一家に一本の必需品! 寺西化学工業の『ギター ガンコ インキ落とし』は、家庭内の“お手軽万能”リムーバー
昨年8月、「?」マークでおなじみの「マジックインキ」の製造元・寺西化学工業株式会社(大阪府大阪市)から、『ギター ガンコ インキ落とし』という商品が発売された。幼少期からマジックインキの“魔力”に魅せられていた記者にとっては、「今頃、ようやく出たのか」と感じさせる商品の登場だった。当サイトでもこれまで2回ほど紹介しているので、今回は、「インキ落とし」の使い方にはサラリと触れ、むしろ“万能リムーバー”としての応用的な使い方を紹介したいと思う。
『ギター ガンコ インキ落とし』とは?
まずは商品概要、使い方について、最も簡単に知るには、下の動画を見ていただくことが一番いいだろう。寺西化学のわずか1分ほどの公式動画である。
ポイントは、ガラスや金属、陶器といった色が浸透しにくい材質に使えるという点。そしてこの手の商品としては、圧倒的にお手軽で使い勝手がいいことだろう。何より、キャップを外せば、すぐにそれこそマジックインキで描くように使えて、しかも手が汚れることもない。臭いも強くないし手軽に使えて、効果は抜群なのである。
「毒をもって毒を制す」とか「毒と解毒剤」と言えば、例えが悪くてメーカーに叱られそうだが、マジックインキを使って夢中で絵を描いていた記者は、実はマジックインキの書き損じをよくマジックインキで消していた。多少汚さは残ったが、マジックインキを落とすにはマジックインキということは体感的に知っていたのだ。
のちに汚れをあまり残さないために、マジックインキの「ホワイトSR」で振らずに透明な状態をインク消しとして使うこともやっていた。だからこそ、記者にとっては、寺西化学工業がインキ落としを発売するのは自然なこと。まさに待っていた商品の登場だったのである。
接着剤が付いたカッターの掃除に最適!
さて、この『ギター ガンコ インキ落とし』(大型44g/極太タイプ64g・希望小売価格 税抜300円/800円・2019年8月28日発売)は、もちろんインキ落としとしても重宝するが、それ以上に便利な使い方がある。それが「接着剤の汚れ落とし」である。
工作などで接着剤付きのスチレンボードなどをカッターで切ると、カッターの刃に接着剤がこびりついて、粘ってしまって切れなくなった経験はないだろうか。
実際にスチレンボードを切ってみると、スチレンボードを切ってみた後のカッターには、ペタペタとしたのりがこびりついている…。
こうしたとき、これまで記者は、スキー用のワックスリムーバーとか、灯油をティシューペーパーに染み込ませて拭き取ることをやっていた。しかし、それをやると部屋が灯油臭くなるうえ、手に灯油臭さも残ってしまう。
上の写真のとおり、そこで『ギター ガンコ インキ落とし』を使えば、キャップをとって塗って拭くだけで本当に簡単。
また、『ギター ガンコ インキ落とし』に使われている液剤には成分に水が含まれていないため、刃についた糊や汚れを落とすのに使用しても錆びないのがうれしい。
手も汚れずラクラクで、カッターの刃を掃除できる。ティッシュを拭き取る際に指を切らないよう注意しよう。
一家に一本、マジックインキと一緒に!
実はカッターナイフよりも記者がよく接着剤に“泣かされる”のが、はさみである。宅配便を送るのにガムテープをはさみで切る。セロテープやメンディングテープをはさみで切る。記者の机の上のはさみは、すぐに刃に付いた接着剤のせいで、動きが悪くなり、切れなくなってしまう。
また、テーブルとか窓に、テープやシールなどを貼った跡が残っているのは、汚い上に落とすとなると意外とやっかいなものである。特に子供がいるご家庭では、シールの貼り跡や油性ペンが付いた跡は家中絶えないもの。このような汚れに、『ギター ガンコ インキ落とし』は、本当に便利に使える。
おそらく、油性インキペンが一切ない家庭はないのではないだろうか。であれば、その油性ペンとセットにして、この『ギター ガンコ インキ落とし』を常備することを記者はおすすめしたい。
インキだけでなく、さまざまな汚れ、接着剤の汚れ落としに、シールはがしに活躍する手軽な「万能リムーバー」として、きっと重宝するに違いない。
お求めは量販店、ホームセンター、文具店にて。
※「マジック」「マジックインキ」は株式会社内田洋行の登録商標です。
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