【冬限定】玉露で旨みプラス! 『伊右衛門 旨み茶葉入り / 焙じ茶 〈冬の味わい〉』【ほうじ茶】
今年4月にリニューアルした「伊右衛門」と「伊右衛門 焙じ茶」が冬仕様になってリニューアル! よりふくよかで豊かな旨味となった『伊右衛門 旨み茶葉入り /焙じ茶 〈冬の味わい〉』の味わいを確かめてみよう。
売れ行き好調!新しくなった「伊右衛門」の冬スタイル
サントリー食品インターナショナルのサントリー緑茶「伊右衛門」はこの4月に史上最大のリニューアルを行い、香りや味わいだけでなく色も淹れたての透き通った緑色の緑茶を再現。売り上げが伸びないと推測されていた飲料市場で前年比約5割増(※出荷ベース)の大躍進を遂げた。
その後、季節毎に合わせたリニューアルを繰り返しており、春は新茶が楽しめる「伊右衛門 新茶入り」、夏はすっきりとした「伊右衛門 水出し抹茶入り/同 焙じ茶 〈夏の味わい〉」、秋は味わい深い「伊右衛門 寝かせ茶葉入り/同 焙じ茶〈秋の味わい〉」が発売されている。その全てを記者は味わってきたがいずれもその季節ならではの味わいを見事に楽しむことができた。
そしてこの度最後の季節である冬の味わいとなった『伊右衛門 旨み茶葉入り / 同 焙じ茶 〈冬の味わい〉』(525mlPET・希望小売価格 税抜140円・2020年10月27日発売)がついに発売。まるで身体を優しく包み込むようなふくよかで豊かな旨みへとリニューアルした。
さっそくそれぞれの味を確かめてみよう。
『伊右衛門 旨み茶葉入り』
『伊右衛門 旨み茶葉入り』は、茶葉に「旨み茶葉(玉露)」を合わせた冬仕様の緑茶。渋みを抑え、コクや旨みをより豊かにしたことでふくよかな香りと旨みを楽しめるようになっている。
ぱっと見は通常の「伊右衛門」のように見えるが、パッケージの左下に「雪輪」や「氷割れ」のイラストが描かれているのが目印だ。もう少し冬らしさを出してわかりやすくして欲しかったが、冬の季節と春の訪れを表す縁起の良い絵柄なので口には出さないでおく。
玉露が入っているせいか若干茶色がかっているが、水色(すいしょく)は淹れたての緑茶のような緑色。
キャップを開けてひと嗅ぎ。秋発売の「伊右衛門 寝かせ茶葉入り」は丸みのある印象だったが、今回は上品な香りがプラスされた印象となっている。
口に含んでみると、雪のようにふわりとした口当たり。それでいて、次第に茶葉の旨みが少しずつ感じられるようになっていく。味わえば味わうほどそのコクの深さと旨みがはっきりとしてくるのが面白い。「旨み茶葉(玉露)」を加えたからこその味わいだろう。
風味も非常によくスーッと抜ける上品な茶葉の香りが気持ちいい。まさにこたつに入りながらじっくりと飲みたくなる1本だ。
『伊右衛門 焙じ茶 〈冬の味わい〉』
続いて『伊右衛門 焙じ茶 〈冬の味わい〉』を検証。こちらは従来の「釜炒り炙り茶」に「玉露焙じ」を加えたことで甘い香りと豊かな旨みをプラスしたもの。「玉露焙じ」とはその名の通り玉露に使う茶葉を炒ったものだ。
パッケージは京友禅の老舗「千總」のデザイナーによる伝統的な和柄を採用。冬の情緒感と華やかさを表現した「椿」や気品ある「白梅」が描かれている。とても可愛らしくて記者好みだ。
鼻を近づけると期待通りの香ばしい香りがふわり。夏や秋のリニューアルではクリアな印象だったが、今回は厚みのある印象に変わっている。
ゴクッとひと口飲んで感じた驚きの旨味。舌に触れた途端に濃厚な味わいが広がっていくのだ。飲み込んだ後にも香ばしい香りが残り続けてその存在感をアピールしてくる。冬の味、というより花が咲き誇るような力強さを感じた。
ただし、食事と合わせるには少々難しそうな印象。味・香りが強くのどを潤すには向いていないだろう。『伊右衛門 焙じ茶 〈冬の味わい〉』をメインに、和菓子などと組み合わせて飲むと美味しそうだ。
ゆったりと旨味を味わいながらリラックスしたいときにおすすめ
秋発売の「伊右衛門 寝かせ茶葉入り/同 焙じ茶〈秋の味わい〉」と比べると、より味の輪郭がはっきりとした味わいになった『伊右衛門 旨み茶葉入り / 同 焙じ茶 〈冬の味わい〉』。どちらもお茶単品で楽しめるだけのポテンシャルがあるので、ぜひじっくりとこたつに入りながら楽しんで見てほしい。
全国のスーパー、コンビニで発売中。
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photo by 尹 哲郎