口あたりは陶器のやさしさ! おしゃれに保温・保冷できる『サーモス 真空断熱タンブラー(JDM-340/420)』

おいしさは唇にあたる感触から!

 

飲料の温度はホットなら温かいまま、コールドなら冷たいままキープしてくれることで人気の真空断熱タンブラー。うっかり屋さんの場合は落としても割れにくいというのも重要だろう。ただ金属的なその口あたりが苦手な人もいる。そんな時はこの陶器の質感を持った『サーモス 真空断熱タンブラー(JDM-340/420)』が良いはずだ。

 

内と外の境界線に真空空間が存在する魔法びん構造で、飲み頃を長持ちキープできる真空断熱タンブラーが陶器の肌触りに!

近年は大手コーヒーチェーンでも採用されるほど、浸透しているステンレスタンブラー。コーヒー、紅茶などを好みの温度で長く楽しみたい人には非常に便利な製品である。蓋付きで持ち歩きに適したタイプも存在するが、家使いがメインなら、このサーモス『サーモス 真空断熱タンブラー(JDM-340/420)』(340:約0.2kg・希望小売価格 税抜4,500円/420:約0.2kg・希望小売価格 税抜4,500円・2019年12月1日発売)のような蓋なしタイプの方が気軽だろう。

JDM-420

この『サーモス 真空断熱タンブラー(JDM-340/420)』の最大の特徴は、やはりサーモス初となる陶器調の質感を持っているところ。記者もアイスコーヒーなどではステンレスタンブラーのシャープな口あたりも良いと思うが、陶器でお茶を飲んできた日本人だからか、温かいドリンクでは陶器の方が自然な口あたりだと思う。

JDM-340

熱いコーヒーなどは同じものでも、紙コップ、ペットボトル、ステンレスタンブラー、陶器で全然味が違って感じてしまう。日本茶となるとはっきり言ってステンレスの金属感は合わないと思う。おいしさがかなり格下げになると感じる。主観的だが。

 

 

しかし陶器に入れたコーヒーもお茶もすぐに冷めてしまうのが惜しいところ。口あたりの良さをとるか、長く楽しめる方をとるかというジレンマに苦しめられることになる。

その点この『サーモス 真空断熱タンブラー(JDM-340/420)』は、製品の内側と外側の間に真空層を挟み込んだ二重構造で温度キープをしっかりできるようにしつつ、陶器の触感を実現したいいとこ取りの製品である。本当にそんなうまい話はあるのだろうか。

 

 

熱いお茶やコーヒーは2時間弱の長持ちキープ、冷たいドリンクは3時間経っても氷が溶けない!

まず、真空断熱タンブラーとしての実力を確認したい。実験ではショートサイズにホットを、ロングサイズにコールドとして使用してみた。まずはホット。お湯を入れて放置したところ、室温19度で2時間弱、飲み頃の温かさを(熱々ではない)保ってくれたので、蓋なしとしてはかなり優秀な印象。持っていても全然熱くないため、油断して勢いよく飲まないように注意が必要なくらいだ。

次に、ロングサイズに冷たい氷水を入れたところ、同じ環境で、3時間以上経過しても氷が溶けずに、しっかり保冷している。これも蓋が無いことを考えれば優秀だろう。断熱構造ゆえに結露せず、製品の周りは一切濡れない。テーブルに水の跡が残らないので拭く必要もないのがうれしい。

 

陶器調の口あたりで飲み物のおいしさがアップ(したように感じる)!

お茶の時間は、千利休の時代から、容器も非常に重要な要素である。精悍なネイビーカラーに細かい表面仕上げが入った大容量の『サーモス 真空断熱タンブラー(JDM-420)』は、苦いだけではない深みのある上質なコーヒーの味わいをじっくりたっぷり感じるのに適していると感じた。蓋なしで上部が全開な分、香りはダイレクトに感じるので、よりおいしく感じる。

ピカピカではないというところがまた愛着が湧きそう。シックな雰囲気は大人の利用に似合うと思う。濃いネイビーに浮かぶ細かい白の模様はまるで星空のようだ。

 

 

そしてひとまわり小さい『サーモス 真空断熱タンブラー(JDM-340)』は明るいグラデーションカラーがセンス良く、すべすべの肌触りがなんとも心地よい。明るい色調のせいか紅茶や、最近人気が高い日本茶(緑茶)が飲みたくなる。

実際に飲むと、このサイズでこの重さというのは陶器ではありえないことに気づく。その不思議な感覚のまま、ふわりとしたお茶の香りを楽しむと、もうせんべいが進む、進む。洋風の印象のある断熱ボトルだが、これは立派に和風ティータイムにも適応。

 

深蒸しの鮮やかなグリーンを楽しむのにも適しているし、まろみのある玉露系がブレンドされていると、より甘く感じるから不思議だ。サイズ感もほどよく、使いやすいと思った。

入手はどちらも全国の食器取扱店、量販店、デパートなどで可能だ。

 

【スペック】
JDM-340(容量:340ml)


カラバリ:ブラック/ホワイト/ブルーグラデーション/ピンクグラデーション
希望小売価格 税抜4,500円
本体サイズ重量:幅×奥行×高さ:約7.5×7.5×12.5cm/約0.2kg

 

 

JDM-420(容量:420ml)


色:ブラック/ホワイト/ネイビー/ベージュ
希望小売価格 税抜5,000円
本体サイズ重量:幅×奥行×高さ:約7.5×7.5×14.5cm/約0.2kg

 

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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photo by 尹 哲郎

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