首都圏から約2時間で、天空の白い砂浜体験!『キャラバン登山ツアー@日向山』募集再開!
山頂に到着すると、アッと驚きの風景が目の前に出現。真っ青の空に山頂とは対極の海岸のような砂浜が広がる!?「ここは南国のリゾートビーチか?」と一瞬頭が混乱するような美しい景色。それが日向山(標高1660m/山梨県北杜市)登山の醍醐味だ。登山靴をはじめとする高品質な登山用品ブランドを多数展開していることで知られるキャラバン(東京・豊島区)が協力し開催する『キャラバンツアー登山教室』は、コロナ禍のため今年度のツアーはすべて自粛(中止)してきたが、10月18日開催分から募集を再開した。その再開後初回が『日向山』なのだ。登山初心者にとっても、新型コロナウイルス感染症問題以降の感染予防対策を講じた“新しい登山様式”を知り、安全で楽しい登山を始める絶好のチャンスだ。
登山初心者でも安心な日向山、日帰り登山
登山靴で有名な株式会社キャラバン(東京都豊島区)が協力する『キャラバンツアー登山教室』は、今年度の第1回~第5回のすべての催行をコロナ禍のため中止(開催自粛)してきた。そして秋の紅葉シーズンを迎え、今、ようやくツアー募集を再開する。
開催は10月18日(日)、場所は山梨県北杜市に位置する『日向山(ひなたやま)』。
この日向山、地元の小学校では登山遠足として登る山でもあり、市民にも身近で人気の高い山である。南アルプスの前衛として、お隣りに3,000m級の甲斐駒ヶ岳を従え、北側を望むと八ヶ岳連峰の全貌を眺めることができる眺望を誇る。
そして何より特徴的なのが、山頂付近に広がる雁ヶ原(がんがはら)という真っ白な砂地。
南アルプスのこのあたりは、花崗岩質のため、風化して砂粒となった花崗岩が、まるで白い砂浜のような景観を作り出しているのである。
天気に恵まれれば、真っ青な天空に浮かぶ真っ白な砂浜体験ができるのだ。
登山道は広葉樹の林道で、登山遠足もおこなわれるような場所なので登山道も整備され、歩きやすく初心者でも安心。(日帰り登山装備は必須)
歩行時間は5時間前後で、満足感のある山行を楽しめる。
記者自身も、幼い息子を連れて2度登った経験があり、その経験をもとに書いているので、ここに書いてあることに間違いはない。
当日はプロガイドとキャラバンスタッフが同行してくれる。
初心者にも配慮しながらゆっくりと歩いてくれるので、周囲の景色や自然を感じながら歩けて、誰でも安心して参加できそうだ。
コロナ禍時代の“新しい登山様式”で
人類が初めて経験するコロナ禍は、国民の生活様式に大きな変化をもたらしている。
これは登山を楽しむ際も同様で、これからの登山愛好者は、日本山岳ガイド協会のガイドラインに沿った“新しい登山様式”を守って登山を楽しむのが望ましい。
これは、登山前の事前健康チェックに始まり、移動途中のマスク着用の徹底、山行中のフェイスマスク・スポーツマスク着用の推奨、さらに登山の装備のあり方、行動中のソーシャルディスタンスなど…感染予防の観点から考えられた内容になっている。
これを守ることで、コロナ禍においても、登山を安全に楽しんで、心身をリフレッシュし、新型コロナウイルス感染症問題に打ち勝つ新しい生活基準を目指している。
今回再募集を開始した『キャラバンツアー登山教室』も、この“新しい登山様式”に則って開催されるとのこと。
また開催に先立って、10月13日の19時~20時に、ZOOMツールを活用したオンライン机上講座『コロナ禍での登山の進め方』も無料で実施されるので、気になる方はぜひ参加してほしい。
《催行行程・申込み先など》
日向山は、中央道を使えば首都圏からアクセスしやすくバスツアーにも最適な場所。
今回のツアーも、新宿駅・大泉学園駅から早朝にバスで出発して、夜7時前後には解散できる余裕のある日程となっている。
ツアーの日程・申込み等の詳細情報、オンライン机上講座の申込みは、それぞれ公式サイトの各ページで確認していただきたい。
再開後初の開催は10月18日(日)。参加費用は1万4800円、最低催行人員は10名、申込み締め切りは10月14日となっている。
※Go To トラベルキャンペーン対象予定(10月1日、東京発着が対象に加わった場合)
キャラバンツアー登山教室のお問い合わせは、太平観光株式会社 03-3924-1911 フリーダイヤル0120-108-447 まで。
(持ち物装備や山行に関するお問い合わせは、キャラバンショップ巣鴨店 03-3944-2426まで)
公式サイトはこちら
photo by 尹 哲郎/official images