スムージーみたいな本気の健康カクテル『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル』【食物繊維入りのお酒】
少し高くても身体にやさしいお酒が飲みたい! というニーズが高まりつつある昨今。そんな声に応えて登場したのが、フルーツや野菜の繊維感が残った『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル』。果汁・野菜汁最大33%のまるでスムージーのような味わいとなった3種類のカクテルの味を確かめてみよう。
野菜とフルーツの繊維感、ここにあり! 本気のヘルシーカクテル、まるでバーのような贅沢な味わい!
社会に多大な影響を与え続けている新型コロナウイルスは幸か不幸か、個人の健康への意識も高めるきっかけとなった。キリンビールの調査によると、休息や睡眠、食の栄養バランスに気をつけるようになったなど、生活の質の変化が起きているようだ。
その影響はお酒にも及んでおり、多少高くても素材感や品質の良いものを楽しみたいというニーズが広がりつつある。この声に応えたのがキリンビールの『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル』(アルコール分4%・250ml缶・コンビニ想定価格 税込229円・2020年9月15日発売)だ。
開発のベースとな考えはスムージーのようなカクテル。フルーツと野菜の美味しさと素材感に着目しており、素材の組み合わせや果汁・野菜汁の割合を変えることで複数の素材が織りなす贅沢な味わいを作り出している。
発売されるのは『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル オレンジmix / 同 レッドmix / 同 グリーンmix』の3種類。早速それぞれの味わいを確かめてみよう。
『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル オレンジmix』
『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル オレンジmix』は、オレンジ・マンゴー・りんご・キャロットを使用した特製カクテル。フルーティな美味しさに仕上げられた新商品だ。
3本の中では1番割合の多い約33%の果汁と野菜汁(果汁18%、野菜汁15%)で構成されており、素材そのものの味をたっぷりと楽しめる1本となっている。また、3本ともに共通して無炭酸であるのも特徴。人気フルーツ味のアルコール飲料はほとんどがチューハイのような炭酸入りなので、これだけでもほかとは違う味わいが楽しめそうだ。
パッケージはまるでジュースのような可愛らしいデザイン。「これはお酒です」の文字をもう少し大きくしないと間違って買ってしまいそうで怖いくらい。容器もジュースでよく見かけるキャップ付き広口ボトルだ。
アルコールの匂いは全くなく、オレンジの少し酸味がかった香りとマンゴーの優しい甘い香りが印象的。
Barで飲むようにゆっくりと味を確かめながらひと口。野菜ジュースかと間違えるほどのオレンジとにんじんの味わい……かと思いきや、すぐにほんのりとアルコールの香りが広がっていく。とても優しい口当たりでアルコールの味が苦手、という人でも飲みやすいはずだ。
全体的に甘さは控えめ。最後はキュッと酸味で締めてくれるから甘ったるさも無い。量は少ないが質の高さが伝わる仕上がりだ。スナック系のおつまみとの相性が良さそうだが、オレンジの果肉入りなのでこれ1本で口を動かしながら飲むというのも面白い。素材感がしっかりと伝わってくる味わいだ。
『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル レッドmix』
『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル レッドmix』は、りんご・アセロラ・トマトを使用した特製カクテル。この組み合わせだけで味の想像がつく通り、爽やかで甘酸っぱく仕上げられた1本となっているようだ。
果汁12%、野菜汁19%と3本の中では最も野菜汁の割合が多くなっており、原材料を見てもトマトの重量比が一番多くなっている。(原材料は重量比の多い順に書かれる)
パッケージはもちろん赤色。こちらも開栓後に軽く振っていただきます。
りんごとトマトの香りを感じながらひと口。まるでグラスから直接飲んでいるような広い飲み口はRTDで飲んでいる印象を忘れさせてくれる。
口に入れた瞬間はりんご感がつよいが、野菜汁が19%と多いだけあってすぐにトマトの味わいがグッと広がっていく。アルコールは他と同じ4%だが少し強く感じる分、お酒らしいカクテルに仕上がっている。
こちらも甘さは控えめ。果肉はすりおろしたりんご(orトマト)の繊維が入っておりサラサラとしていて抵抗感なく飲める。この1本だけでも十分に楽しめるが、アヒージョやアクアパッツァなど、西洋料理との相性が良さそうだ。
『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル グリーンmix』
最後の『キリン ベジバル フルーツ&ベジの特製カクテル グリーンmix』は、ブドウ・リンゴ・キウイフルーツ・トマト・ケール・小松菜を使用した特製カクテル。みずみずしい野菜の味わいを追求した1本だ。
3種類の中では一番少ない果汁・野菜汁20%(果汁10%、野菜汁10%)。その代わり、野菜の種類が多く野菜不足を感じている人にとっても安心しやすい構成となっている。
パッケージは鮮やかなうす緑色。スムージーのような身体に良さそうな色使いでとても美味しそうに見えるが、お酒なので間違えないようにご注意。
開栓するとマスカットの甘い香りがふわり。キウイの酸味や青臭さはなく抵抗感なく飲めそう。
味にもこの香りが反映されており、マスカットをベースとした味わいが広がっていく。小松菜やケールの味は感じにくいのだが、甘さや酸味をぐっと抑え込むようにうっすらとした苦味がプラスされている。3本のなかでは大人向けな味わい。
アクセントにキウイのキュッと尖った酸味がときどき現れるのも面白いポイント。全体的にパンチのない味わいなのでこの酸味を楽しめる人におすすめだ。唐揚げなどの脂物と一緒に飲みたい1本。
繊維感が楽しめる贅沢な味わい。サラッとしているので普段スムージーを飲まない人にもおすすめ
果汁を使ったお酒はコンビニやスーパーでも多く売られているが、果肉や繊維感がここまで楽しめるものは珍しい。スムージーと比べるとサラサラとしているからゴクゴクと飲みやすく、それでいて果肉や繊維の贅沢感があって普段より美味しく楽しめる。
アルコール度数は4%とカクテルとしては低めだが、アルコールの味がほとんどしない分、飲みすぎには注意してほしい。いつもよりも健康に気を付けたお酒ライフを楽しんでみて。
全国のスーパー、コンビニで発売中。
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎