので、あまり乗り気になれない。
ところがこの『プロフィットささみプロテインバー レモン味』は、プレーンよりもジューシーに感じる味仕立て。パサパサ感もうまく抑え込んでいる印象だ。
『プロフィットささみプロテインバー レッドペッパー』
2018年に追加されたニューフェイスで、レッドペッパー、つまり唐辛子味ということになる。食べてみると、少々クセが強い味わい。辛さのレベルが高いわけではないが、粉っぽさを少し感じる。
脂質の代謝に関わるカルニチンが200mg配合されている。
どの製品にもコラーゲンが2000mg入っているので、美容を気にする人にも良いだろう。そして1本食べると、かなり強力な満足感、腹持ちも良さそうだ。入手は全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで可能だ。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎