照明とのペアリングが心地よい『オリノ プランター』。照明メーカー「ディクラッセ」が提案する植物のある暮らし
今年は、休日を家で過ごすことが多くなりそうな年である。それなら部屋をできるだけ快適な心地よい空間にリメイクするのは、前向きな発想かもしれない。そんなときにグッドタイミングな商品のご紹介である。照明をメインとした心地よい暮らしを提案する照明メーカー ディクラッセが、植物のある暮らしをコンセプトに、オリジナルデザインのプランターと照明器具のペアリングを提案している。プランターのブランド名は『オリノ プランター』。さっそくプランターの包みを開けてみよう。
おりんをモチーフにした部屋を選ばないデザイン
届いた段ボールを開けると、まるで帽子ケースのようなサークルボックスが現れた。それだけで、おしゃれ感いっぱい。そのケースの中には、ランプシェードのような形状の金属の質感がいい感じのプランターが入っていた。
ちょっとアンティークで、ちょっとモダンで、北欧風のような、和風のような、不思議なムードは、株式会社ディクラッセ(東京都台東区)の照明器具のデザインにも通じる独特な雰囲気を持っている。
この『オリノ プランター』(S/L・希望小売価格 税抜3,500円/4,500円・)のデザインは、仏具の前に備える「おりん」からインスピレーションを得ているのだとか。ゴールドの真鍮を共通に、プランター全体も真鍮のもの、そしてホワイトとブラックの3種類のラインナップ。
サイズはSサイズとLサイズの2種類を用意している。Sは3号、Lは4号の植木鉢を、鉢ごと中に入れて使用する。
合わせる植物や、配置するスペースにより選ぶことができるが、どれも和室にも洋室にも合うデザインが秀逸である。
この不思議な雰囲気と、高級感を持つプランターに、どんな植物を入れ、どんな照明器具で、どんな心地よい空間を演出できるのか。
それは個人のセンスの見せ所だが、ディクラッセからも、この『オリノ プランター』と照明のペアリングの例が提案されているので、ぜひご自分のインテリアコーディネートの参考にしてもらえればと思う。
えっ?!プランターは照明と合わせると面白い!
最初にご紹介する例は、ディクラッセの『アクア テーブルランプ』とのペアリング。クリアガラスをベースにしたホワイトのテーブルランプが、『オリノ プランター』のホワイトと一緒になって、優しい清潔感のある空間を演出する。
シンプルなファブリックシェードが、ホテルの部屋のような上品な雰囲気を醸し出している。エントランスや寝室に使っても面白いペアリングである。ハンギンググリーンを軽く棚にこぼすところがカッコいい。
2つめのペアリング例は、ディクラッセの『アルル デスクランプ』(ブラック)との組み合わせである。記者の個人的な趣味では、これが一番好きで、すぐにでも書斎に導入したい。いつものデスク上のサボテンが、このプランターと照明を使えば、全く雰囲気の違ったものになり、執筆仕事がはかどりそうな予感がする。
クラシックなムード漂うデスクランプのシェードは、どこか印象派の絵画の中の女性の帽子を思わせる。コネクター部や脚の先端部には真鍮が施され、『オリノ プランター』と調和する。アートな感じがとてもいい。本当に使い道の広いプランターである。
最後の例は、ディクラッセ『シェナーリオW ペンダントランプ』とのペアリングである(写真上)。四角いスチールフレームに、25ワットの電球が4灯並ぶデザインは、ダイニングテーブルの上を彩るのにピッタリとはまる。コンクリートの打ちっ放しのような、ネイキッドなイメージにも、この『オリノ プランター』は面白く配置できる。
植物のある暮らしというコンセプトは、人間の健康を考える上でも、誰しもがうなずけるものだと思うが、そのプランターのデザインを照明とペアリングして考えるという視点は、とても新しくかつ意外だった。しかし言われてみると、これはとても面白く、ぜひ生活に取り入れたいと素直に感じた今回の『オリノ プランター』体験であった。
あなたの生活にも、ぜひ取り入れてみてはいかがだろう。
『オリノ プランター』は、ディクラッセ直営のWEBショップ DI CLASSE ONLINE SHOPや通販サイト楽天市場などで発売中。
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