【冷製】水で食べられる『汁なし麺0(ゼロ)中華醤油』vs『じっくりコトコトこんがりパン 冷たいコーンポタージュカップ』
暑すぎてお湯を沸かすことすら面倒くさい! と感じることはないだろうか。そんな少しでも楽をしたいあなたに朗報だ。『汁なし麺0(ゼロ)中華醤油』『じっくりコトコトこんがりパン 冷たいコーンポタージュカップ』は、水を注ぐだけで作れる超お手軽カップ麺&スープ。今年の夏のお供にふさわしいか否か、その味わいをレポートしよう。
夏バテでも冷たいから食べられる! 冷製カップ麺&スープはいかが?
近年では、暑いよりも熱いと感じる日本の夏。カンカンと降り注ぐ日差しが体力や気力、そして食欲までも奪っていく。だが、何も食べないという選択は言語道断。ざるそばやそうめんなどお手軽なものでいいから口にすることが大切だ。
とはいえ、毎度同じものでは飽きてしまうのも当然のこと。ならばこんな商品はいかがだろうか。
今回紹介するのは、水で食べられるカップ麺の『汁なし麺0(ゼロ)中華醤油』と同じくスープの『じっくりコトコトこんがりパン 冷たいコーンポタージュカップ』。文字通り水で作れるインスタント食品なのでお湯を沸かす必要がなく、ざるそばやそうめん、カップ麺よりもお手軽に食べられる優れものだ。
冷水で作ればうっとおしい暑さも吹き飛ばしてくれる冷製食品に早変わり。その気になる味を試してみよう。
アサヒグループ食品『汁なし麺0(ゼロ)中華醤油』
まずは「おどろき麺0(ゼロ)」シリーズの最新作『汁なし麺0(ゼロ)中華醤油』(14.7g・2020年6月1日発売)を実食。本シリーズは寒天とこんにゃく粉で作った糖質ゼロ麺が特徴の商品で、糖質やダイエットに気を使いたい人にぴったり。
これまでに『汁なし麺0(ゼロ)麻辣担々麺』や『おどろき麺0(ゼロ) 旨だしカレー南蛮』などが発売されており、その不思議な麺の食感に驚かされつつもハマってしまう美味しさで好評を得ていた。
この度発売されたのは夏に向けて仕立てられた中華醤油味。醤油ベースのたれに黒酢を効かせているので、さっぱりと食べられるようだ。それでは早速作っていこう。
中に入っている麺の小袋をカップに入れて水を内側の線まで注ぎ、約5分間待機。この時、お湯を入れると麺が溶けてしまうので注意しておこう。
時間になったら蓋をしてカップ焼きそば同様、お湯切り口ならぬ水切り口から水を捨てる。
最後に粉末スープを入れてかき混ぜれば完成だ。小袋に入っている段階では少なすぎると思っていたが、水に戻すと意外とボリュームがあって驚く。「汁なし麺0」は「おどろき麺0(ゼロ)」シリーズの30%ほど体積が増えているとのことだ。
黒酢が効いた鼻通りのいい香りを感じながらひと口。醤油の旨味と黒酢のさっぱりとした味わいが見事な美味しさ。タレ単品だと少々塩辛いが、こんにゃくと寒天で出来た麺と良く絡むとちょうどいい味付けとなっている。
具材には、乾燥味付肉そぼろ、ネギ、ごま、乾燥紅しょうがが入っており、麺に対して量は多いめ。麺だけだと単調になりがちだが、いろんな食感を味わえるから最後まで美味しく食べられた。
これ1食で48kcal、糖質4.5gなら文句なしの美味しさだ。食物繊維も2.9g入っていて健康的。唯一の欠点とすればやはり量の問題。味が濃く満足度は高めだが胃袋に対する物足りなさを感じるので、小腹を満たしたい人や食事制限をしたい人におすすめだ。
なお、『汁なし麺0(ゼロ)胡麻だれ』も同時発売されているので、色んな味を試したい人はこちらもチェックしてみてほしい。
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ポッカサッポロフード&ビバレッジ『じっくりコトコトこんがりパン 冷たいコーンポタージュカップ』
続いては、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社(愛知県名古屋市)の『じっくりコトコトこんがりパン 冷たいコーンポタージュカップ』(26.5g・希望小売価格 税別 160円・2020年4月20日発売)を食べてみよう。
冷製の箱入りインスタントスープや冷製缶入りスープ缶はすでに発売されていたが、カップ入りスープでは業界初の冷製洋風タイプとなる。
水で溶けるようにしただけではなく、夏でもさっぱりと食べられるように通常の温かいスープよりも粘性を落とし、クリーム量が調整されている。コーンポタージュならではの口当たりのコクとさっぱりと飲める味わいを冷たくても両立しているというわけ。
作り方はとても簡単。牛乳または水を注いだらすぐに10秒混ぜるだけ。中身が溶けたらできあがりだ。待機時間もなくとてもお手頃なので暑さにやられた身体でもすぐに食べられるのが嬉しい。
水を使っていてもダマは無くクリーミーな仕上がり。香りが控えめだがここは冷製なので仕方ない。
温度が低い分甘さを感じにくいが、スーパーコーンの優しい甘さは健在。濃厚さは無いがサラサラとしていて飲みやすく、だるい身体にもすんなりと入っていく。
何より冷たいから身体の中までさっぱりとできるのが嬉しい。コクやまろやかさが欲しい場合は牛乳を使った方が良さそうだ。
「こんがりパン」シリーズお馴染みの全粒粉パンがたっぷりと入っているから小腹を満たすのにもぴったり。温製ではすぐに柔らかくなるが、水で戻すとサクサクとした食感なので食べていて楽しい。冷製ならではの美味しさだ。
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いずれも全国のスーパーマーケット、コンビニなどで発売中。
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photo by 尹 哲郎