【ミニせんべい6選】『しゃり蔵』『堅ぶつ』など、コンビニで買えるちょい食べしやすいサイズの煎餅を食べてみた!
量よりも種類を食べたいという時に最適なのが小袋系(ぶら下がり系)菓子。そこで今回はコンビニで良くみかけるミニサイズのおせんべいを特集してみた。題して『コンビニで買えるミニおせんべい6選』。 今までコンビニでおせんべいを買ったことがない人も、どれもおいしい6種類なので、ぜひ食べてみて!
量が少ないから罪悪感も軽い!ミニサイズおせんべいベスト6!
おせんべいとひと口に言っても、厚焼きや薄焼き、堅さなどの食感、もちろん味も多種多様。自分好みの味を探したいときに最適なのがコンビニにある食べきりサイズの「ぶら下がり系おせんべい」だ。
今回は『コンビニで買えるミニおせんべい』として、スタンダードな塩味やちょっと変わったテイストなど6種類をピックアップ! さっそくいってみよう。
亀田製菓『しゃり蔵』
1つ目は、おせんべいやあられといえば!で人気の亀田製菓から登場している『しゃり蔵』(66g・実勢価格 税込129円・発売中)。チャック付きの魚介エキスなどのだしが効いたおせんべいだ。
せんべいとおかきやあられは似て非なるもので、その違いは原料にあり、おかきやあられはもち米、せんべいはうるち米を原料としている。今回はうるち米粉とうるち米、さらにはもち米も使用。
商品名の「しゃり」はお寿司の「しゃり」=お米を意味する。その名の通り表面のつぶつぶも米でできている。
魚介のだし塩味はとてもあっさりとしていて、なんだか落ち着く味。米の粗粒のザクザク感が子気味良い。ひと口サイズなので、おせんべいを頬張ったときに出る大音量のバリバリした音もそこまで出ないのも良い。
チャック付きなので湿気から守れるし、ちょこちょこ食べられるという一石二鳥。歯ごたえを楽しみたい人におすすめ。
Befco 小さなばかうけわさび醤油味
2つ目は、「ばかうけ」や「星食べよ」などでおなじみの栗山米菓(新潟県新潟市)の『Befco 小さなばかうけわさび醤油味』(46g・参考価格 税抜100円 ・2020年7月7日 ファミリーマート先行発売)。香り高い信州安曇野産わさびを使用したわさび醤油味の「ばかうけ」だ。
2019年に発売30周年を迎えた「ばかうけ」は、原料のお米の形をイメージした細長い形が特徴。今まで誕生した味はなんと280種類以上というからすごい。
口に入れた瞬間わさびのフレッシュな辛みがピリッとくるが、辛みがあまり得意じゃない人でも食べられそうな味。
従来の「ばかうけ」は約7cmだが、こちらは約5cm。ガーリックやチキンエキスも入っていてわさび以外にも旨みたっぷり。
コクのある濃いめのしょうゆが追いかけてきてたまらない一品。おつまみにも最適な、大人のおせんべいを堪能したい人にぜひ。
ハッピーターン 夏のやみつきカレー味
3つ目は、楕円形の洋風せんべいの表面にかかった甘じょっぱい「ハッピーパウダー」が特徴の亀田製菓「ハッピーターン」から、『ハッピーターン 夏のやみつきカレー味』(39g・実勢価格 税込118円・発売中)。ターメリックやコリアンダー、クミン、カルダモンなど13種類のスパイスを使ったやみつきカレー味だ。
生地に無数に刻まれたパウダーポケットによって、味の決め手となるハッピーパウダーをしっかりキャッチさせる「パウダーキャッチ製法」を採用。それにより期間限定カレー味のハッピーパウダーもせんべいと密着し離れないので、コク旨カレーのテイストを思う存分味わえるのだ。
パッケージでカレーのルーを混ぜているのは「ハッピーターン」ブランドキャラクターのターン王子。
割ってみると中の方までカレーの色が染みこんでいる箇所がありびっくり。13種類のスパイス同士複雑に絡み合っていて深みを感じるテイスト。
辛みでいうと甘口~中辛といったところ。この夏限定で、暑い時期にさっぱりとしたドリンクと一緒に楽しみたい系おせんべいだった。
厚焼 有明海苔
4つ目は創業70周年を迎えた金吾堂(東京都中野区)の代表作「厚焼」から期間限定で登場した『厚焼 有明海苔』(50g・実勢価格 税込138円・発売中)。
創業以来作り続けているという「厚焼」は国産米を100%使用した、厚焼・堅焼きタイプのおせんべい。
すごく和を感じるパッケージには高級感があり、おせんべいには超特選たまり醤油と、佐賀有明海産海苔を使用したどこから見ても本格派の佇まい。
ごつごつとした昔ながらのおせんべい。生地全体に有明海産海苔が練り込まれている。
厚みは1cm近くあり、食べごたえ抜群。たまり醤油がしっかり染み込んでいて、ほっとする味。スタンダードにお茶と一緒に味わいたいと思った。
ぼんち揚 チキンラーメン味
5つ目は、ぼんち株式会社(大阪府大阪市)が製造する大阪生まれのスナック「ぼんち揚」とチキンラーメンがコラボした『ぼんち揚 チキンラーメン味』(40g・実勢価格 税抜108円・2020年7月27日発売)。
揚げせんといえばこれでしょ! というほど関西の人にはかなり馴染み深いというぼんち揚は、淡い醤油味の揚げおせんべい。カリっと香ばしい食感が人気を博していて、今年で発売60周年を迎えた。
本家「チキンラーメン」と見間違えそうなパッケージには、ぼんち揚公式キャラクターのぼんちネコと「チキンラーメン」のシンボルキャラクターのひよこちゃんが仲良く並んでいる。
「チキンラーメン」のうまみや香ばしさを、独自製法によってカリッとした食感のぼんち揚に活かしたという。手が止まらなくなるタイプの味付けと食感、そして鶏肉を含んだチキンパウダーなど「チキンラーメン」の旨みが上乗せされている。
コロッとしてひと口サイズで食べやすいので、小腹が空いたとき用にカバンに忍ばせておきたい。
堅ぶつ
最後6つ目は、塩で仕上げた厚切り堅揚げ餅の亀田製菓『堅ぶつ』(60g・実勢価格 税込108円・発売中)。
これまで紹介したものは全て、原料のお米はうるち米のみか、うるち米ともち米を併用していたが、こちらは唯一もち米のみを使用。
もち米を原料とする米菓の中でも小型のものは「あられ」、大型のものは「おかき」に分類されるが、これは記者的に「あられ」と判断した。
「堅ぶつ」というからにはかなりの堅さを想像したが、すごく堅いという感じはなく子気味良いザクザク食感。
シンプルにな塩味で、揚げ餅本来の旨みが際立っているように思う。幅広い層に受け入れられるような、ずっと食べ続けられるシンプルイズベストの安定の味わいだった。
小さいけれど食べごたえ抜群!あなたの好みは?
基本的にどれもザクザク食感で本格的な味わいが楽しめて、大満足。コスパも良く100円台で手に入るものばかりなので、コンビニで気軽にゲットしてみてほしい。
photo by 尹 哲郎