コンビニPB(プライベートブランド)比較『ポテチ』編! セブンvsローソンvsファミマ の勝者はどれだッ!?
大手コンビニやスーパーが自ら企画開発するプライベートブランド商品。年々、その数は増え続け、一般的なメーカー商品より一段安い価格の魅力から、積極的に手に取る消費者も多いはず。
「ところで、どこのブランドが一番美味しいの?」
そこで今回は、日本全国のコンビニ店舗数3強、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのプライベートブランドを食べ比べてみた。まずは『ポテチ』編である。
ほんの数年前まで、コンビニのプライベートブランド商品(以下PB商品)は「安いが味は落ちる」といわれていた。中でもポテトチップスに関しては、「一度PB商品を買ってはみたものの、やっぱり大手菓子メーカーの製品の方がおいしい」という声も多く耳にすることも多かったし、記者もそう思っていた。しかし! ポテトチップスはコンビニにとって主力商品。開発部隊が黙っているはずはない。2014年のPBポテチは、こだわりのある質の高い商品が数々登場している!
まずはセブンイレブンのPBポテチから食べてみよう。こちらは『セブンプレミアム 石垣の塩で味付けした厚切りポテト石垣の塩味』という長い商品名。どのコンビニのPB商品よりもとにかくデカい、136gの大容量パックだ。今年の春にリニューアル発売している。厚切りのギザギザチップスに昆布ダシの旨味が加わり、石垣の塩で味付け。
食べてみると、昆布の旨味のおかげで油っぽさはなく、塩の甘みはしっかり感じられてうまい! ジャンクフード感があまりないので、大容量でもあっという間に食べてしまう。1袋560kcalと食べ応え十分なポテチだ。販売価格は198円(税込)。
続いては、ローソンのPBポテチを試食! こちらは『おやつごろ 厚切ザクっとポテトうすしお』1袋65g。さっそく食べてみると、厚切りじゃがいものザクザク食感と、コゲ感と塩のバランスがいい。うすしおだがやや濃いめの印象で、食欲をそそる。
こちらもこんぶエキスパウダーで旨味をプラス。ダシのあっさり仕上げにより、油っぽさがなくなるようだ。大人が食べるとちょっと少なめの1袋65g、365kcal。販売価格は108円(税込)とお得感ばっちり。
そして3品目は、ファミマの『FamilyMart collection ポテトチップスうすしお味』。