【次世代加熱式タバコ】タバコ代激減だけではないヴェポライザーの魅力を、ドイツデザインの最強ハイエンド機の呼び声も高い『Zeus Arc GT』で堪能する!
ヴェポライザーはアイコス、グロー、プルーム・エスなどと同様に、内部でタバコ葉を熱することで喫煙可能にする次世代タバコデバイスだ。日々のタバコ代が1/4以下に激減することが有名だが、何よりもタバコ葉本来の味わいをじっくり味わうのに適した美味しさ追求デバイスでもある。そこで強力ハイエンド機として注目を集めている『Zeus Arc GT(ゼウス アーク ジーティー)』を紹介したい。
ニオイが自然、味が美味しい、コストも激減のヴェポライザー。3万円でハイエンド機が買える上、コスパもいい!?
ヴェポライザーはそれこそ5、6千円程度から入手が可能だ。アイコス、グロー、プルーム・エスにしても1万円程度かそれ以下。ところがよく考えてみると、そうした3大メジャー加熱式タバコでは専用スティックを使用する必要があり、ほぼ紙巻きタバコと同様のランニングコストがかかってしまう。
毎年うなぎのぼりで価格が上昇していくタバコ製品は、今や1箱500円時代に突入した。今後上がることはあっても下がることはない。そこで注目を集めているのがヴェポライザー。紙巻きタバコを3〜4分割するなどして吸うことのできる機種もあり、タバコ代が1/4以下になるというコスト的メリットで熱い注目を集めている。
そしてもっとヴェポライザーを活用するなら、美味しさ倍増、コストさらに1/5以下に激減させることのできるのが手巻きタバコ用のタバコ葉「シャグ」を使用すること。大きめのタバコ店やドン・キホーテなどで手に入るそのシャグを使うことで、日本で流通する約130種類の銘柄から好きな味を選ぶことができるし、1袋600円程度から購入でき、100回以上は普通に吸えるシャグは、もうコスト面では追随を許さない。
【1日1箱でのランニングコスト比較】(デバイス代別途)
紙巻きタバコ 1箱500円×30日=15,000円
アイコス 1箱500円×30日=15,000円
ヴェポライザー(紙巻きタバコ1/3カット使用)=約5,000円
ヴェポライザー(シャグ使用)=約3,000円
単純計算では月に12,000円のタバコ代が浮くことになる。したがって今回紹介するヴェポライザーの中でもハイエンド機となる『Zeus Arsenal Zeus Arc GT(ゼウス アーセナル ゼウス アーク ジーティー)』(87×42×22.5mm/126g・販売価格 税込29,800円・発売中/販売:ヴェポナビ 製造元:Zeus Arsenal)を購入したとしても、3ヶ月もしないうちに元が取れてしまうのだ。
人はなんのためにタバコを吸うのだろう?
アイコス などの専用スティック系加熱式タバコデバイスは、そのスティックに蒸気を豊富に出すためのグリセリンなどを添加している。通常そうしたグリセリンは無味無臭と言われているが、実はそんなことはない。甘みもあるし、えぐみもある。そしてニオイも変わってくる。
さて人間はなんのためにタバコを吸うのだろう。大半の人はニコチン補給のためだと思う。見た目のケムリ感は二の次ではないだろうか。シャグを使用した場合は、そうしたグリセリン類は含まれていない。もともとタバコ葉というものは水分を含んでいるので、加熱するだけでニコチンは蒸気とともに気化するので、それを吸い込めば役目は果たすのである。
それによって体験できるのは、余計な雑味のない、タバコ葉が持つ本来の味わい体験。これを一度味わってしまうと、タールの方が存在感のある紙巻きタバコ、グリセリンの微妙な甘みの加熱式タバコ専用スティックなどは、美味しくなく感じてしまうようになる。
もちろん使用するヴェポライザー機種やシャグによって、味は全然変わってくるのだが、一般にハイエンド機種とされるものは、美味しく味わうための工夫により高価になっていると考えていい。もちろん安価なデバイスでも選ぶシャグによって美味しく味わえることもあるが、一度味わっておきたいのが高級機種によるヴェポライザーの本当の実力を知る体験。まるっきり未体験の人も、いくつかの安価なヴェポライザーを試したことがあるという人も、見る目が変わる可能性大なのである。
本当の美味しさ体験のためのハイエンド機『Zeus Arc GT』
ドイツで設計された精悍なブラックフェイスの『Zeus Arc GT』。その質感は高級感たっぷり。箱を開けた瞬間のラグジュアリー感もすごい。さすが高級機種。ディテールに至るまで丁寧なデザインが施されており、心地いい重みは手のひらにスッとフィットする。
その最大の特徴はゴールドパステクノロジー。ヴェポライザーは内部の炉(チャンバー)に入れたタバコ葉を熱するが、珍しい角形チャンバーから立ち上った蒸気は、熱伝導の高い金メッキが施された通路を通って口にまで届く。
この時、よく勢いよく吸い込んで舌や唇を蒸気で火傷してしまうというのがヴェポライザーあるあるだが、この『Zeus Arc GT』はその金メッキされた金属板により、温度も下げてくれるからすごい。しかもくわえ方に特徴があり、本体上部スリットを口に当てて吸い込むという方式。
これはハイエンド機の中にはたまにあるが、隙間吸いとでもいうべきこの方式は、シャグの風味の蒸気がふんわりマイルドに入ってくるという特徴がある。味の広がり方が口いっぱいに広がって、吸い込むと上半身全部でフレーバーを楽しんでいるような、そんな錯覚にとらわれる。このふわっと感を一度味わうと、その魅力にとりつかれてしまうのだ。
もう1つの良い点は、バッテリーが3500mahの大容量で、1セッションが10分と長いこと。温度設定にもよるが、フル充電で6〜9回使用できる。グロー、プルーム・エスが約3分半、アイコスも約6分の持続時間だということを考えると、非常に長い。
フレーバー付きシャグを味わうために最適化された『Zeus Arc GT』
おすすめのシャグは「コルツ・ライチ」(40g・販売価格 税込950円)や「コルツ・バニラ」(同)、「アークローヤル・ピニャコラーダ」(30g・販売価格 税込750円)などのフレーバー系がいい。他のヴェポライザーでは味わえなかった細かいフレーバーのディテールまでわかるのがすごい。
この『Zeus Arc GT』が賢いのは、忘れて放置すると自動的に低温保持運転に変わること。サッと持ち上げるとモーションセンサーで再び加熱をし始めるところがハイテクだ。そして記者が気に入っているのは、使用後にフタを取り去り、逆さにして振ると、使用済みシャグがコロンと出てくるところ。いわゆるシャグポンというやつである。かなりの確率でできるのが爽快だし、出先でサッとシャグを詰めて吸い、灰皿めがけてポンと出すのは粋ではないだろうか(キセル的な感覚)。
入手はヴェポナビ公式サイトで可能だ。
【スペック】
タイプ (方式):コンダクション
温度設定範囲:205℃/215℃/225℃
バッテリー容量 : 3500mAh
材質:アルミニウム(アルマイト処理)
カラー:マットブラック
付属品:USBケーブル/グラススペーサー/クリーナー/清掃スティック/シンクツール
特徴:10分間で自動電源OFF/バイブレーション機能/電池残量インジケーター/電源ボタン長押しで電源ON/6ヶ月保証・メーカー保証3年
公式サイトはこちら
photo by 清水葉子