完売必至!『J-Scent』から初の練り香水セットが数量限定発売!あんみつ・力士・恋雨の香りの3種類セットを試してみた
“和の香り”をテーマにした日本産香水ブランド『J-Scent(ジェイセント)』から、ブランド初となる練り香水3種がセットになった『J-Scentソリッドパフュームセット3rd anniversary』が数量限定で登場!J-Scentファン垂涎の新登場の香り『あんみつ』と、SNSでも話題の香り『力士』『恋雨(こいあめ)』の3種類の練り香水だという。今回しか手に入らない特別なセットの香りを、さっそくお試し!
メイドインジャパン香水ブランド『J-Scent』とは
有限会社ルズ(東京都品川区)が手掛ける『J-Scent』は、“和の香り”をテーマにした日本発の香水ブランド。川端康成の小説『眠れる美女』をモチーフにした『和肌(やわはだ)』や、桜の下で盃を差し出す光景を連想する『花見酒』など、SNSや各種メディアで取り上げられ話題になっている香りも多い。
また、黒革に滲む哀愁を感じさせる香り『黒革』は、2019年4月に海外にて行われたグローバルコスメアワード「Pure Beauty Global Awards 2019」で、「Best New Niche Fragrance」を受賞。2020年1月時点で計20種類にも及ぶ、日本独自の美意識や文化、伝統が反映されたユニークな和の香りは、日本のみならず世界でも注目を集めている。
J-Scent3周年記念!ブランド初の練り香水セットが登場
J-Scentの商品は、オードパルファンとロールオンオイルパフュームのみだったが、今回はブランド誕生3周年を記念して初の練り香水が作られ、『J-Scentソリッドパフュームセット3rd anniversary』(練り香水3種セット・各6g・希望小売価格 税抜3,600円・2020年2月1日発売※数量限定)として登場!
和を意識したパッケージは和紙製で、金と銀の箔が舞い、水引がデザインされている。ブランドの節目のお祝いを連想させる、高級感のあるデザインだ。自分へのご褒美として購入したくなる他、大切な人へのプレゼントとしても喜ばれるだろう。
記者がこれをプレゼントされたらテンションが上がり、贈ってくれた人のセンスを尊敬する。
練り香水のセット内容は、新登場の香り『あんみつ』と、各メディアでも話題の香り『力士』『恋雨』の3種類。メイドインジャパンというだけあり、品質の良さも◎。ベースには野菜油など天然由来成分のみが使われており、肌への優しさにも配慮されているのが嬉しい。
日本の気候に合わせて作られているため、夏場でも溶けて漏れ出ることはないという。さっそく3種類の練り香水を試してみた!
万人受けする!親しみやすいほのかな甘さの『あんみつ』
まずは新登場の香り『あんみつ』をお試し。他の2種は香水も発売されているが、こちらはJ-Scent未発表の香りだそうだ。
容器から直接香りを嗅いでみると、蜜柑や杏子、桃といったフルーティーで甘い香りを感じるが、手首につけてみると、あんみつらしい優しい黒蜜の香りも感じられた。まさにあんみつを目の前にしているような気分になる。
しばらく経つと、求肥のパウダリーさも感じられるように。そして、ラストノートでは小豆餡やクリームといった、懐かしさもあるやわらかな和風の甘い香りが優しく香った。テクスチャーはサラッとしていて伸びがよく、使い心地がいい。一般的な練り香水にありがちなベタつきも一切なく、とても使いやすかった。
『あんみつ』は甘い香りではあるものの、蜜柑の瑞々しさもしっかりと感じられて甘すぎず、とても使いやすい。嫌いな人がいないのではないかと思うほど親しみやすい香りのため、シーンを問わず使えそう。記者は友達と会うときや女子会につけて行きたいと思う。
温かみを感じるオリエンタルな香りの『力士』に癒される
インパクト大なネーミングの『力士』は、お相撲さんのびんつけ油がモチーフ。2017年に発売した、J-Scent人気の火付け役ともいえる香りだそうだ。
手首につけてみるとユーカリやアニスの優しい和の香りが香った。どこかで嗅いだことがあるような懐かしい雰囲気。しばらく経つとヘリオトロープのパウダリーな香り、そしてムスクのような香りへと変化していった。実際にお相撲さんとすれ違ったときに良い香りがするのは、びんつけ油の香りだそうだ。
お香のようなオリエンタル系の温かみがある香りで、好き嫌いは分かれそうだが、記者には心地よい香りだった。お香やベビーパウダーの香りが好きな方には好まれそう。今回試した3種類の中では一番男性におすすめしたい香りでもあった。特に和装をしたときや、気分をリフレッシュさせたいとき、仕事に集中したいときにもぴったり!
恋する気分に寄り添う『恋雨』はデートの時に使いたい!
『恋雨』はSNSでも人気の香りで、「雨」をテーマに、心に刻まれた愛しい記憶を想起させる香り。トップノートではカシスやマンダリンなどのフルーティーで甘い香りがしたが、次第にジャスミンやマグノリアなど、フローラルでロマンチックな香りに変化。ラストノートではムスクやシダーウッドの爽やかな甘さが広がった。まさに恋をしたくなるような、可憐な香りだ。
記者はこのラストノートのちょっと清涼感を感じる、程よい甘さのある香りがとても気に入った。『恋雨』は甘ったるい香りではないため、男性も違和感なく使えると思う。
やわらかく香りが広がるのは練り香水ならでは
今回は、『力士』『恋雨』に関しては既に発売されているオードパルファンの香りと練り香水の香りの違いについても比較してみた。オードパルファンのほうが付けた瞬間から香りが立ち、華やかに広がっていった一方、アルコール不使用の練り香水は香り立ちが優しく穏やかで、やわらかく広がっていったのが特徴的だった。
また、練り香水のほうがふんわりした香りを楽しめるのも特徴だ。香りが周りに広がりにくいため、人の多い場所やビジネスシーンでもあまり気にせず自分の好きな香りを楽しめるだろう。
狙った部分だけにピンポイントで塗れること、こまめに塗り直しても香りがきつくならないことも練り香水ならではの魅力だ。
さりげなく自分の好きな香りをまといたい方、周りを気にせず香りを楽しみたい方、通常の香水よりも穏やかな香りを楽しみたい方におすすめだ。ちなみに記者は『あんみつ』と『恋雨』をミックスして使ってみたが、甘酸っぱい爽やかな香りが楽しめた。こうしたミックス使いも楽しい。
『J-Scentソリッドパフュームセット3rd anniversary』は、全国の蔦屋書店や公式オンラインストア『LUZ‐Store』で購入できる。練り香水はとても使いやすいため、ぜひ通常販売してほしいところだが、今回のセットは数量限定発売。気になる方はJ-Scentの3周年記念特設サイトをチェックしてほしい。
photo by 尹 哲郎/official images